それちょっと、数字で説明してくれる? と言われて困らない できる人のデータ・統計術 [Kindle]

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  • ■この本の紹介
    データ分析・ロジカルシンキングを武器とした課題解決トレーナーの筆者が紹介する「数字×ロジカルシンキング」の使い方の本。 

    ■この本をなぜ読んだ?(Q1?)
    効率的に「効く」分析をしたい。日頃の仕事にデータや論理性を加えて、アウトプットを高められるようになりたいため。

    ■何を学んだ?(Q2?)
    ・「グラフを作って終わり」にしないために まず、「仮説」を立てる

    ・仮説を立てれば、データと課題をつなぎ合わせられる

    ・仮説には、WHAT型とWHY型がある
    ◎WHAT型仮説 どこに問題があるかを調べる  
    ◎WHY型仮説 なぜ問題が起こるのかを調べる

    ・仮説の型
    「○○が××だと、△△が□□だ」

    ・課題を見つけるために、課題があぶり出されるポイントまで分解する

    ・軸の上で比較して、差を見つける。軸を決めるためポイントは3つ
    (1)課題(目的)へのインパクトはあるのか  
    (2)コントローラブルか確認する=こちらで動かせない要素は一旦捨てる  
    (3)そもそもデータが入手可能か

    ・「Garbage-in Garbage-out」
    偏ったインプットからは、偏った答えしか出てこない。

    ・分析の流れ
    ①課題(目的)を確認
    ②全体像を把握
    ③(WHAT型仮説)様々な軸で比較し、課題ポイントを絞り込む
    ④(WHY型仮説)要因を特定する

    ・2つの軸と3つの視点の「比較」で差を見つける
    2つの軸(何を)
    ①大きさや比率
    ②バラつき
    3つの視点(どうやって)
    ①スナップショット(一定期間のデータを集約して)
    ②トレンド(時系列て)
    ③ポジショニング(2軸に置いて)

    ・分析した結果をアウトプットするときに気をつけること
    スライドタイトルがメッセージとして端的に表われているかどうか(「このスライドは何を示したものか」という、説明表記は、右上に小さく表示しておけばよい)

    ■どう活かす?(Q3?)
    「課題を見つけるために具体的にどうアプローチするか?」から、「いざ要因特定でき、その対応の承認をとるためには」というところまで、体系的に語られておりイメージがわいた。
    データ分析に限らず、「課題をどう分解するか?」「どう見せるか?」という部分の参考にしたい。

    ■20字まとめ(1P?)
    データとロジックで、もっと伝わるアウトプットを

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著者プロフィール

データ&ストーリー LLC代表。多摩大学大学院客員教授。1972年、神奈川県生まれ。慶応義塾大学理工学部卒業後、日立製作所入社。在職中に欧米両方のビジネススクールにて学び、2003年MBAを取得。Academic Award受賞。2004年日産自動車へ転職。海外マーケティング&セールス部門、ビジネス改革グループマネージャ等を経て現職。グローバル組織の中で、数々の経営課題の解決、ビジネス改革プロジェクトのパイロットを務める。

「2017年 『上司からYESを引き出す! 「即決される」資料作成術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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