男しか行けない場所に女が行ってきました [Kindle]

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  • イースト・プレス
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感想・レビュー・書評

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  • p.2020/10/7

  • 全体的に著者が経験してきたエロ本業界での仕事の話がメインですが、ところどころに出てくる男性ならではの「?」な世界観を突くような文章が刺さりました。我ながら男ヤバいね…

  • 男しか行けない場所に女が行ってきました。田房永子先生の著書。男性優位社会、男性中心社会、男性主体社会を少しでも変えるためには、男性優位社会、男性中心社会、男性主体社会の象徴となっている男しか行けない場所について男性も女性ももっと理解して真剣に考えることが大切。女性よりもむしろ男性が読む価値がある一冊かも。

  • 前半が面白かった。この世界は広く深い。

  • 男性中心の世界で女性の性も男性視点で作られたものというのは共感ができる。
    ただ筆者の方は、あまり男性に女性扱いを受けられなかった環境から男性に対して憎しみを抱いているように感じるし、風俗を提供する女性に対しても尊敬だけでなく軽蔑を抱いているところから、綺麗な女性への僻みみたいなものを感じてしまう。
    男性へのエロ提供は、一般的な人が好むであろう(売れる)ものとして作られてるだけで、全員が全員、そういった考えを持っているとは考えられないと思うので、考えに偏りがあるかなとも思った。
    ただし筆者の選ぶ言葉のセンスは秀逸さがあり面白かった。

  • 内容はまあまあだが、文章はうまいしおもしろい。AKB48の寸評はさすが。

  • 意外と考えさせられた。なぜ、男性の風俗があり、女性用がないのか、著者がメンションしているわけではないが、男性原理女性原理に基づいて、いろいろ考えさせられる。

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著者プロフィール

1978年東京都生まれ。漫画家、エッセイスト。武蔵野美術大学短期大学部美術科卒業後、漫画家デビュー。2001年第3回アックス新人漫画賞佳作受賞。2012年、母との確執による葛藤を描いたコミックエッセイ『母がしんどい』(KADOKAWA/中経出版)を刊行。そのほかの著書に『しんどい母から逃げる!!』(小学館)、『キレる私をやめたい』(竹書房)、『ママだって、人間』『お母さんみたいな母親にはなりたくないのに』(共に河出書房新社)、『大黒柱妻の日常』(MDNコーポレーション)などがある。

「2021年 『なぜ親はうるさいのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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