ブッダ伝 生涯と思想 (角川ソフィア文庫) [Kindle]

  • KADOKAWA (2015年5月25日発売)
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みんなの感想まとめ

ブッダの生涯と思想を深く掘り下げる本書は、彼の悟りや哲学的背景を理解するための貴重な一冊です。著者は、ブッダが新興商人たちに受け入れられた理由として、当時の社会構造への反発を挙げており、その視点は現代...

感想・レビュー・書評

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  • 「ブッダという男」の参考文献で手に取ったけど、出家した直後までと最後のあたりぐらいまでしか物理的に読めなかった。どうも経典の引用が個人的に肌にあわないと気がついた感。なので拾い読みになってしまった。◆「一切の形成されたものは無常である」(諸行無常) 「一切の形成されたものは苦しみである」(一切皆苦) 「一切の事物は我ならざるものである」(諸法非我)◆仏教に特定の教義がないといっても、その底に流れる思想は定まっていました。過去の因習や習慣、既成の信条や宗教にとらわれることなく、いま生きている人間をあるがままに見て、安心立命の境地を得るようにさせることです。◆「さあ、修行僧たちよ。お前たちに告げよう。『もろもろの事象は過ぎ去るものである。怠ることなく修行を完成なさい』

  • ブッダの生涯を通して、その思想の遍歴や内容を説明してくれてる一冊。これを読みながら他の中村元さんが著してるブッダ関係の作品を読めばより理解が深まると思う。

  • kindle。
    歴史上のブッダが何を悟ったのか、いくつかの本を読んでもわかったようなわからないような気分で終わる。本書のいくつかの箇所でブッダが新興の商人たちに受け入れられた理由として、バラモンやカースト制への反発が挙げられている。読んだときにはなるほどと思ったが、そういう考えが現代の人間観を前提にしすぎているのかもしれない、という疑念も浮かんだ。

  •  こちら紙本で買ったら1,100円だが今Kindle Unlimitedで読める!
     内容は大家中村元氏の釈尊伝。これがまた原始仏教経典の引用をたくさんしてくれていて、さらに深めて知りたいときの文献の手がかりとなる。
     自分は『テーリーガータ』を読んでいたので、その部分についてはよくわかる。これはひょっとしてそれぞれの文献を読んでまた釈尊伝に戻るとさらにいいということかなという気がしている。
     分量もちょうどいいので、ブッダに興味がある方からそんなもんしっとるわいと言う人にも引用の参考が多いのでおすすめ。そしてアンリミならなおよし。

  • p.2020/10/20

  • ブッダの生涯を原始経典からの引用を用いて説く。ブッダの生き様が生き生きと描かれている。そしてブッダの思想も説かれている。

  • 原始仏教の経典、説話に垣間見える「人間・ブッダ」の思想を、分かりやすく解説した好著。

    後に神聖化されてしまうブッダも、原始仏教の世界では、我々と同じように「悪魔の誘惑」と戦いながら、よりよく生きることに全力を傾けた人として描かれている。

    宗教、信仰、信心というと、どうしても日本人は超常的なものを信じ、それにすがる、といったニュアンスを汲み取りがちだが、中村先生の説く原始仏教は、そういった意味での宗教ではなく、よりよく生きるための考え方、といった方が近い。

    仏教に興味がない人も、宗教に興味がない人も、賢く生きることに興味があるなら、手にとってみて損はない本であると確信する。

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