朝が来る (文春e-book) [Kindle]

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  • 文藝春秋
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感想・レビュー・書評

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  • 特別養子縁組に纏わる親子と家族の物語。人というのは本当に色々なものに巻き込まれているのだと思った。ラストに射すほんの一筋の光がよい。ここで終わっていることが想像力をさらに掻き立てる。

  • 本の雑誌で2015年のおすすめだっていうので読む。図書館の予約は確実に1年待ち。という事で電書購入。2人の母の物語。子どもが幸せそうでよかった。

  • ネタバレ 望む者と、望まざる者と、与えられた「運命」の掛け違いによる不幸。 登場する女性キャラクターそれぞれの仄暗い「プライド」と、優位性争いと妬みの感情。 後半は救いが…という評もあるが、私にはそれ程『朝』を多く感じられ無かった。

  • 辻村さんの本は「ツナグ」に続いて2冊目
    子どもを授からなかった佐都子と中学生で子どもができてしまったひかり
    ひかりの子どもは特別養子縁組制度により佐都子のもとに託され朝斗と名付けられ幸せな人生をおくっていた。
    一方、子どもを手放したひかりは成長期の不安定な感情に

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著者プロフィール

1980年山梨県生まれ。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞、18年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞を受賞。『ふちなしのかがみ』『きのうの影ふみ』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『本日は大安なり』『オーダーメイド殺人クラブ』『噛みあわない会話と、ある過去について』『傲慢と善良』『琥珀の夏』『闇祓』『レジェンドアニメ!』など著書多数。

「2023年 『この夏の星を見る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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