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- / ISBN・EAN: 4910201350858
感想・レビュー・書評
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本屋に新書と並んでこの雑誌が置かれていた。去年は藤田孝典氏の「下流老人」がひとつの流行語に踊り出たのであるが、そのきっかけとなったのがこの雑誌だったのではないかとそうぞして、手にとって見た。新書を読むのにはしんどいけど、雑誌ならば写真や図が豊富で読みやすいのではないかと企んだわけである。
ソーシャルワーカーは老人福祉の最前線にいるので、この問題に気がつくのが少し早かったのは当然だと思っている。あと10年で老年期に入る私も、その危機意識はあったし、何よりも労組活動に首を突っ込んで二年ほど貧困問題をやった身としては、生活保護問題と老人問題は首の皮一枚残してほぼ同じだという実感があった。
昔はここまでではなかった、なぜこうなったのか、という分析は、この雑誌で54pに表付きでしているし、新書ではおそらくきちんと分析されているだろうし、テレビでは不十分に紹介されているだろうから、ここでは繰り返さない。本人の責任問題ではない。極めて「社会問題」であることだけを指摘しておきたい。
藤田さんは、社会基盤を整備し直すべきだという立場だけど、雑誌は個人で防衛するために、貯蓄の検討、生活の検討、再就職の検討の仕方をプロに書かせている。基本的に都市生活者を想定して書かれているので、注意が必要だが、現在の問題点を自覚するためにも面白い特集だと思う。
しかし、1番の特効薬は、どんどん貧困格差を拡大していて、軍事大国を作ろうとしている現政権に方向転換を迫る「主権者の一票」だろう。と思う。
2016年2月22日読了詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
老後のことをこんなにも考えなければならない世の中になったことが悲しく、自分も「そんなん気にせんでもええ」と開き直っていられなくなった歳になったと自覚したこともさらに悲しい。
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久々にKindle版で東洋経済を購入して読みました。
なんか40過ぎてからこういうタイトルだと気になっちゃうなぁ~
自分の場合はまずは健康を気にしないといけないんだけど
長く生きることを前提に考えると老後のことはそろそろ真剣に考えないといけないお年頃。
幸い奥さんが働いてくれていて、全然浪費家ではないのが
本当にありがたいです。
自分のことを棚に上げてですが
僕は何もないのにスタバでコーヒーを飲む人はお金が貯まらないと思っています。
「雰囲気を買う人」だから。
コーヒーなんて家で飲めばいいし
せいぜいコンビニなら100円で済む。
コンビニとスタバのコーヒーの差なんて
相当コーヒーが好きじゃなきゃ分からない。
・・・・そういうことがわかっていても僕のようについつい雰囲気をやご褒美を買ってしまう。
108円で済むのに、300円~500円を使ってしまう。
一事が万事、そういう人はお金が貯まらない。
まぁ~だけどお金を貯めるだけでも・・・ね。
と思ってしまう。
老後のことも考えながら、お金も使って今を楽しみたい。
色々と考えちゃう年頃です。 -
中国でのサムスンのシェアが6位。
最先端技術を持てない国は弱い。