海辺のエトランゼ (onBLUE comics) [Kindle]

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 8
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感想・レビュー・書評

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  • 現在シリーズ1作目が丸ごと無料で読めるので、
    せっかく出会ったのだから…と読んでみました。

    その前に本作の表紙良くないですか?
    私、こういう風に光の加減を綺麗に表現されてるイラスト、好きなんですよね☆

    小説家の卵でゲイの駿は、物憂げに過ごす高校生・実央が気になり声をかける。しかし距離を縮めた頃、実央は島を離れることに。
    そして3年後…、実央が島に戻ってくるが…。

    もっと軽めの青春キラキラストーリーかと思っていましたが、思ったよりシリアスなストーリーで、むしろ私好みでした(^^)

    この作品の意外なところは、駿と実央というBLだけじゃなく、絵理と鈴ちゃんというGLカプも存在することでしょうか?
    だからこそ駿と絵理は分かり合える存在なんですね

    絵理と鈴の作品もコミックスで出てるのかな?と思いましたが、それはないみたいで少し残念。
    割りとバックボーンがしっかりありそうな印象だったんですけどね(^_^;)

    本作は駿が年上というのは何となく分かりますが、具体的な年齢はどちらも今のところ出てきていません。出会いが社会人と高校生、3年後は実央が高校卒業してるので、駿が25歳前後、実央が20歳前後って感じかなと思いながら読んだけどどうだろう?

    本作は元々読み切りだったようで、1話だけでも確かに読めます。その後1巻完結ということになり、1巻の終わりも区切りがいいです。
    そこからさらにシリーズ化となったようで、この先どういうストーリーが展開されていくのか気になるところではあります(^^)

  • [ふゆ side]

    ほわんとした話。お互いに、というか、登場人物ほぼみなが重いものをもっているのだけど、それを軽いものにさせる雰囲気は、絵柄もあるし、それと、それぞれが悩みで蹲っているのではなく、それぞれの行動で相手に次のアクションを促していくからなのだろうと思う。各自がひょいと障害を越えるのは、だから、いとも簡単なことのように見える。でもそれは、みながそれぞれの存在に力を得た結果ではないのかなと。特に中心の二人は。

  • シーモアで無料公開されていたので読んだ。
    アニメ化されていてアニメを先に観ていたが、原作を読んでみてほぼ原作通りだったと思った。
    鮮やかな景色や音のある情緒はやはりアニメが優っていたように思うが、マンガでは2人の男同士に慣れていないやり取りがあどけなくて微笑ましかった。

  • 実央くん女の子みたいだなぁ…って思ってたら攻めだったので思わず嬉しくなってしまいました。(どうでもいい感想ですみません^^;)

  • 攻めだと思ってたら受だった!

  • 以前から、素敵なイラストを描かれる方だな~と思っていたのですが、漫画を読むのは初めてで。
    早く読めばよかったー!
    絵に説得力があって、画面作りがとてもうまい……!という印象です。
    続きが気になるという感じの本ではないと思います。
    このかわいい二人をずっとながめていたい、癒されるなあとしみじみ感じられるような漫画です。

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著者プロフィール

紀伊カンナ(きい・かんな)/漫画家・イラストレーター。
書籍の挿画を多数てがける。おもな作品に、庭名義で『怪人二十面相』『少年探偵団』(講談社青い鳥文庫)、「死神うどんカフェ」シリーズ(講談社)、紀伊カンナ名義で「妖怪お宿稲荷荘」シリーズ(中公文庫)などがある。漫画の作品に『魔法が使えなくても』(祥伝社)ほか。


「2019年 『長浜高校水族館部!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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