入門 組織開発~活き活きと働ける職場をつくる~ (光文社新書) [Kindle]

  • 光文社 (2015年5月20日発売)
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本 ・電子書籍 (204ページ)

感想・レビュー・書評

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  • わかりやすい数値目標は私たちを疲弊させる。足りなかったら責められる、達成したらさらに目標が上がるだけ。管理する人、評価する人は楽である。

    「あなたはどのような職場や組織を作りたいのか」ではなく、「あなたはどのような関係性が育まれている職場や組織を作りたいのか」と聞かれたらみななんと答えるだろうか。そしてその答えに近づくためにあなたは、私は、職場で何かしているだろうか。

    「戦略」「構造」ばかり気にかけるのではなく「人」「関係性」に介入し良くしていく、日本の多くの職場で隅に追いやられたソレらを良くすることの重要性、方法などまとめられた本。こういうの組織開発って言うんですね。

    入門書にぴったりの本。もう少し実例が欲しかったけど守秘義務とかで書けないのかな?面白かったです。

  • 組織開発(チームビルディング)の重要性を説明されている。一方で、組織を構成するのは一人一人であり、現在の日本の外部変化から、人間的マネジメントが経営課題と、矛盾ではないが、組織と個人が複雑に絡んでいる。

    私個人のマネジメント課題としての優先順位は、本文にある外部環境(終身雇用が減り、人材の流動化、会社の帰属意識の低下、プライベートを大切にする、ワークモチベーションが人によって異なる、メールやSNSでのコミュニケーション方法の変化で非言語的なサインを読む力が弱まっている)を考えて、ピープルマネジメントと考えている。
    その上での組織開発と順番に考えていきたい。

  • なるほど

  • 自分の知りたかったことがなかなか出てこず途中で読むのをやめてしまった、

  • 文字通り組織開発入門として大変分かり易い。実践するにはまだ壁があるでしょうが、ベースの考え方を知るためにはとても良書と思います。

  • みんなで不満を投票して、結果を元に話し合う。

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著者プロフィール

外務省地球規模課題審議官(大使)

 1992年東京大学法学部第Ⅱ類中退。1994年フランス国立行政学院(ENA)国際公共行政課程修了。2024年京都大学大学院法学研究科法政理論専攻博士後期課程修了。京都大学博士(法学)。
 1992年外務省入省。経済協力局(当時),欧州局,在韓国大使館等で勤務の後,内閣法制局参事官(出向),国際法局経済条約課長,在フランス・在イスラエル各大使館公使,中南米局兼経済局審議官(G7/G20サブシェルパ・大使),国際法局審議官を経て,2024年7月より現職。
〔主要著作〕
「特集・第154回国会主要成立法律 気候変動に関する国際連合枠組条約の京都議定書」『ジュリスト』1231号(2002年),「特集・第159回国会主要成立法律 たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」『ジュリスト』1274号(2004年),「国際投資紛争解決制度に対する日本政府の対応について」『国際商取引学会年報』第17号(2015年)旅券法研究会編著『旅券法逐条解説』(有斐閣,2016 年)(旅券法研究会の一員として共編著)

「2024年 『越境サイバー侵害行動と国際法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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