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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4988111248749
感想・レビュー・書評
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1984年、サッチャー政権下のイギリスは不況に苛まれていた。サッチャー首相は20ヶ所の炭坑の閉鎖案を発表するが、炭坑労働者たちはこれに反発。
抗議のストライキは4ヶ月目に入ろうとし、炭鉱労働者とその家族たちは生活が困窮していた。
ロンドンに住むマーク(ベン・シュネッツァー)はそのニュースを見て、ゲイの権利を訴える大々的なパレードの中で仲間たちと募金活動を開始。
そして炭坑労働者支援のためのレズビアン&ゲイ会LGSMを立ち上げる。
しかし集まった寄付金を送ろうと全国炭坑労働組合に連絡しても、レズビアン&ゲイ会と名乗ると偏見から冷たくあしらわれてしまう。
それならばとウェールズ奥地にある炭坑町ディライスの役場に直接電話したところ、今度はすんなり受け入れられる。
ディライス炭坑を代表して彼らのもとにやってきたダイ(パディ・コンシダイン)は、LGSMがどういうグループか全くわかっていなかった。
ダイは偏見を持たずにゲイ・バーを訪れ、お金ではなく友情をもらったと大勢の前で熱く語る。このおかげで賛同者は増え、ディライス炭坑への多額の寄付金が集まった。
ディライスの委員長ヘフィーナ(イメルダ・スタウントン)は感謝の意を込めたパーティを企画し、反対を押し切りLGSMを招待。ヘフィーナや書記のクリフ(ビル・ナイ)はミニバスに乗りやってきたLGSMのメンバーを歓迎する。
困惑する者もいたものの、次第にメンバーも町人たちも心を開き始め、歓迎会は大いに盛り上がった。
ストは42週目に突入し、組合員の家族手当が停止。LGSMがさらなる支援を決める中、ある不測の事態が起こる……。
家族に内緒でゲイの支援活動に参加するジョーと炭鉱労働者と連帯しようとするマークを対比させながら、仲間内でも考え方や立場は違っても、同じ目的や共通点を見つけて連帯することの難しさや葛藤を含めてユーモラスに描かれていて、話し合い飲み食い遊び苦楽を共にしながら少しずつ偏見や誤解を解いていく過程も丁寧に描かれ、属性や信念の違いはあっても共通性を見つけて連帯することの難しさと素晴らしさをメッセージする爽やかな後味の傑作映画でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
炭鉱労働者のストライキを同性愛コミュニティが支援する。当初は偏見に満ちた関わりだったのが、同じ「人」ととしての交流が進む中で絆が生まれ、互いの存在にリスペクトが生まれる。人間的な温かさのある血の通った人間関係がデモ活動を強化していき、そうした前向きなエネルギーが増幅するように展開を盛り上げるシナリオが素敵だったし、マイノリティといわれるけど実はマイノリティではないんじゃないの?みたいな鋭さも含めて、あまり屈折した陰鬱さが少ないのも心地よかった。
原題「PRIDE」のタイトルバックの現れ方もよかった。 -
ミニシアター系の映画ですが、自分は大好きです、この作品。
本来のタイトルは「プライド」なんですね。でも邦題の方がピッタリくる気がします。
ユーモアあり、性の垣根を超えた友情あり、そしてラストにあぁぁぁっ!!!って感動あり。
自分で選ぶ映画ベスト10にランクインです^^ -
まさしくイギリスらしい秀作といった感じです。史実をなぞるとすこしつまんなくなるものも多くありますが、こちらは登場人物たちが一人一人いい味出していてすごく魅力的に描かれてきます。
簡単にいうとサッチャー首相政権下、抑圧された炭坑夫たちがストをおこしているのですが、同じくサッチャーに抑圧されているゲイ&レズビアン団体が妥当サッチャーの為に同じ敵を持つ炭坑夫たちのために戦おうと立ち上がるお話です。
動機はあまり、しっくりきませんでしたが炭坑夫たちやその家族が同性愛者達を受け入れる派と嫌がる派にわかれて対決したりする小さなイザコザがあったり、同性愛者たちもそれぞれ色んな事を抱えたりするところをちゃんとリアルに描いてる。
軸になるのは友情とプライド。
同性愛者たちは、迫害されながらも彼らにはプライドがあるから差別されてもそれを跳ね返す力も、そして逆手に取って飛び跳ねてしまうようなパワフルさもある。
そんなビクともしないプライドに満ちた彼らに影響されて彼らに対する温かい尊敬と友情が炭坑夫たちにも生まれてくるのだ。
史実を元にしているので、とても丁寧に描かれているし、登場人物一人一人の小さな触れ合いが過度じゃない感じで温かい。
ハリウッド映画が好きな人には少し地味にかんじるかもしれないけど、なんとなく晴れやかな気持ちになりたいときにおすすめ。 -
技術革新とともに、薬剤師の果たす役割も大きく変わりつつあります。
また、薬物治療だけではなく、「高血圧の治療」や「禁煙の支援」などのスマホのアプリが開発されており、アプリが「医療機器」として認可される見通しです。
このような不透明な時代にあって、DVDで「パレードへようこそ」を見て息抜きをするとともに、1980年代のイギリスの社会の変動と人々の暮らしについて関心を持ってもらえたら、参考資料※にも目を通してもらえると良いと思います。
※「マーガレットサッチャー 鉄の女の涙」
※「サッチャー時代のイギリス : その政治、経済、教育」
https://bit.ly/3KupO3i
服部 研之(環境衛生学) -
サッチャーに切り捨てられた人々が連帯して立ち上がる.それまでの硬派の男たちの炭鉱夫たちと彼らを支援するゲイたちの衝突が少しずつ打ち解け理解し合う様子が素晴らしかった.何より炭鉱夫の妻たちの明るくたくましいパワーには圧倒された..
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サッチャー政権時代の炭鉱にはドラマあり
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1980年代、サッチャー時代のイギリスでは、炭鉱の閉山を進める政府に反対して炭鉱夫たちがストライキに突入していた。それに関してアクティヴィストのゲイ青年が、炭鉱夫を支援する活動、その名も”Lesbians and Gays Support the Miners”を始める。
主人公の提案にはじめは怪訝な顔をした同性愛者の仲間たちだったが、ともに寄付を集め、遠く離れた炭鉱の組合に寄付を届けることになる。しかし、はじめのうちは「ゲイを見たこともない」炭鉱マンや組合の人とのぎこちない交流には軋轢が生じたりもするが、最終的には炭鉱夫たちも、同性愛者の活動に理解を示し、逆に支援してくれたりする展開に。
この映画が撮られた背景は全く知らないが、炭鉱夫によるストを支援した同性愛者グループの運動があった、という事実を掘り起こすことを通して、アイデンティティ・ポリティクス(マイノリティによる承認をめぐる闘争)と労働組合運動(階級闘争)の間に横たわっている溝は埋められうるという可能性を提起したかった、ということなのではないかと勝手に思っている。
あるいは、都市型リベラル(ラディカル)と、保守的な地域のブルーカラー労働者との交流、というテーマとしても観ることができる。 -
minerとminorがuniteする話。「Bread and Roses」のシーンでかなり揺さぶられて、ラストのパレードで号泣。何だかんだ言って、やっぱり老若男女問わずセクシーなものが好きなのね。これ、ミュージカルになったらいいな。
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性差別の問題を扱う学習会でLGBT関連の映画を観ようということになり、いくつか候補がある中でこの作品も視聴しました。
まさに、権利を勝ち取るための戦いが描かれていますね。特に、クライマックスにかけての盛り上がりは鳥肌が立ちました。 -
よかった。すごくよかった。
イギリス映画ってやっぱりどことなくおしゃれ。
出ている俳優陣も知っている顔が多いなか、まったく全然違う人にしか見えなくてすごいなーと。
やはり実話をもとにしているだけあって深みがある。マークがのちにエイズになり26歳の若さでなくなっていたこと、ジョナサンは先日65歳の誕生日を迎えていること、おわりのすべてにじーんときた。もちろんストーリーの最中でも、なのだが。良い作品だったなーとじわじわ。嬉しい。 -
but what i'd really like to say to you is thank you
because what you've given us is more than money, it's friendship
when you're in a battle against an enemy so much bigger, so much stronger than you, but you find out you had a friend you never knew existed
well, that's the best feeling in the world
so thank you
素晴らしい映画、何度でもみたい -
「映画天国」のLGBT特集にて。同性愛者と炭鉱労働者という、マイノリティ同志が手を結ぶという興味深いストーリー。まずは「フルモンティ」「ブラス!」「リトルダンサー」といった、イギリスの伝統的な不況系、炭鉱系映画の伝統を汲んでいるところが好感を持てます。
同性愛者を最初に受けれたのは、「連帯」を主張しながら異分子を排除しようとする組合運動家ではなく、女性たちだったというのも興味深い。同性愛者のパレードに炭鉱労働者たちがやってくるエンディングは爽やかでした。 -
クライマックスに鳥肌が立つ。
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サッチャー政権下のイギリスで、ストが長引き困窮する炭坑労働者たちを支援しようとする同性愛者グループとウェールズ奥地の炭鉱町の人々とが結ぶ友情を、実話をベースに描いたドラマ。
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