WIRED VOL.17 (GQ JAPAN 2015年8月号増刊)/特集 NEW FOOD

著者 :
制作 : WIRED編集部 
  • コンデナスト・ジャパン
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  • Amazon.co.jp ・雑誌
  • / ISBN・EAN: 4910153120851

感想・レビュー・書評

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  • ・ティルマンスにとって、アートとは、これまでに生み出された芸術作品のすべてを取り込んで流れる文脈を意識しながら、それは本当に可能か、自分にできるのかと自問すること。
    ・フェティシズムとは、一つのもののなかに二つの要素を見て取る力。アートには不可欠な力。
    フェティシストであることで、多方向にベクトルを持ったアプローチを手に入れることができる。

    ・北極圏の種子貯蔵庫。
    日本からは、味噌用の大豆ただ一種しかデポジットされていない。


    ・完全食ソイレント。
    これからの食事は、効用や昨日のための食事と、体験や社交のための食事のふたつに分かれていくだろう。

    ・uberをつかったオンデマンド食材配達。
    むしろ車内でつくる、など。

    ・シェフ、ワトソンという人工知能がついた料理用コンピューター。
    人類はまだ、0.00000001%の料理にしか出会えていない。
    コンピューターを使うことで、何千兆ものアイデアを一気にためしてみることが出来る。

    ・腸内細菌はひとりずつ違う。だから、欲しているものや食べるべきものもひとりひとり違っていて当たり前。

    ・米田肇というシェフ。
    生命原始の海、という名のスープ。

    ・食べることは、破壊行為であり、同化行為でもある。

    ・発酵の可能性。
    人間が行動の主体になる。
    人と人とを媒介するメディアとしての発酵。

    ・食の未来とは、土地利用の未来であり、都市の未来でもある。
    ・人間の存在そのものが、微生物を抱える生態系である。

    ・20世紀は、プロセス(加工)の歴史。
    これからは、発酵を重視することに可能性があるのではないか。バイオ。

    ・糸井重里。動機、実行、集合。

    ・世界のブランクをうめ、見失われがちなストーリーラインを埋めること。これからのデザイナーが社会で果たしていくべき役割。

  • 「スタートアップがするべきころは世界を変えること」「われわれは革新的であり続けたいし、これからも物議をかもしたい」「新しいアイデアのほとんどは新しいものではない。ただ実行されなかったか、市場が適切でなかった」

  • 「食」もテクノロジーなのですなぁ。

  •  New Food。新たな時代の食。これは、次の世代に残すべき最大のテーマであり、今の人が目を背けていることでもある。ITとゲノムの進化で一気に変わった食。特集では、食べるのをやめてサプリ的なもので栄養を取得できる生活が可能になりつつあること、ITでどこで何を作って、誰が食べるのか管理ができる一方で、食の標準化が進んでいることで、逆に何を食べたらいいかわかない、逆選択の常態になっていること。歪みには、フードトラックや地産地消という逆の考え方が見直され、利便性に畏怖し、安心を買う人も出て来ている。ソイレント、フードハブ等のキーワードはもはや未来ではない。なにを、なぜ、どう、食べる?このテーマは確り考えていかないといけない。

  • 2015/07/17 購入。エディトリアル的には見やすくなったけど、内容的には昔のような輝きがなくなった気がする。個々の記事で面白いものもあるが特集テーマがぴんと来ない。

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