歴史劇画 大宰相 第一巻 吉田茂の闘争 [Kindle]

制作 : さいとう・たかを 
  • 講談社
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感想・レビュー・書評

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  • 終戦直後の日本について全然知らなかったので何かないかと探していたらちょうど良さげな本作と出会いました。マンガなので手軽に学べてラッキーです。

    本作は権力闘争がメインで、政策・風俗についてはサラッとなぞるぐらいしか描写がありません。どちらかといえば後者の方が知りたいのですが、それでもいろいろ興味深いことが知れました。

    戦後から高度経済成長まで吉田茂派の影響が大きかったこと。
    終戦直後の首相には戦争継続派をなだめるため皇族が務めたこと。
    終戦直後、国民は闇市を利用しなければ生きてはいけなかったこと。

    ただ当時の政治家視点で話が進むためバイアスは結構あると思います。一部のひとは怒るかもしれませんね。
    全10巻らしいので今後もちょくちょく読んでいこうと思ってます。

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著者プロフィール

1923年、神奈川県生まれ。早稲田大学政治学科卒業。読売新聞社政治部記者を経て、政治評論家として活躍。『小説吉田学校』は戦後政治を生々しく活写し、ベストセラーとなった。1983年没。

「2020年 『歴史劇画 大宰相 第十巻 中曽根康弘の野望』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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