ドリームダスト・モンスターズ　眠り月は、ただ骨の冬 (幻冬舎文庫) [Kindle]

著者 : 櫛木理宇

• 幻冬舎 (2015年5月14日発売)

感想・レビュー・書評

[ニャ～さんの感想 · 2022年2月7日]

夢の中に入り問題解決をするシリーズ第3弾。晶水と壱が通う高校で「老婆と蛇」の悪夢をみる生徒が続出する、と言うのが話の軸になっており、これまでの２冊と違って長編に近い連作短編になっている。
刺青には情念のようなもの宿っていると思われるから、恐ろしく感じるのかも。

著者プロフィール

１９７２年新潟県生まれ。２０１２年『ホーンテッド・キャンパス』で第１９回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞。同年、「赤と白」で第２5回小説すばる新人賞を受賞し、二冠を達成。著作には「ホーンテッド・キャンパス」シリーズ、『侵蝕　壊される家族の記録』、『瑕死物件　２０９号室のアオイ』（角川ホラー文庫）、『虎を追う』（光文社文庫）、『死刑にいたる病』（ハヤカワ文庫JA）、『鵜頭川村事件』（文春文庫）、『虜囚の犬』（KADOKAWA）、『灰いろの鴉　捜査一課強行犯係・鳥越恭一郎』（ハルキ文庫）など多数。

「2023年 『ホーンテッド・キャンパス 黒い影が揺れる』 で使われていた紹介文から引用しています。」