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鍵のない夢を見る (文春文庫)の感想・レビュー・書評
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辻村さんの直木賞受賞作!
人間の心理描写が巧妙詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
5編の短編集。
主人公は若い女性。
話はそれぞれ違うけど、何となく似た印象の女性像。
なのに、一つ一つが印象深い。
久々に若手作家さんの本でひと時過ごすことが楽しめた。 -
第147回(2012年)直木賞受賞作。短編5作品とも丁寧に描かれているので、登場人物が犯罪に関わる際に、「ありそう」というリアリティがとてもある。
特に「石蕗南地区の放火」に出てくる笙子は本当に身近にいそう。「良い男が寄ってこない」というフレーズは女子会では良く聞く台詞。少しずれた思い込みをしていて当人は気づかないこと、意外と心当たりのある人は多いのでは。
「君本家の誘拐」も育児に追いつめられていく良枝の姿が、ものすごくありそうなストーリー。結婚した友人や、不妊治療をしている友人や、結婚・出産で立場が微妙に変化していく女性の友人関係を見事に描いていると思う。 -
面白い。それぞれの女たちのストーリーはリアルでいつ自分がそうなるか分からないほどリアル。
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