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Amazon.co.jp ・電子書籍 (314ページ)
感想・レビュー・書評
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基礎知識と銘打ってあるだけに、妖怪学の教科書としてこれほどに手頃なものはないように思う。
筆者が自他共に認める第一人者ということもあり、参考文献に同じ筆者の著作が挙げられているのが、ちょっと面白かったが、それが的外れではないところが素晴らしい。自負あってのこととわかるので、納得の結果のように思う。
基礎知識をまとめた本というのは、往々にして筆者の得意部門に偏っていたり、時に我田引水が見受けられるのだが、本書はそうしたものが薄く、徹底的に基礎知識に重きを置いて、参考となる文献の紹介にもページを割いているところも実に面白かった。
その手法は、文系というよりはむしろ理系、科学的なそれに近い感覚がある。
そもそもとして、理系文系で学問を分けているのは、日本と韓国だけの慣習であるというが、こうした本を読むとそれも納得という感覚がある。
つい先日SNSで文系と理系ではアプローチが違うという意見を見かけたが、それは違うよなあ……などと思ったりした。
それはさておいて、妖怪というやたらと広い分野を広く浅く、そしてこれから深く知るには適切な1冊ではないかと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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