黒博物館 ゴーストアンドレディ(下) (モーニングコミックス) [Kindle]

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  • 講談社
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感想・レビュー・書評

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  • 相互さんにお勧めされて読んだけどめちゃくちゃ面白かった!

    「生霊」が見えるフローレンス・ナイチンゲールの壮絶な戦い。
    決闘代行人の霊(死んでる)グレイマンに殺してとナイチンゲールが縋ったところから始まる物語。

    少年漫画らしい派手なアクションシーンもありつつ「奇譚・ナイチンゲール伝」といったところ。

  • 流石のラスト。
    この組み立てと説得力は著者ならでは。
    史実ものをベースに上質に演じることを描きあげている。
    最後の最後がよい。

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  • 浦沢直樹の漫勉の藤田和日郎回を見たばかりなのですごく面白かった!!!

  • ナイチンゲールと幽霊と決闘と…不思議な組み合わせではあるけれど、不思議とどんどん読んでしまった。
    NHKでちょうどこの本の執筆しているところを取材していて、そのシーンが出てきた時は、感動してしまった。技法がすごい。
    内容もよかったけれど、最後のグレイの表情に、本当にドキッとしてしまった。絵を削るように書く、として、何度も何度もホワイトを重ねて書いているとのことだったけれども、この表情もその技法が使われたのかた思うと、色々な感動が出てきた。
    漫画でしか表せない表現に、感動してしまった。

  • 再開した黒博物館。いきなり上下巻にわたる今シリーズの主役は、ドルリー・レーン劇場の灰色の幽霊と、フローレンス・ナイチンゲール。

    その2つ組み合わせるのかよとか、そんでナイチンゲールに「人の悪意から成る生霊が視える」とかえらい設定足してきたなとか、そしてそれをよくこんなに読ませるなとか。


    なんで最後グレイはフローと一緒に行かないのとか、フローがそこまで死にたかったり自分が絶望するってずっと確信してた理由とか、踏み込みが浅い気もする部分もあるけれど、それは余韻とか余白と見るべきかとも思う。
    やっぱ藤田和日郎はいいなあ・・・そして死の緊張感とかガンガン出せる設定の方がいいよなあ・・・

  • あんな顔を見せられたら……こちらも同じ顔になっちゃう。ずるいけどしあわせ。

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著者プロフィール

北海道旭川市出身。1964年生まれ。88年、『連絡船奇譚』(少年サンデー増刊号)でデビュー。少年サンデーに連載された『うしおととら』で91年に第37回小学館漫画賞、77年に第28回星雲賞コミック部門賞受賞。ダイナミックかつスピーディー、個性的ながらエンターテインメントに徹したその作風で、幅広い読者を魅了し続けている。他の代表作に『からくりサーカス』(少年サンデー)がある。

「2007年 『黒博物館 スプリンガルド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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