田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」 [Kindle]

著者 :
  • 講談社
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  • スローライフと、高付加高価格戦略の組み合わせパン屋の本。天然酵母をより分けるために、色とりどりのカビの山を一度口に入れるプロセス以外には特に読みどころなし。

  • 2016年に読んだ本で最も印象的、勉強になった本。実際にタルマーリーへ行って知った。
    わかっていたのに知らなかった、資本主義社会の仕組み、行き着くところの有様。時間を消耗して、手に入れているものは何か?私はこれを目指していたのか?豊かさって何でしょうか。たくさん考えるきっかけになりました。

  • 視点として面白い。無理に作ったものと自然界の菌を掛け合わせると、腐敗の方向に働く。強いものが生き残る。そのような話とマルクスがかけあっており、今まであまり考えたことなかったアプローチで面白かった。

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著者プロフィール

1971年生まれ。東京都東大和市出身。23歳でハンガリーに滞在。25歳で千葉大学園芸学部入学。農産物流通会社に勤務後、 31歳でパン修業を開始。2008年千葉県いすみ市で、自家製酵母と国産小麦で作るパン屋タルマーリー開業。10代にパンクバンド活動で培ったDIY精神から、起業後は自力で店を改装。2011年岡山県に移転し、野生の麹菌採取に成功。2015年鳥取県智頭町に移転。パンの技術を応用し、野生の菌だけで発酵させるビール醸造を開始。著書に『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』(講談社)、『菌の声を聴け』(ミシマ社)。

「2022年 『撤退論 歴史のパラダイム転換にむけて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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