覇王の死(下) (講談社文庫) [Kindle]

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  • 講談社 (2015年5月15日発売)
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みんなの感想まとめ

テーマは、シリーズの集大成としての魅力と、キャラクターの成長や変化です。二階堂蘭子の帰還を迎え、物語は徳川の埋蔵金伝説や平家の落人伝説といった歴史的な背景を織り交ぜながら進行します。特に、眞塊村やニュ...

感想・レビュー・書評

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  • 二階堂蘭子の帰還、11作目でラビリンスサーガの掉尾▲徳川の埋蔵金伝説…平家の落人を皆殺しにした源氏が住み着いた眞塊村…宣教師が作ったニューホーリー村…襲いかかる悪夢…▼我ながら頑張って読んだ気分だが…これぞシリーズものの醍醐味か♪蘭子ちゃん待ちをしながら読み進めましたよ‼今回は、島荘御大へのオマージュを感じました。覇王って、そうか…。帰還した蘭子ちゃんが御免とばかりに快刀乱麻…なのですが、やっつけ感がありませんか?同じ探偵が本格推理ばかりでなくスリラーするのもシリーズ構成としてはあり派でっせ(2012年)

  • 2019/8/21 Amazonよりキャラミスベストセレクションにて582円でDL購入。

  • 蘭子が出てきて一気に真相が明らかになって解決という流れになったが、正直推理にも真相にも唐突感が否めかった。

    一応正気とは思えない隣村の惨状にも、本編の邑知家の事件にも意外な真相は用意されている。

    一応筋の通った真相のようにも読めるが、しかしそれで面白かったかというと…

    不合理を不合理のまま終わらせず、ちゃんとミステリーのルールを守って合理性をもって真相を明らかにするという姿勢は共感できるが、しかし起こっている事件があまりにも非現実的で突拍子もない(ように描写上見える)から、それにすごい単純な真相や殺人のトリックがあると描かれても、正直拍子抜けしかしない。

    じゃあどうすればいいんだと言われると難しいが、今回は特に、事件の描写が延々と続いた後、直接の当事者ではない蘭子が関係者の証言を基に一気に真相を推理し、事件そのものの流れとは一切関わらず終わったため、唐突感を強く感じたのだと思う。

    意図した描写の仕方だとは思うが、せっかくの上巻の魅力的な事件の展開が、下巻であっさりと終ってしまって少々残念な気がした。

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著者プロフィール

1959年7月19日、東京都生まれ。中央大学理工学部卒業。在学中は「手塚治虫ファンクラブ」会長を務める。1990年に第一回鮎川哲也賞で「吸血の家」が佳作入選。92年に書下ろし長編『地獄の奇術師』を講談社より上梓し、作家デビューを果たす。江戸川乱歩やJ・D・カー、横溝正史の作品を現代に再現したような作風は推理界の注目を大いに集め、全四部作の大長編『人狼城の恐怖』(1996〜99年。講談社ノベルス)では「1999年版本格ミステリ・ベスト10」第一位を獲得。アンソロジー編纂や新進作家の育成にも力を注ぎ、2000年代は合作ミステリの企画も多数行った。SFの分野にも精通し、『宇宙捜査艦《ギガンテス》』(2002年。徳間デュアル文庫)や『アイアン・レディ』(2015年。原書房)などの著書がある。近年は手塚治虫研究者として傑作選編纂や評伝「僕らが愛した手塚治虫」シリーズの刊行に力を入れている。

「2022年 『【完全版】悪霊の館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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