リトル・フォレスト 冬・春 [DVD]

監督 : 森淳一 
出演 : 橋本愛  三浦貴大  松岡茉優  温水洋一  桐島かれん 
  • 松竹
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感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105070349

感想・レビュー・書評

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  • 橋本愛が しっとりして 淡々と 
    田舎に 足をおろして生活している。
    こういう生活が 今の若い人には 憧れなのかもしれない。
    と思ったら 日本と言う国の
    時代が大きく変わったと思う。

    自給自足の生活にちかい。
    畑や川や山から、旬のものをとり、
    丁寧に 下ごしらえをして、
    その最適で素朴でシンプルな料理をつくり
    静かに いただく。
    『美味しい』という言葉もなく、表情で伝える。
    女優として 成長した 感じがある。
    アイドル という殻を破って。
    清々しささえ感じさせる。

    冬から見た。
    寒さが調味料 というフレーズがぐさり。
    ダイコンの寒干し。凍みダイコン。
    音がなく シーンとしている。
    桐島カレンの母親/福子の 雰囲気が 不思議だ。
    なぜ、そこに住み着いたのか?
    そして、逃げてしまったのか?
    はっと。アズキ。
    つきたてのモチと砂糖納豆。納豆の作り方がなるほど。
    でも、豆が大粒だったね。小粒の方があうと思うけど。
    2色 ケーキ。
    干し柿。酢の物と合わせる。
    蜂蜜入り卵焼き。弁当がステキである。


    サクラがきれい。季節が変わる。
    サンソウがさりげなく 移されて行く。
    日本の自然の豊かさを 知る。
    フキノトウで、味噌をつくる。バッケ味噌。
    つくし。袴をとり、佃煮にする。春を食べる。
    ジャガイモの植え方が 新鮮。
    独り立ちした いち子/橋本愛。
    サケマスとノビルのパスタ。

    街に出かけ、そして 故郷にもどる。
    そんな風に、帰るところがあるのが良いのだ。

  • 岩手県の寒村を舞台に20代の若い女の子が一人で自給自足生活をする作品です。舞台となった岩手県の衣川をわかる人がいれば、僕と楽しく話のできるレベルの人だと思います。でも、必ず社会の教科書に一度は出てきそうな地名なんですけどね~。


    衣川は源義経と武蔵坊弁慶の終焉の地です。まぁ~歴史マニアなら瞬時に回答は出てきますね~。

    「リトル・フォレスト」
    https://www.youtube.com/watch?v=WkOdrt_bTO8

    三浦貴大君はやっぱりいいですね~!さすがに超良血の生まれということもあるが、親の七光りなどということはない実力者に感じる。お父さんの友和さんに似てきた感はありますが、いい演技する。おまけだが先日のお父さんのコメントは格好良かったわ~。


    夏からスタートして春を終章とする田舎の四季の移り変わりと食が美しく描かれている。夏・秋は純粋感があり、見やすいのだが冬・春になると少し人間味が出すぎてどこか中だるみというか締まりがない。まぁ~それは若手の演技なだけに仕方がないのかもしれない。大御所のワンポイントリリーフでぐっと引き締まったんじゃないかなぁ~それでもこれは好きな作品には間違いない!

  • 夏・秋に引き続き。

    そして、どう生きるかの選択。
    いやそんな大それたどんでん返しはないけれど、淡々とした日々の中で変化していってるんだなぁ。

    まさに、らせんなのだなぁ。

  • 疲れたときに見るととてもゆったりした気持ちになれる作品。

    作中でもゆったりと進む時間はとても気持ちがよく、何も考えずに見ることが出来る
    四季とともにうつろう自然の景色や恵みを主人公と一緒に堪能できる気持ちになる。

  • リトルなフォレスト…小さな森?小森!?
    ユリイカー!!
    とても美しい映画でした。また観よう。

  • 夏秋があって 冬があるから
    春があるのだ。
    そんな当たり前のことが すごく沁みた。

    イチ子は ちゃんと向き合えたんだな。
    よかったな。

    最後のお祭りの部分は ちょっと違和感あったけどww


    つくしのこと「健気に天を目指す、大地の小さな精霊。」
    なんて言えるのって カッコイイな♡

  • 東北の田舎の生活がリアルに描かれていると思っていたら、奥州市で一年にもわたり撮影していたと知って納得。
    良さも辛さも楽しさもギュッと詰まっていると思った。

  • スローライフ、何度も見たくなる映画

  • wowowで夏秋冬春の順番で視聴。

    四季折々の旬の食材で作る料理を見ていると、匂いがテレビ越しに伝わってくるようで、とてもお腹が空いてくる。

    小森での生活は季節を通じてその時期その時期に応じて生活をする。昔と比べて温暖化や電化製品の普及、また生活環境(もしくは習慣)の変化により生活の中で季節を感じることが減ってきた感じがするが、小森では自給自足の生活がメインになるので季節を意識せずにはいられない。

    季節ごとに変わる、食材、景色、生活を味わうことが出来る作品◎

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