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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4522178010989
感想・レビュー・書評
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2019年11月17日鑑賞。シングルマザーのアメリアは、子どもが見つけてきた絵本「ババドック」の怪物に怯え、不眠が募るうちに…。Amazonプライムで鑑賞。スカッと血しぶき、楽しめるホラーでは全然ないが、「ホラー」の可能性や面白さを存分に味わえるよい映画だった。考えてみれば幽霊やゾンビも宇宙人も、常に現実世界で人々が怯えるなにかのメタファーだったんだよねえ…。ヒロインの、元は美人でいい人なんだろうけどやつれてどうにもならなくなっている感じの表現、演技力がすごかった。助けを得られず孤立し、さらに深みにハマっていく負のループから抜け出すためには、結局周囲の助けを得るしか無いのだけど…。どうすりゃいいのかねえ。
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何が怖いって嫌になるくらいの親子のリアルさ。おそらくADHDではないかと思われるもうすぐ7歳の男の子、心身ともに疲れたシングルマザーの描写が、息子を持つ母親の身にはグサッとくる。
以下ネタバレ
化け物が出てくる単純なホラーではなく、どこまでも「実は全部母親のノイローゼによる妄想では?」と思わせる作り。ラストも母親が自分の中の負の感情を認めて折り合いをつける(飼い慣らす)ことを表しているのではと思わせる。故に好みが別れる内容。
子どもへの憎しみや不安や夫への執着を認めず押さえ込んだ結果、大きくなったストレスが爆発し、親子心中に至ると思われる内容の絵本。ライターであった母親が自分で書き上げたとみることもできる。大人になるまでは入ってはいけない地下室(もともと夫のものをしまい込んだ、母親の心の奥を象徴したような部屋)、見てはいけないババドックというのも、母親のドロドロした感情とその心であり、暴れ出しそうなのをなだめ、その存在を認めて適度に餌を与えて付き合っていくのだと想像できる。
ホラーに出てくる母親というのは絶対的な母性を持っていて子どもを命がけで救うということがパターンとしてあり、(もちろん、母親が恐怖の元凶というものもある)その雰囲気を出しつつも、その絶対的な母性という幻想に冷や水をかぶせてくるのが怖い。現実にあり得る怖さが受け入れられる人には面白い映画です。 -
明らかに診察してもらった方がいいと思うんだけど。心の闇をババドックになぞらせてるんだろうけど
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レビューはのちほど
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子役選びとその子の演技が天才的映画。
お母さんがひたすら可哀想でこちらも精神的にやつれそう。
中盤あたりまでありがちな物語で進むけど、最後は「おぉ?」と引っ掛かりがある終わり方で良かった。 -
★世界中の映画祭を席巻! 全米最大の批評サイトRotten Tomatoesで驚異の98%Fresh! ! (2015.5.15現在)
ホラー映画史上に残る傑作が遂に日本上陸! !
★名前と姿をみたものは、“ババドック"から逃げられない…。妄想か、現実か。闇に潜む怪物がシングルマザーに襲いかかる! !
★ジャンル映画の聖地、シッチェス国際映画祭2部門受賞ほか、世界各国の映画祭で合計35部門受賞と50部門以上ノミネート! !
<受賞歴>(一部抜粋)
・シッチェス国際映画祭 審査員特別賞、最優秀女優賞受賞
・英国エンパイア賞 最優秀ホラー賞、新人監督賞受賞
・オーストラリア・アカデミー賞 作品賞、監督賞、脚本賞受賞
・ニューヨーク映画批評家協会賞 初監督作品賞受賞
★『エクソシスト』を世に送り出した鬼才ウィリアム・フリードキン監督も自身のツイッターで絶賛! !
「この作品よりも怖い映画は見たことがない。私だけでなく見た人すべてを怖がらせるだろう。」
≪STORY≫
本当の姿を知ったものは、死を欲してやまなくなる…。
夫を悲惨な事故で失ったシングルマザーのアメリアは、一人息子のサミュエルと共に暮らしていた。サミュエルは学校でしばしば暴力的な行動を起こす問題児。言うことを聞かない息子に手を焼き、アメリアは疲れ果てていた。一方、サミュエルは、母親の読み聞かせで眠りにつくのが習慣で、その日はアメリアの知らない一冊の本を取り出し、彼女に読んで欲しいとせがむ。どこか薄気味の悪いその絵本は「ババドック」というキャラクターが登場する不思議な本だった。それ以降、子供部屋に何かがいると主張するサミュエル。アメリアは毎夜騒ぎ立てるサミュエルにうんざりし、相手にしていなかったが、徐々にその謎の存在が、彼女のもとにも忍び寄っていることに気づくのだった…。 -
話はまぁまぁだけど演出がイマイチ。
ババドックは可愛い。 -
2014公開,監督デビュー作,ホラー映画.
昨今流行の「ジャンプスケア」ばかりの,さぁ驚きなさい!というタイプのホラーに慣れ親しんでいると,こういう丁寧な恐ろしさはかえって新鮮に映る.
シングルマザーの母と幼い息子に降りかかる「喪失」のメタファーが怪物である.たしかに超常的な要素でもあり,服喪の暴虐の具現化でもある.
喪失感と憤り,閉塞感がついてまわり,真綿で締めるような,窮屈でやりどころのない居心地の悪さが作品を牽引している.
息子のうっとうしさは筆舌に尽くしがたいものがあるし,疎ましく感じることに罪悪感を覚えるのは巧みな演出故であろう.母の愚行も,どこか擁護してやりたくなるような鬱屈とした背景が描かれ,感情移入してしまう.
着想の妙と俳優の演技が光りつづける,素晴らしい作品. -
出産と同時に亭主を亡くした不幸な母親。
以来、子育てと生活の糧を得るための仕事に奔走し続けている。
日々に追われ、自分を省みる束の間も得られないままであった。
生活の光となるはずの子供は協調性がなく問題ばかり起こして、
周りから厄介者扱いされてしまっていた。
それでも愛しい我が子であり愛して育てていたけれど、気がつけば自分たちの周りにはいつの間にか味方がいなくなっていた。
化粧っ気がないからか人として枯れているような印象で心身ともに疲れ切った顔をしている母親とモジャモジャ頭で大きな目、透き通るかの如く白い肌の少年。キーの高い叫び声が耳障り…
設定の時点で「暗い、重い、イラつく、健気、不安…」な要素に溢れていて、物語が進むにつれ不快感と不安感が纏わり付いてくる。
着実だがゆっくりゆっくり近寄ってくる不穏な空気に侵されて壊れていく母親が居た堪れなくてドキドキする。
時折現れるババドックなる不気味な存在…ここでもやはり、ゆっくりゆっくりと近ずいてきているような見せ方は秀逸です。
ラストシーンを見ると無事に解決したような体ですけど、実は全然解決してなくて、母親は自分の心の闇と共存することが出来るようになったってことなんでしょうね…闇に潜む、ミミズを喰う猛獣っていったいどんな生き物なんですかね〜(笑)
ホラー作品ってレビューを見ても、割と評価が低いのであまり期待せずに観ましたが、これはなかなかどうしていい作品ですね。
感情移入させる見せ方が上手くて、不安な気持ちにさせて、しっかりと怖がらせてくれる。
だんだん壊れていく母親を描いたあたりは「シャイニング」のジャックニコルソンが頭に浮かんできました。
なかなかの秀作です。 -
暗がりと、子供を持つのがこわくなる一本
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とても面白い!育児ノイローゼの象徴として「ババドック」っていう化け物を使ってるんだけど、暗闇から徐々に近づいてくる演出とか絵本の絵柄とか不気味でちゃんとホラーしてた 母親からみた子どもの表現メッチャウマイ ラストも余韻残してて素晴らしい~~~息子愛しい
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オーストラリア作品。
凄くシリアスでイヤ~なタッチ。
終わってみれば困ったちゃんなアイツに苦笑。
シングルマザーのリアル描写の方が身につまされてよっぽどホラーだ。(女性監督ならでは)
お化けなんかより現実世界の方が辛いんだよ!っていう監督の意思表示かもね。 -
レンタルで観賞。
久し振りにホラー作品として胸糞悪くなる映画をみた。
出来栄えやストーリーの破綻とかの話ではなく、ホラー映画として、きちんといや〜な気分にさせてくれます。
母子家庭で、父親は息子が産まれた日に亡くなっている。
その息子がADHDかと疑うほど、やんちゃで学校でも従妹の家でも問題を起こす。
主人公の母親は介護センターで働いているが、結構お疲れ。鬱憤も相当溜まっている様子。
疲弊しきり、言いたい事も言えず溜め込んでいる母親の姿が凄くリアルだった。
ある夜に息子にせがまれて読んだ絵本がMr.BABADOOKに関してのもので、これが白黒の絵本なのだが相当怖い。
それから彼女の身の回りで少しずつ不幸やトラブルが起こる。もう疲労困憊。
そして隣で息子がヒステリックに「ママ!」「ママ!」と叫んでいたら、黙れと怒鳴りそうになってもしょうがないのかもしれない。
この母親が豹変していく様が恐ろしい。
最後は息子を殺そうとまでしてしまう。
結局Mr.BABADOOKの正体は明かされずじまい。
追い詰められた母親が幻覚を見ているとも受け取れる。
ラストも、アレはやっぱり母親のストレス解消とかガス抜きの姿なのかなあ……。
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