はじまりのうた BEGIN AGAIN [DVD]

監督 : ジョン・カーニー 
出演 : キーラ・ナイトレイ  マーク・ラファロ  アダム・レヴィーン  ヘイリー・スタインフェルド 
  • ポニーキャニオン (2015年10月7日発売)
4.01
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本棚登録 : 635
レビュー : 107
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013359987

感想・レビュー・書評

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  • たとえ人生の一時でも、こんな「同士」と出逢えて何かを創れたら、素敵だなあ…と、愛おしくも染み染みと見終えた作品。

    駆け出しの女性ミュージシャンと落ち目の中年男性プロデューサーの偶然の出会いから始まる、再生と前進の物語。

    駆け出しミュージシャンのグレタは、同業で先に売れた彼氏のデイヴに裏切られて失意のどん底にいる時、たまたまバーで唄って、音楽プロデューサーのダンの目に留まる。
    とはいえ、ダンはといえば、ここ数年はヒットに恵まれず、自身が持つレーベルでも、共同経営者からクビ宣告されたばかり。おまけに、妻や娘とは別居中で、こちらも公私ともにどん底状態。

    それでもグレタの才能を確信したダンは、二人で彼のレーベルに売り込みをかけるけど、デモテープがなくては意味がないと門前払い。
    スタジオを借りるお金のない二人は、仲間を集め、ニューヨークの街角のあらゆるところで、ゲリラ的なレコーディングを重ね、アルバム制作に乗り出す。

    地下鉄のホームで、ビルの屋上で、スラム街に近そうな寂れた街角で…何も持っていないのに、音楽への愛と創作欲に身を任せて、活き活きと楽曲を生み出していく二人とバンドメンバー。

    元カレのことで自身も穏やかじゃないというのに、ダンの崩壊している家庭を取り持とうと手を差し伸べるグレタ。
    夜の街で、お互いの心をさらけ出し、通わせるように、それぞれの音楽のプレイリストを、一緒に聴くシーンなんか、とても素敵。

    グレタとダンの心の距離はこれ以上ない程に縮まるのだけど、アルバムが完成したときに二人がとった道は…というお話。

    ストーリー展開自体はとてもシンプルなのだけど、その分、音楽が際立っているし、単なる成功物語ではなく、音楽業界の課題やジレンマなどを巧みに盛り込んでいるところもいい。

    グレタの、自分の作った音楽を、そのままの形で届けたいという一途な想いもわかる。
    けれども、多くの人に聞いてもらうには、大衆受けしそうな要素の盛り込みやアレンジ、一定のレールに乗せなくては、結局は誰の目にも耳にも入らず、消費者に届かない、という業界人の意見もわかる。

    このジレンマは、どちらが正しいということはなく、何かを産み出し、発信するときには、ずっと付いて回るのでしょうね。

    だからこそ、ラストで、グレタの思いを組んで、プロデューサーとしてはあるまじき行動をとったダンの心意気に、胸が熱くなります。

    ラストは、素敵な反面少し悲しいのだけど、それもまた、人生の一ページを描いている、といった感じて、心に残る作品です。

  • 予想以上にすごくよかった! 音楽プロデューサーの高校生の娘がはじめて演奏に参加したシーンでなんだかわからないけど感動して涙が出た。わたしはそんなに音楽好きというわけじゃないんだけど、音楽っていいな!とすごく思える。
    お金がなくて、有名じゃないミュージシャンを集めて、機材を外に持ち出して手で持って、ニューヨークの街なかで騒音やその辺にいた子供をコーラスに入れたりして、一発録りで、ってアルバムをつくっていくところがとても素敵で、ものすごく楽しそうで。あと、マーク・ラファロとキーラ・ナイトリーがふたりで携帯プレーヤーで音楽ききながら街を歩きまわるところも、すばらしい。(ふたりで同時にきくためのスプリットっていうコードみたいなのがあるってはじめて知った。DVDの特典にもなっている)
    音楽プロデューサー役のマーク・ラファロが、ものすごくかっこよく見えて、リズムとって踊ってるところとかミュージシャンにしか見えない(役者だから当然なんだけど)。

    マルーン5のアダム・レヴィン、最初に、メガネかけていかにも文化系な感じで登場したとき、だれこれかっこいい、って思ったー。キーラ・ナイトリーもかわいい。

    以下ネタバレ。










    マーク・ラファロがキーラ・ナイトリーとくっつくのかな?と思ったけど、そうならずに、それぞれ元のサヤに戻ったのがなんだかとてもよかった。

  • 落ち目の音楽プロデューサーであるダンがふと立ち寄ったバーで、たまたまステージに上がらされ歌う羽目になったグレタ。彼女の歌を聴きながら、ダンの頭の中で無人の楽器が音を奏でアレンジを組み立てる。あの冒頭のシーンに「これは良い映画の予感!」ってゾクッときた。
    デモ音源の録音にスタジオを借りる予算が無いと言う理由で考えた結果、「PCとマイクと編集ソフトがあれば、そこがスタジオ!」と、ニューヨークの色んな場所でゲリラ録音を仕掛ける。その雑踏の環境音をバックにキーラ・ナイトレイのナチュラルな歌声が沁みる。このシーンがホントに素晴らしく、うるうるしっぱなし。
    改めてバンドとか音楽やってる人達が羨ましくなるし、音楽好きの全ての人にオススメしたくなる映画である。

    安易な選択に走らず、しっかり前向きになれるラストも良かった。

    あと、「似てるけど、ちょっと違うか?」って思いながら見てたけど歌声を聴いて「やっぱマルーン5のアダムー!」ってw

    4.7点

  • ストーリーとしては、元売れっ子音楽プロデューサーのおっさんと、恋人兼作曲パートナーに裏切られた美人歌手が出会って、紆余曲折ありながらメンバー集めて、アルバム作るぞ!ってなる話。

    飲み屋で歌うキーラをみて、おっさんプロデューサーがレコーディングを持ちかけていくシーンは、どことなく「アリー」を思い出すような感じ。でも、この映画のいいところは、成功ストーリーを描くんじゃなく音楽の魅力というか、純粋に音楽を楽しむ喜びに立ち返っているところ。みんなでセッションしたり、プレイリストを一緒に聴きながら夜の街を歩いたり。

    恋人がキーラを裏切って、さほど美人でもない東アジア系のスタッフと浮気するって設定は、「いやいやいや。。。」と思いますが。そんなことより、一瞬やさぐれて「ウイスキー頂戴!」って言って、また音楽を通して、喜びを取り戻し、歌い、屈託無く笑う、キーラ・ナイトレイが非常に尊い。
    最初は放浪の歌手って感じで、パンツスタイルでかっこいいんだけど、途中からワンピースになって、それもそれで麗しい。
    優しい歌声も含めて、キーラ・ナイトレイの魅力が爆発しております。

    映画としても、とても前向きで、音楽も素敵で、青春してる感があって、元気をもらえます。「Begin Again」というタイトルにふさわしい、爽やかな映画でした。

  • マルーン5の曲。やはり良い。

    自分の気持ちを作曲した歌で表現する彼女。
    こんな感性を持った女性に憧れます。

    良い雰囲気だけど、
    安易にくっつかないところが好感持てる作品

  • 好きです...!
    こんな映画に出会えて嬉しい。

  • 前半の、ストーリーを遡って冒頭のシーンに集結させていく手法は面白い。これメインで演出される作品が一本あっても良いくらい。後半の街の音を集めながら、アルバムを完成させていくというアイディアも悪くはないが、先に『シング・ストリート』のPV撮影を観てしまっていたので新味はなかった(観る順番って大切かも)。それにしても、なんにしても、誰もが語るところだけど、ジョン・カーニー監督は音楽センスが最高!! 抑えたストーリー展開と、抑えたエンディングと相俟って、余韻がじーんと……。☆4

  • 音楽をやっていた人には、また音作りがしたくなる映画。音楽ってサイコーだなと再確認させてくれる。

  • 恋愛系は得意じゃないけどこれは好きだな
    かわいい映画

  • 音楽っていいね。絶対踊ったらだめゲームがツボ。キーラナイトレイかわいい。

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