危機の二十年-理想と現実 (岩波文庫) [Kindle]

  • 岩波書店 (2011年11月16日発売)
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  • 自由主義の時代とは、覇権国家の時代である。覇権国家はユートピア的思想を持ちがちで、自らの利益を追求することが全体の利益をもたらすという偽装をする。19世紀のイギリスに見られたこの思想が、WWI後のアメリカで復活したと筆者は見ている。しかしながら、国際連盟の提唱国でありながら上院の反対で加盟することができなかったアメリカに、リアリズム的な見方が迫る。本書が書かれたのは1939年だが、同年世界はWWllに飲み込まれ、ユートピア的思想は崩壊した。覇権国家が為すべきこととは何か。筆者は弱小国も満足できる程度の妥協をすることだとしている。さもなくば、弱小国・少数派の力による挑戦は避けられないだろう。これは今日の世界情勢にも当てはまる。

  • 理想だけでは戦争を防げなかった。

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