ぬいぐるみ警部の帰還 (創元推理文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • ぬいぐるみ好きの音無警部の短編。 バカミスを期待して読んだので、ハードルが上がりすぎていたかも。期待通りのものもあれば、そうでないものも。
    起訴するのは難しそうな気がする。
    キャラ設定が面白い。このシリーズの音無警部と則竹捜査官の絡みはこの先もっと面白くなりそう。

  • 警部はクレバーだしかっこいいんだろうけど、
    終わりがいつも、「え、ここで?」とびっくりする。余韻とかは、いっさいない感じは、
    軽く読みたい人にはいいのかな?

  • アレ〜なんか帰還って名前ついてる第一作なくらいだし短編連作的な逆転があるのかと思ったら普通に終わったぞと思ったらこれ二作目なのかよ!!(第一作は「赤い糸の呻き」)シリーズものとしてあまりに不親切
    赤い糸の呻きはしょうがないから別途読むとして、超能力事件簿並みにキャラが全員濃ゆいしどんどん薔薇百合色が濃くなっていくなとは思うんですがこれは西澤さんの個性だしね……そこが濃すぎるところを除けば相変わらずスカっとするホワイダニット系でメッチャ面白かった〜!!シュキ

  • 2時間ドラマの脚本みたいな話が多い。ぬいぐるみ好きの警部、という設定は全く生かされていない。ぬいぐるみは登場するにはするが、ぬいぐるみが話に必要不可欠な要素というわけではなくただ登場しているだけだ。話のしばりとしてぬいぐるみを登場させること、というの程度のもの。
    この作者特有の会話の面白さは結構あるけど、推理のページが長いので、その会話が短い。
    小粒な短編集。

  • ぬいぐるみをこよなく愛するイケメン警部と
    色々と残念な部下達の、短編ミステリ。
    噛み合わない面々と推理のギャップが楽しめます。

  • 重くなく、読みやすい。
    ぬいぐるみ警部の心の内はほとんど描写されない。

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著者プロフィール

1960年高知県生まれ。米エカード大学創作法専修卒業。
『聯殺』が第1回鮎川哲也賞の最終候補となり、1995年に『解体諸因』でデビュー。同年、『七回死んだ男』を上梓。
本格ミステリとSFの融合をはじめ、多彩な作風で次々に話題作を発表する。
近著に『夢の迷い路』、『沈黙の目撃者』、『逢魔が刻 腕貫探偵リブート』などがある。

「2023年 『夢魔の牢獄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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