累(6) (イブニングコミックス) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
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感想 : 6
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感想・レビュー・書評

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  • まさかの展開…。
    累は今後、どうなるのか、気になる。

  • コミックDAYSで。

  • ニナの母と野菊が接触。なんというか迂闊にも接触できてしまう詰めの甘さと言うかがきになるこの頃。完全犯罪なんてのがまかり通ったらCSIも科捜研もいらないという話か。(微妙にというか、大幅に違う!)「虚像ごときが…本物に迫るなど許せない」野菊の怒りはごもっともだが、虚像だからこそ、憧れられ、消費される芸能界ではないかと思ったりも。そこに「真実の姿」は昨今の一般人は求めているのかね。「生きる最期のその瞬間まで光の中で美しく在りたい!!!」と口にする累の気持ちは本音だろうし、手段選ばずになんかなーとは思うが、潔い。と、思ってしまう。

  • 惹き込まれますねえ。絵柄はそれほど好みではないのですが、ぐいぐい読ませる感じでした。ホラーサスペンスとでも言いましょうか。母親の形見の口紅でキスをすると相手と顔が入れ替わるという。まあ、その設定はどうなんだろうなあ、と思いつつも、結果的に惹き込まれます。
    美と醜、明と暗、幸と不幸が入れ代わり立ち代わり、主人公の淵累はその容貌から、いじめられ1人でいたが、友情が芽生えたと思えば、またどん底に。気持ちが和らげば、現実を見せつけられ。実は肉親であったのに、友情まで芽生えたのに、野菊とは最終決戦の様相。次巻どうなることやら。
    「隣の芝が青く見えるだけ。人のことは気にしないで」と言うのは容易い。それを受け入れられるのは、どん底を味わっていないから。人は中身で勝負と言ったって、第一印象は見た目でしょうからねえ。同じ条件であれば、醜い人のところには人は行かないでしょうからねえ。
    それでも、丹沢ニナの母親は入れ替わりに気づいたんだよねえ。たぶんウチなら絶対わからんだろうなあ。おとんと同じ反応だわ。あ、これって寄生獣でも同じような場面あったよねえ。
    丹沢ニナの指会話の話。乙一の「失はれる物語」を思い出した。植物状態で体も動かせないのに、意識だけはある状態。死ぬに死ねない無間地獄・・・想像するだけで恐ろしい。丹沢ニナ目線の話は哀しすぎる。殺してくれと言わざるを得なかったのだと思うと。
    あと、演劇の描写も面白い。観たことないけど、マンガに描かれているような感じなんですかね?一度くらいは見ておきたいなあ。

    ただ、寝たきりの丹沢ニナを1人で、しかも昼間いないのに面倒みれるものか?とか、チューブの類も一切なく、生命維持装置とかいいのん?なんてしょうもないことを気にしたり。
    羽生田も謎だなあ。何がしたいのか、何をしているのか。
    さて、どうやって最後締めるのかなあ。みんないい死に方はしない感じに悪いことはしちゃっているからなあ。

    あとがきのちびっこい作者は良いですわ。なかなか面白いです。モチーフの「累ヶ淵」、読みたいけどKindle出てないんだよなあ・・・はあ。

    でも、よくキスしたら顔が入れ替わるってわかったよね。これって、異性とのキスでは起こらないんだよねえ。普通、同性でキスすることないでしょうに。どうやってこの事象が発覚したのか?設定あるのかなあ。そう思うとね、世の中、違う使い方をしたらあらぬ効用が発揮される、なんてことがあるのかもね。

  • 5巻でちょっと飽きが感じられていたが、ここで思い切り舵を切っての新展開!また面白くなってきました。
    ここ最近は1巻のような"美醜"を巡るドロドロが弱まっていただけに、ここでこの展開はアツいです。
    『僕だけがいない街』もそうでした、6巻って大事な巻です!

  • 節目になる事件あったのに、あまり動いてない感。

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著者プロフィール

イブニング新人賞ゆうきまさみ大賞及び宇仁田ゆみ大賞にて、共に優秀賞を受賞。2013年より同誌上にて連載を開始した『累―かさね―』が、テレビをはじめとする各メディアで絶賛され、今最も注目を集める若手漫画家としてその活躍を期待されている。本作『誘―いざな―』はこの『累―かさね―』の前日譚を小説として執筆したもので、松浦だるまの小説家としてのデビュー作となる。

「2014年 『誘』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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