白鯨 (上) (角川文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 冒頭の引用祭りで「あ、やばいのに手を出したかも?」と思ってしまったのですが、面白かったです。水夫として船旅する人たちって血気盛んな男性ばかりなので言うことなすこといちいちワイルドです。それでいて、やっぱり恐るべき自然を前にぼーっと過ごす時間も多いから非常に思索にも富んでいる。海の男かっこいいなぁ!船長など目的に向かいまっすぐ突き進む人物が印象的ですが、女はある意味器用なんでこうはならない。序盤の蛤の寄せ鍋がおいしそうすぎる。神聖で凶暴で恵みをもたらす鯨が海を背負ってくる感じもたまらない。下巻も楽しみ。

著者プロフィール

(1819年8月1日 - 1891年9月28日)ニューヨーク出身。著作は代表作『白鯨』の他、『代書人バートルビー』『ビリー・バッド』などがある。

「2015年 『白鯨 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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