悼む人 [DVD]

出演 : 高良健吾  石田ゆり子  井浦新  貫地谷しほり  椎名桔平  大竹しのぶ 
  • TCエンタテインメント
2.53
  • (1)
  • (10)
  • (33)
  • (21)
  • (14)
本棚登録 : 141
感想 : 38
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4562474165136

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 不慮の死を遂げた死者の追悼を目的に、全国の旅を続けている坂築静人(高良健吾)。そんな彼の行動を疑問に感じる雑誌記者の蒔野は、その真意を暴くべく静人の周囲を調査する。一方、過去に殺した夫の亡霊につきまとわれる奈義倖世(石田ゆり子)は、出所後に訪れた殺害現場で静人と出会い、彼の旅に同行する。
    「シネマトゥディ」より

    いろんな感情が渦巻いてすぐには感想が出てこない感じ.
    ことばにならないいろいろがつまっている.

  • かなり前に原作を読みました。大竹しのぶさんと石田ゆり子さんが出演していることもあり、観ました。お二人の演技には満足。ただ、天童荒太さんの世界観には、どうも合わないんですよねえ、私には。

  • 家族が大変なのにのんびり歩いて、悼んでおりました、ってうけつけない。
    聖書ひろめてる変な男にしか見えず。

    ラストに私の中にあなたはいるって言いあうふたりに違和感のみ。

  • 設定、問題提起は面白いが、表現としてはどうかな

  • 2015年 日本 138分
    監督:堤幸彦
    原作:天童荒太『悼む人』
    出演:高良健吾/石田ゆり子/井浦新/椎名桔平/大竹しのぶ/平田満/貫地谷しほり/山本裕典/眞島秀和/戸田恵子
    https://web.archive.org/web/20150127002046/http://hon.bunshun.jp/sp/itamuhito

    静人(高良健吾)は、新聞の死亡欄などを見て不慮の死を遂げた人々を悼むため、バックパッカーのように日本全国を旅して歩いている。その旅の中で彼はさまざまな人々に出会うが…。

    原作は未読。タイトルのイメージで、なんとなくもっと静かな作品をイメージしていたら、意外にもエロス&バイオレンスなエピソードが多々あり驚いた。静人自身に関わる部分はそれほどバイオレンスではないけれど、彼に関わってくるひとたちの事情がちょっと異常なパターンが多い。人の死にたいして必要以上にデリケートで繊細だった静人が、あかの他人を悼んで回るのは、人のためというよりどちらかというと自分自身を救済するためだろう。

    しかし社会不適合者の烙印を押されてしまった彼のせいで、すでに妊娠している妹・美汐(貫地谷しほり)の婚約は破談になり、さらに母の巡子(大竹しのぶ)は末期がんで余命いくばくもない中闘病している。そんなことは露知らず、旅を続ける静人は、失礼ながらちょっと自己中心的かもと思ってしまった。

    ゲスで下品な記者の蒔野は、取材場所で偶然、静人と出会い興味を持ち、彼の行動を嗅ぎまわる。蒔野自身は、幼い頃父親が愛人を作って出て行き、捨てれらた母は孤独死、彼自身も誰も愛せず、死期のせまった父の再婚相手が、父親が彼に会いたがっていると伝えに来ても無視し続けている。そういう人間なので静人やその家族にも攻撃的で、勝手にネットのサイトで静人の情報を募ったりもする。結局会わないまま父親の死んだ夜、女子中学生を買春していた彼は、仲介していたチンピラを挑発してすぎて報復を受けることに。このへんのバイオレンスっぷりが酷い。

    奈儀倖世(石田ゆり子)は彼女が殺した夫・朔也(井浦新)を悼みに来た静人と知り合い、自分の殺人の事情を打ち明け、彼の旅に同行するうちに静人と惹かれあうようになる。倖世は罪悪感から今も、イマジナリー・自分が殺した夫と常に会話している。この倖世の半生がもう地獄。なぜかDV男にばかり惹かれる母親の連れてくる彼氏にレイプされたり、大人になってから彼女自身もなぜか寄ってくるのはDV男ばかり、傷だらけになって母の遺骨を納めにきた寺で、僧侶の息子でとても親切な朔也と出会い再婚するが、この朔也は愛する女に殺されたいというサイコな嗜好の持ち主で、倖世に自分を殺させようとする。

    旅の途中、いじめで殺された息子のことで苦しんできた両親(麻生祐未・山崎一)が、静人の言葉に救われるくだりなどはとても良かった。こういう、静人の「喪の仕事」により救われる人のエピソードがもっと積み重ねられるタイプの物語なら良かったのだけど、どうも蒔野や倖世のエピソードがバイオレンスすぎてきつかった。下品な椎名桔平、サイコな井浦新、薄幸なのに妙にエロい石田ゆり子、それぞれ熱演で良かったけど。

    最終的には、母の死と妹の出産が一つ屋根の下で同時に起こるベタな展開。大竹しのぶがさすがの存在感で、終盤ほとんど彼女の独壇場。ずっとラブラブな平田満との夫婦関係もとても良かった。

    全体的に盛りだくさんすぎたのだと思う。小説なら盛れる量のエピソードが、映画だとただただ長尺になるだけで、やや疲れてしまった。たとえば妹の破談のくだりをあんなに長々やる必要はなかったと思う。省ける場面がもっとあったように思った。反面、静人がそれほど倖世に惹かれているとわかるエピソードはなかったので、二人のあのシーンはやや唐突だった。堤幸彦がこういう作品を撮るのか、という意外性はありました。

  • 映像は綺麗だったけれども、
    やはり原作が放つ独特の空気感と、
    悼みに対する意味付け、
    生と死の対比、そして愛について、
    それぞれの深い葛藤の物語を2時間ちょっとに入れ込むのは、
    大変な困難なのだと確認したにすぎなかった。

    原作を読んでいなければ、
    もう少し評価できたのだろうか。
    いや、
    一体何の物語なのか理解できずに終わった気がする。
    『悪人』の映像化に匹敵する残念さ。



    役者の演技は素晴らしかったが、
    個人的に記者は佐藤浩市か大森南朋で、
    朔也は市川海老蔵以外のイメージはなかったな。
    石田ゆり子は薄幸な感じと、
    そこにある自分勝手さを体現していて総じて良かった。
    大竹しのぶも良かったが、
    イメージではりりぃかなぁ…。

    そして静人は誰が演じるとよいのか、
    一向にピンとこない。
    舞台では向井理だったが、やはりピンとこない。

  • これは原作を読みたいな。原作は素晴らしいのではと思うのだけど、映画としてはちょっと過剰演出な感じがしてあまり入り込めなかった。

  • 昔読んだ原作はいまひとつ掴みどころがなかったのですが、あの長い小説を読んでいくうちに主人公の不思議な行動の理由がわかってくる感じがありました。でもこの短い尺の映画の中では、主人公の奇異な行動の説明としては説得力がなかったかもしれません。

    ただ、死への向き合い方として、「なぜ死んだのか」ではなく「死んだ人が誰に愛されたか」という考え方は興味深くもありますが、その考えが、椎名桔平演ずるヤクザな雑誌記者の心境を変えたことは確かです。

  • この原作となった本を知らない。どういった内容の映画かしらない。予備知識なく観ると、よく分からないかも。それでも、なんとなく楽しめました。多くを語らず黙々と内に込めた思いの行動に突き進む青年、高良健吾らしい役で上手く演じていると思います。

    石田ゆり子スッピンメイクにより綺麗さと艶さを感じてしまう。アウトローの雑誌記者に椎名桔平。やさグレタ感が良かった。癌で末期な母親に大竹しのぶ。それに寄り添い見守る事しか出来ない父親の平田満。あと、石田ゆり子の背後霊的にいる井浦新。

    それぞれに役者と役柄はハマっていたと思います。ただ、物語的には、深いようで浅いのか、浅いようでホントに浅かったのか。どっちだろう。

  • 日本映画って感じ

    理解できないとこ多い

    結局何がしたかったのか?

    人の死を赤の他人が悼んでくれてもそれって慰めになるのか?

    映画で見た目が綺麗だから許されるだけで、本当にあったら捕まるわ
    というか本当に良くないことだと思う

    結局自分は何も出来てなくて幸せじゃないし
    中途半端な人だし

    なんか嫌な感じやな

  • 世の中いろいろな人がいるんだな、と思った。けど、大竹しのぶ演じる癌のお母さん以外全くどのキャラにも感情移入できず・・・。原作を読んだ時は心に響くものがあったと思ったのに。なぜだろう。
    実際に悼んでる場面を映像で見た時に、妙な動きが不審者にしか見えなかったのが衝撃だったけど、そのせいかな。難しい。

  • □ 1614.
    <観た日>
    2016/3/27~2016/3/28

  • 不幸や死に対して寄り添う気持ちが日々の生活の中で薄れていく。どうしようもないことだが、あまりに優しく潔癖な静人は自分が許せなかったのだろう。哀しいなあ。でもそれで救われる人もいるんだろう。大竹しのぶさんの演技が凄かった。石田さんの目の表情も印象に残った。
    ただ、本を先に読めば良かったかな。

  • 観賞した。ユウーチューブで、鶴瓶と石田ゆり子の映画の予告ラジオがあったので見た。楽しみにしていたが、自分としては、明るく楽しいハッピーエンドのドラマが好きなので、このような話は、困ったなという感じで、出てくる登場人物になりたいと思えないぐらい、背負ってるものが、重そうであった。

  • 多くの方々と別れをしてきているが、ちゃんと自分はその度に、あるいは時に悼んでいるのだろうか
    少なくとも親しい間柄であれば、繰り返してはいる
    憎しみではなく愛で相手を思い続けてゆきたい

  • 静人という人間については最後まで腑に落ちないし、理解できない。
    奈義という女も、理解できなかった。
    そもそも天童作品と価値観が合わないんだろうなぁと思ったので、結果的に心に残るとかまた見たいとか感じたりはしなかった。
    ただ、大竹しのぶさんと椎名桔平さんの迫力がすごすぎる。ただただ大竹さんがすごい。それだけでも見てよかったなぁと思う。
    あと井浦新のぶっとんだサイコパスな夫がはまりすぎてて恐怖感すら残る。

  • 死生観について、いろんな角度から考えさせられるものだった。世の中クリーンになってきて、中々死に直面すること、また直面せずとも向き合うことがかつてに比べたら少なくなり。世界に目を向ければまだまだそんなとこたくさんあるんだろうけども、日本なんか特に安全ボケしてるところがある。血縁もそこそこな核家族になり、効率化、合理化の中に生きている。はた、と止まって、自分のみの周りの亡くなった人たちのことを思い出すとか、覚えておくってことってどんな意味があるんだろう。悼むってどんな意味があるんだろうと、一風変わった主人公の描写の中で伝えようとしてる作品だと思います。
    この難しいストーリーをこうやって映像化するのか、とそこも味わって見れました。

  • 重いテーマだからこそ、明るく演出するのが手腕

  • 原作既読。

    自分は原作で感動できなかった人なので、この映画を見てもやはり感動はできなかった。
    だが役者陣はかなり豪華だし、映像となって視覚的に表現されると
    色々なものが生々しくも感じた。

    丁寧に原作を端折ってはいるものの忠実に作られていると思う。

    戸田恵子さんがほっとする感じで良かった。

    また、悼む姿は美しく、儀式のようだった。

  • 自分の中で様々なことを考えることとなる話ではないかと感じます。
    最高にハッピーで楽しい!っていう雰囲気ではないですが、ついついみいってしまいます。

全32件中 1 - 20件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×