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感想・レビュー・書評
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「マッドマックス」は1作目しか観た事がなかったのですが、評価があまりにも高いのでどんなもんかと劇場に足を運びました。
もう兎に角凄い!凄いしか言えない(笑)
1作目もおぼろげながら覚えていますが、もう別物ですね。
1作目から36年たったら、こうなるんですね。
北斗の拳は2作目の影響を受けているとの事ですが未見の為なんとも言えず・・・ですが今作は本当にヒャッハー!!な世界観を見事にあらわしています。
内容はあまり気にしなくていいと思います。
とりあえずこの世界にどっぷりと浸かって楽しむのが良いと思います。
シャーリーズ・セロンさんも凄くかっこよかったです。
五分刈りがめちゃくちゃ似合ってるのも素敵でした。
美人は頭の形まで良いなんて、なんて不公平・・・と思いつつも演技の為に髪をバッサリ切って挑むのは流石ですね。かっこいい女戦士を見事に演じられていました。
ニコラス・ホルト君もとても良かったです。
また主人公達を追う連中は音楽がないと駄目なのか、ギターをただずっと弾き続けるだけの人がいて昼から夜に場面がかわっても、まだ弾き続けてる姿に笑いを通り越して一種の尊敬のような感情が湧いてきましたw
観て損はない作品だと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
頭を空にして観ることができる映画。
今までの作品とは打って変わった、全編にわたる熱さがよかった。 -
オタクの先輩(イケメン)とマッドマックスの話になると、先輩が必ずヒューマンガス様のモノマネをしてくれて「理想の上司第1位、ヒューマンガス様!」と言ってくる笑。
『マッドマックス フューリーロード』、たぶん劇場公開以来で観ました。劇場で観た時はただただ圧倒された。けど、なにか自分の中で「う〜ん…」っていう部分も大きい。「君こういうの好きでしょ?」って思われそうで、好きではあるんだけど、世間の評価ほどは好きになれない映画。
BSで放映されて今回観返してみたけど、やっぱり圧倒された。けど、やっぱり自分の中ではそこまで好きになれない映画だと思った。
いつもなら「ここが良くないからあんまり面白いと感じない」と、はっきり理由がわかるんだけど、この映画に関しては理由がよくわかんないんですよね。
マッドマックスの1は小学校入るか入らないかの頃、テレビで夜7時ぐらいからやってて初めて観た。2はもうちょい後、小学校高学年の頃に土曜日の午後のテレビで。
その後、小学校でマッドマックス2ごっこが流行ったんだけど、一番人気はジャイロキャプテンでした。
ちなみに、他に小学校で流行ったごっこ遊びで覚えてるのは『バタリアン』『バックトゥザフューチャー』『男たちの挽歌』『AKIRA』など。
私が始めて流行ったわけじゃなくて、だいたい火付け役は友達で男子の間で勝手に流行るんだけど、私の映画の趣味ってこの頃からほとんどブレてないから面白い笑。
それと、当時のテレビ放映がやっぱり素晴らしかったと思うし、小学生男子の趣味が面白すぎる笑。
なので、昔はやっぱり2の方が好きだったのですが、フューリーロード公開時に予習で1と2を観返してみると、2より1の方が断然面白く感じて、以来1のファンです。
ウォルターヒルの『ウォリアーズ』が79年2月(日本では9月)、『マッドマックス』1が79年4月(日本では12月)、『狂い咲きサンダーロード』が80年5月公開と、同時多発的に米豪日で似たような傾向の映画が作られたのがすごく興味深い。
(狂い咲きサンダーロードはウォリアーズには影響されてる点あるけど、マッドマックスには影響受けてないそう)
フューリーロードは2以降の世界観で、1は復讐譚だから好きなのかもしれないし、そこがフューリーロードをあまり好きになれない理由のひとつかも。
この映画で好きなのは、やっぱりびよーんびよーんのところ!!笑
それと、母乳&妊婦。私はホラーやバイオレンス映画の作り物の流血シーンなんかはなんでもなくって、「いいぞもっとやれ」って思うんですが(しかし自分が怪我した時の血にはめちゃくちゃ弱い!)、母乳とか妊婦とかはけっこう弱いんです…エグく感じてしまう。私にとってのホラー、バイオレンス要素は母乳&妊婦です。
妊婦さんが怪我しそう(=流産しそう)とか、弾が当たりそうとかそういうシーンが一番怖い。ほんと嫌なんです笑。この点、ジョージミラーは天才!って思ってしまった。
母乳ではないんだけど『スターウォーズEP8』でも近いシーンあって、笑えるんだけどめちゃくちゃエグかった。だから最高!って思った笑。
逆に好きじゃない点は、この映画はCGをほとんど使ってないそうだけど、かなり大事なシーンでCG(かコンポジット)で3D映画的になって、ダサすぎてめちゃくちゃ萎えてしまった。
それと謎なのは、この映画ではインターセプターが全く活躍しない!!これはたぶんワザとやってるんだと思うけど…。
一番ショッキングだったのはニュークス(ニコラスホルト)のあのシーンではなくて、インターセプターがぶっ壊れるシーンでしたよ。「あっ、あぁーっ…!」ってつい声が出てしまう笑。
続編も作られるそうだけど、次は普通にインターセプターが活躍するのかもしれない。まあそうなったらなったでダメになるかもだけど…タンクローリーで『駅馬車』をするのがすっごい良かったから。
アクションシーンのつながりがわけわかんない点と、冒頭のシーンで特に多用されるコマ落としもあんまり好きじゃない。
あと、この映画の主役はマックスじゃなくてフュリオサ(セロン様)の方だよなあ。セロン様の義手は最高だった。
んでマックスはあんまり活躍した印象がなくて、狂言回し的な感じがする。トムハーディは嫌いではないんだけど、狂気のイケメンメルギブソンと比べるとタラコ唇のアホ面に思えてしまう。
とはいえ、モデラー的に見るとやっぱり出てくる車が最高だったので、適当に作りたくなってしまう。タンクローリーのプラモ買うか、ワイルドミニ四駆を適当に改造して黒塗って汚しをかけたらすぐできそう。
やっぱりマッドマックスは「世界観の提示」なのだなと思いましたよ。 -
燃えた。生きる為に戦う強い男と女の物語。イモータン・ジョー様が神。長くは生きられないボーイズの魂が熱い。性別を越えた友情。あとびょーんびょーん
爆音上映で観た人はとても楽しかったんじゃないかな
激烈おススメ映画! -
暴力が支配する荒廃した世界を舞台に、戦いながら生きる人間を描く。
ストーリーがどうこうというよりも、画面の中の世界がものすごい。
ほぼCGなしで撮影されたそうなので恐れ入る。リアル北斗の拳である。
マッドなマックスが一応主人公ではあるものの、
実際は女性戦士・フュリオサ大隊長が主人公。
5人の妻を娶る首領・ジョーが、愛を知らぬゆえに誤った愛の求め方が
ラオウっぽくて悲しい。 -
物語の大半はカーチェイス。クライマックスとなるのが、暴走集団から必死の逃亡をするノンストップ・アクションで、ジョン・フォード監督の『駅馬車』(アパッチが襲撃するシーン)が、おそらく念頭に置かれた、この攻防の場面もまた多くの観客の間で好評となり、「マッドマックス」シリーズを象徴するアイコンとして、以降の作品全てに同様の見せ場が描かれることになる。
映画の発明者であるリュミエール兄弟によって撮られた、『ラ・シオタ駅への列車の到着』は、列車が前方に走ってくる様子を捉えただけの作品だが、映画というものを初めて見た観客や、慣れていない観客達は、この映像に驚き恐怖を感じたという。今作のクライマックスで、車両が爆発炎上し、前方に部品が飛んでくる表現は『ラ・シオタ駅への列車の到着』を意識したものであろうし、製作側に、無声映画における価値観を復興させようという意志を感じさせる。また、いくつかの箇所で見られる、カクカクとした動きのコマ落とし表現や、突然モノクロ調になる演出からも、無声映画時代への意識だろうか。
落石を乗り越え、鬼のような形相でワイブズを追うジョーからは、人間性の負の部分である我欲とは、かくも執念深く凄まじいものかということを感じさせられる。この迫力からは、人間の尽きぬ欲望の果てを描いた、エリッヒ・フォン・シュトロハイム監督の無声映画の傑作『グリード』をも想起させられる。そして、『グリード』のラストシーン同様、滅びゆくジョーに対して、一抹の悲しさ、あわれさがあるように感じるのは、そのような欲望は、程度の差こそあれ、全ての人間の中にあることを、我々は本能的に知っているからなのだろう。
武力によって水源を独占支配するイモータン・ジョーは、彼の演説の際に集まる民衆に向かって、山の上から水を放射し、「恵み」を与える。このシーンは、「映画の父」と呼ばれるD・W・グリフィスによる『イントレランス』の群衆スペクタルシーンを想起させられる。本作を観て、ある種の荘厳さや、謎の感動を受ける理由のひとつは、リュミエール、グリフィス、フォードなどによる、映画史の重要な作品を振り返るような、映画そのものへの畏敬を感じる。
【ストーリー】
石油も水も尽きかけた世界。元警官のマックス(トム・ハーディ)は、愛する者を奪われ、本能だけで生き長らえていた。資源を独占し、恐怖と暴力で民衆を支配するジョーの軍団に捕えられた彼は、ジョーに囚われた女たち“ワイブズ”を率いて反逆を企てるフュリオサ(シャーリーズ・セロン)、全身白塗りの男ニュークス(ニコラス・ホルト)と共に、自由への逃走を開始する。凄まじい追跡、炸裂するバトル……。絶体絶命のピンチを迎えた時、マックスと仲間たちの決死の反撃が始まる。
メル・ギブソンをスターの座に押し上げたアクションシリーズが、生みの親ジョージ・ミラー監督の手によって30年ぶりに復活。「ダークナイト ライジング」のトム・ハーディを主演に迎えた第4弾。資源が枯渇し、暴力が支配する世界を舞台に、愛する者を奪われた男の戦いを描く。共演は「プロメテウス」のシャーリーズ・セロン。 -
『怒りのですろーど』
⇒ http://ameblo.jp/aiko-0502/entry-12054977903.html
※2015年劇場にて観賞、2016年1月レンタルブルーレイにて再観賞。 -
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