DUGOUT ACCIDENT (完全生産限定盤)CD+2DVD+Special Booklet
- トイズファクトリー (2015年7月21日発売)
- Amazon.co.jp ・音楽
- / ISBN・EAN: 4988061865232
感想・レビュー・書評
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「端役、伏兵、大暴れ」
こんなアルバムを待ってた!!
この完全生産限定盤は、シングル曲一切無し・インディーズ期の曲2曲・新曲2曲全16曲のセレクションアルバムに加えて、
ライブDVDが2枚(うち1枚は下北沢CLUB Queでのプレミアムライブ)、
映像収録されてない過去のMV5曲(オリオンをなぞる、流星のスコール、さよならサマータイムマシン、天国と地獄、シュガーソングとビターステップ)、
ユニゾンの10年間を辿る対談と本盤収録曲の3人各々の解説付きの豪華ブックレット
こんな豪華セットでたったの¥6500+税って、いくらなんでも太っ腹すぎるでしょ田淵さん!!って叫びたくなっちゃうくらいファン想いな豪華盤だと思います。
確か3タイプ出ていたと思うのだけど、ユニゾンが好きな人ならこの豪華盤を選んで損はないと思います。多少背伸びしてでも完全生産限定盤を選ぶのが個人的にはおすすめ。
「ユニゾン?あーあのMステで大暴れしてたアレか笑」
「ユニゾン?あーあの甘くて苦くて目が回りそうな人たち」
「最近ユニゾンスクエアなんとかって名前をよく見かけるんだけどもさ、何?」
ていうことなら、完全生産限定盤は値段の割にちょっと濃すぎると思うのでもう少しお求めやすい価格で通常盤のAかBでCDをメインに聴いてほしいな、という感じです。ライブが素敵なバンドなので是非ライブDVDも見ていただきたいところなのだけど。
何ならレンタルでCDだけ聴いてみて、良かったらDVD付き買ってみようかななんてでもいいと思いますー。
ただ、楽曲自体はノーシングルなのでやっぱり結構なクセはあると思います。「ベスト盤」ではなく「セレクションアルバム」なので。
「ユニゾンの入り口」っちゃあ「入り口」だとは思うけど、個人的にはちょっと違う気がする。
インターネットにも公式で上がっているシングル曲がやっぱり「入り口の入り口」で、そこへ立った人へ「いや、でもそれだけがユニゾンじゃないんすよ」といってスッと差し出されるのがこの入り口「DUGOUT ACCIDENT」だな、と、勝手に思っています(笑)
なんにせよ、私はこの限定盤ひとつでこんなにも楽しませてもらってて、あと3000円くらい払ってもいいのにと思っているクチですから。本当にありがとうございます。
~以下、個人的備忘録~
相変わらず帯の謳い文句が好き。
この言葉の選び方はやっぱり田淵さんだと思うのだけど。違うのかな。
以前からなんとなくぽかーんと、「ユニゾンがベスト作るとしたらシングル曲だの有名曲だのにこだわらないめちゃマニアックなベスト(それはベストなのかしらん笑)なんじゃないのかな。絶対面白いから是非とも聴いてみたい」と思っていました。だから「ほらね、やっぱり!!(どやぁ)」感がすごかった(笑)
けど、まさかシングル曲一切無しとは思わなかったし、未音源化曲が3曲も入るとは思わなかったから「ほらね、やっぱり!!(やられた!!)」ていう気持ちも大きかったです。そもそも、「ベスト盤」っていう呼び方じゃないし。
ユニゾンは期待通りってこと絶対ないよね、必ず期待のはるか斜め上をいく。
あともうひとつずっと考えてたのが「全部再録音のベスト」(とにかく「普通じゃない」考え方でベストを作るとしたら有名曲無視とコレしか思いつかんかった)。
流石に全曲再録音はなかったけど、初期の3曲が「D.A style」として再録音で収録されていて嬉しい。とにかく「ガリレオのショーケース」の再録音がめちゃくちゃ嬉しい。念願。音楽とか楽器のことよくわかんないけど、すごく技術レベルがあがってることはよくよくわかる。上手くなったと感じるのと同時に、再録音は大人になったなぁって感じの音がする気がする。
~「アンドロメダ」、「夕凪、アンサンブル」について~
いきなりフルオーケストラでびっくりした「アンドロメダ」。鳥肌立つくらい壮大で、斎藤さんにぴったりな曲だと思った。すごい表現力。だけど、田淵さんも鈴木さんもいないのはやっぱりちょっとさびしいかな(笑)次の「フルカラープログラム」がドカンと始まることで鈴木さんが登場し、田淵さんが登場し、で、3人揃って晴れやかなステージの幕開け、っていうイメージが浮かぶ。
つづく。。。(笑)