ザ・プラットフォーム:IT企業はなぜ世界を変えるのか? [Kindle]

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  • PLANETS
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感想・レビュー・書評

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  • 現在のグーグルやアップルが創造する理想のユーザビリティの世界観、fbやツイッターなどSNSの情報発信のあり方、その走りとなったドコモのiモードなどを例に出して、そもそもプラットフォームが世界にどんな影響を与えるかを解説しています。
    それ以上でもそれ以下でもありません、解説本です。
    これを知り何に活かすかは書いてないので自分次第ですが、使えるとは思います。視野を広げるにも、学生の小論文対策にもよいでしょう。

  • 世界・日本のIT企業がどのように「プラットフォーム化」に注力しているか、その狙いが延べられている。mixi凋落の理由分析が今まで一番しっくりきた。→「つぶやきによる更新頻度の高いストリーム、日記という更新頻度は低いがじっくりと読まれるストリーム、コミュニティというみんなでワイワイとたのしむストリーム。この性質のまったく異なる三つの情報の流れをうまく統合することができなかったのです。」,,,以下、ハイライト部分,・プラットフォームを運営するIT企業もまた、一人ひとりの社員であり人間であるという前提があります。そう、プラットフォームを運営する運営者は人間なのです。彼ら運営者が方向性を決め、ビジネスモデルを考えるのです。,・そのことがらやジャンルを表すのにまっさきに思い出されることを「純粋想起」と呼びますが、このバンドエイド戦略はまさに「純粋想起」のポジションをねらうことを目的としています。,・大事なのは、企業(B)向けと顧客(C)向けの施策の両方をバランスよくこなすことです。,・これはスマートフォンの端末からOS、さらにネットワークや決済の機能まで、すべてをプラットフォーム側が引き受けるというモデルです。,・まだ市場がないところへ新しいプラットフォームを提供するときには、とにかく参加する敷居を徹底的に下げなくてはいけない。その場所からスタートしたのが「iモード」だったのです。,・つぶやきによる更新頻度の高いストリーム、日記という更新頻度は低いがじっくりと読まれるストリーム、コミュニティというみんなでワイワイとたのしむストリーム。この性質のまったく異なる三つの情報の流れをうまく統合することができなかったのです。,・重要なのは、プラットフォーム運営者が意図する方向へ導く、サービスの動線をうまく設計していくことです。新しく入ってきたユーザーにまず何をしてほしいのか、またどんなラダーをのぼってほしいのか、ミクシィの足あとやバッジのような優れた仕組みをこれからのプラットフォームにうまく活かすことができないのか。今回お伝えしたかったのはこういうことです。,・心理学者マズローの「段階欲求説」です。マズローは、人間が「生理・安全」などの生存の欲求を満たし、さらに周囲への「帰属・承認」を満たすと、その最後に理想の自分を目指す「自己実現」を求めるようになると論じました。

  • 20171204
    mixi、iモード、楽天、リクルートのサービスなどのプラットフォームサービス、BtoBtoCサービスの上手さについて記述。現代は完全にレッドオーシャンなので昔のようにはうまくいかないだろうなぁ。

  • プラットフォーマーの影響の良し悪しを解説。改めてFB、Google等のプラットフォーマーの影響の大きさを感じた。

  • なぜプラットフォームなのか。
    「日本的」プラットフォームとは何か。
    ITの発展に伴いコミュニケーション消費がグローバルなものとなり、
    世界的にハイコンテクスト化しつつあること。
    その中で、iモード時代からコミュニケーション消費を行っていた日本は先行者であること。
    納得がいく話だし、日本人としては耳障りがよく心地よい読書感が得られる。
    一方で、本当にそうか?と疑問をもつ部分(単純に、筆者と私の見解が異なる部分)もあったが
    持論で押し切るのではなく、疑問をもつ余白があるという点は素晴らしい。

  • ・1/27 読了.今後はハイコンテクストな日本型コミュニケーション消費が主流になっていくだろうという見解.他民族社会でどこまで日本のような緊密な関係を他人と築くことができるのかは若干疑問だけど、阿吽の呼吸という英語の単語が生まれるぐらいなら(例えば「空気」という言葉のような)本物なんだろうけどね.

  • 刊行から2年以上たっても有益な内容。

  • SNSはじめ、本書における「プラットフォーム」があって当たり前の世代にとって、それがどう成功したのか、どういう仕組みで成り立つのかということを改めて確認できる良書。著者の実体験を織り交ぜた記述なので、時折随分熱のこもった説明になるあまり、???となるところもあるが、とっつきやすさということで受け入れられるレベル。
    最後に幸福論を持ち出すあたりにやや強引さが感じられたため★3つとする。

  • 製品開発を考える時に、この製品はどういう課題を解決するのか?と問うことが大事だと思う。

  • 言葉尻は堅いが、非常に柔軟な説明で捉えやすかった。定期的に見直しそうな内容

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著者プロフィール

1970年生まれ。京都大学大学院工学研究科修了。マッキンゼー・アンド・カンパニーにてキャリアをスタートし、NTTドコモのiモード事業立ち上げ支援、リクルート、ケイ・ラボラトリー(現:KLab)、コーポレートディレクション、サイバード、電子金券開発、リクルート(2回目)、オプト、グーグルなどの事業企画、投資、新規事業に従事。現職は11職目になる。米国西海岸カウンターカルチャー事情にも詳しい。

「2014年 『静かなる革命へのブループリント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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