青を抱く (フルール文庫 ブルーライン) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 5
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感想・レビュー・書評

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  • 秘密があって、暗いのに青く明るくて、触れ合いそうで触れ合えなくて、心は近づいていく様子がもうじれったく、好みでした。後日談も明るくて甘くて最高でした。

  • 作者買いです。
    ずっと眠ったままの弟の看病をする泉が、ふと現れた弟によく似た宗清に揺れ動く描写が見事としか言いようがありません。
    全部内容を知ったうえで、もう一度読み返すと、細かくて気付かなかった伏線に気が付かされます。
    その日のうちに二回読みましたが、二回とも泣けました。
    また読み返すと思います。本当に大好きな作品です。

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著者プロフィール

2007年作家デビュー。以後主にBL作品を執筆。「イエスかノーか半分か」シリーズは20年にアニメ映画化もされている。21年、一般文芸初の単行本『スモールワールズ』が直木賞候補、山田風太郎賞候補に。同書収録の短編「ピクニック」は日本推理作家協会賞短編部門候補になる。著書に『パラソルでパラシュート』『砂嵐に星屑』『光のとこにいてね』など。

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