本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍
感想・レビュー・書評
-
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
脳のみになった女性と接する話と、男性が出産を通して親になる話、そして表題作の「自殺する女性」を説得する「ゲーム」の話…が主な内容。
やや設定及び作中の技術説明についてはお粗末なのですが、作中で扱う「人間らしさ」「人間関係」は、この作者さんらしく丁寧に描かれています。ただ、男性が出産する話については、作者も子供を持たない人間なのになぜこれを書いたのかという疑問が残りました。あとがきでも「人間は親になり一人前」と言われて焦るという描写もあり、結局この話を通して作者が描きたかったものがなんなのかがわからないです。親になりやっと一人前という考えも好きではないし、それについて作者も納得してなさそうなのに、なんでこの話を書いたんだろ…マジで。
全2件中 1 - 2件を表示