それちょっと、数字で説明してくれる? と言われて困らない できる人のデータ・統計術 [Kindle]
- SBクリエイティブ (2015年7月30日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (263ページ)
感想・レビュー・書評
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■この本の紹介
データ分析・ロジカルシンキングを武器とした課題解決トレーナーの筆者が紹介する「数字×ロジカルシンキング」の使い方の本。
■この本をなぜ読んだ?(Q1?)
効率的に「効く」分析をしたい。日頃の仕事にデータや論理性を加えて、アウトプットを高められるようになりたいため。
■何を学んだ?(Q2?)
・「グラフを作って終わり」にしないために まず、「仮説」を立てる
・仮説を立てれば、データと課題をつなぎ合わせられる
・仮説には、WHAT型とWHY型がある
◎WHAT型仮説 どこに問題があるかを調べる
◎WHY型仮説 なぜ問題が起こるのかを調べる
・仮説の型
「○○が××だと、△△が□□だ」
・課題を見つけるために、課題があぶり出されるポイントまで分解する
・軸の上で比較して、差を見つける。軸を決めるためポイントは3つ
(1)課題(目的)へのインパクトはあるのか
(2)コントローラブルか確認する=こちらで動かせない要素は一旦捨てる
(3)そもそもデータが入手可能か
・「Garbage-in Garbage-out」
偏ったインプットからは、偏った答えしか出てこない。
・分析の流れ
①課題(目的)を確認
②全体像を把握
③(WHAT型仮説)様々な軸で比較し、課題ポイントを絞り込む
④(WHY型仮説)要因を特定する
・2つの軸と3つの視点の「比較」で差を見つける
2つの軸(何を)
①大きさや比率
②バラつき
3つの視点(どうやって)
①スナップショット(一定期間のデータを集約して)
②トレンド(時系列て)
③ポジショニング(2軸に置いて)
・分析した結果をアウトプットするときに気をつけること
スライドタイトルがメッセージとして端的に表われているかどうか(「このスライドは何を示したものか」という、説明表記は、右上に小さく表示しておけばよい)
■どう活かす?(Q3?)
「課題を見つけるために具体的にどうアプローチするか?」から、「いざ要因特定でき、その対応の承認をとるためには」というところまで、体系的に語られておりイメージがわいた。
データ分析に限らず、「課題をどう分解するか?」「どう見せるか?」という部分の参考にしたい。
■20字まとめ(1P?)
データとロジックで、もっと伝わるアウトプットを詳細をみるコメント0件をすべて表示