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- / ISBN・EAN: 4988111291936
感想・レビュー・書評
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2013年 アメリカ
監督:ウディ・アレン
キネマ旬報 2014年度外国映画第5位詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
過去にとらわれ、幸せだった生活。ブランド物に囲まれ、何が大事だったんだろうか。彼女にとって。
最後まで、救われない結果で終わるんだけど。
大富豪から一文無しに転落しても考え方を変えられない彼女。 -
ウッディ・アレン、毒みたいなものがあって、やっぱり面白い。セレブリティの女性が堕ちていくところが、生々しいです。
ケイト・ウィンスレットも相変わらず美しいです。 -
文字通り全てを失ってどん底の底まで堕ちた。しかも自らその道を進んでいくんだからすごい。
茫然自失で独り言言ってるラストシーンが哀れ。この後ジャスミンはどうなるんだろう?社会に適合できず道端に取り残される人達、そうなる直前のストーリーなのか。 -
ミッドナイト・イン・パリでも思ったけど、ウディ・アレンの上流階級の人間の下品さを描く手腕は天才的だわ。普段から、自分や周囲の人をよく観察しているのかな。
それにしても、ケイト・ブランシェットは本当にすてきな役者だ。ケイト・ブランシェットでなかったら、はじめの10分で観るのをやめてた。
この姉妹の里親ってどんな人だったんだろう。どんな幼少期だった?二人はやたらと自分たちの遺伝子を比較しあっているけど、本当に遺伝的に欠陥を持っているのはジャスミンの方かも知れない。
いやでも、大学の成績は良かったというしな。
この映画の目的は、幸福の在り処についてではなく、一人の人間の人生を描くことだ。
この世界は安全ではないし、安全な場所にいたとしても、安心できるかは別の話だ。 -
いわゆる、玉の輿に乗った、それが全ての女、であるジャスミンの物語。
没落貴族、みたいにも思えるストーリーはウディ・アレンらしさなのか、なんとなく無常である。
結局この彼女自身がヒステリックで自ら破滅の道へ進んで行く、というところで、悲しくなるというより笑えるのかもしれません。
結局彼女の強みって、社交力と美貌だけ、だし、逆に言うとそれでも相当豊かな人生を送ってきた。でも、世間知らずで身の程に合わず、周りを平気で負け犬呼ばわりする。それで嘘を重ねて、掴みかけた幸せもやっぱり嘘がバレて逃す。まあ半分精神的に病気になってて、可哀想といえば可哀想だけど、彼女はやっぱ滑稽。誠実に生きましょう笑 -
ケイト・ブランシェット目当てで観た。ニューヨーク社交界の華だった主人公が夫の不正・逮捕・自殺を経てカリフォルニアの妹を頼って来る話。
ケイトはやはり幅広く色んな役がこなせる女優で素晴らしいけれど映画自体は期待ほどではなかった。妹役の女優さんも悪くないと思うけれど、話自体が特にどうということがなかったかな。結局自分はこういうジャンルはあまり好きではないということかな。 -
女という病の映画?