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感想・レビュー・書評
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何回読み返せば気がすむんだ!な、何食べで。コミックは手放したけど、料理本としては手頃なので買い直した話はさておき。ゲイのカップルの日常ご飯を淡々と描いた漫画。これだけは映像にしてほしくないなーも、さておき。「仕事で案件をひとつキレイに落着させたくらいの充実感を一日に一回も味わえるなんて夕飯作りって偉大だよ」弁護士のシロさんの楽しみでもある料理。確かに料理が上手にできた時は同感。「知ってるからって、わかってくれるわけじゃありませんから」このころのシロさんはまだまだ頑な。それもまた新鮮だし、そんなもんだよ。
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長らく愛読する週刊モーニングで、連載開始時からリアルタイムで愛読中のシリーズ。一方の妻は、テレビドラマの放送を観てすっかりハマり、劇場版映画は夫婦で鑑賞。コミック単行本は妻が買い始め、おそらく最新刊まで読み続ける見込み。
...その流れで、妻が買い求めた単行本初巻をあらためて読んでみると、コレがやっぱり面白い。これはなんていうのだろう。テーマとしてはまさしく今風のLGBTQを扱っているとも云えるのだが、リアルでセクシャルな描写(例えば「濡れ場」とか)を殆ど出さず、その手の表現や展開が苦手な読者でも難なく楽しく読める。
新人作家の連載物だと、連載初期と最新版とでは画力や画風が大きく異なり、続けて読むとやや違和感を感じることも少なくないが、本著者の本作ではそれが全く無い。
ただ唯一の難を挙げると、ドラマ化されたテレビで観る方が、様々な料理の作り方やレシピがビジュアルにもとても分かり易く工夫されているのに比べ、原作のコミックでは、料理のレシピの描写がやや過度に解説的で細か過ぎる印象が否めない。
テレビドラマもシーズン2を数え、続編(3)の放送もきっとありそう。
それも楽しみに、連載やコミックも読み続けていきたい。 -
レシピ最高
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ゲイのカップルの話。ご飯のレシピがどれも参考になる。でもご飯だけに特化しておらず、人間関係や感情などもうまく描かれている。そうめんは真似したいと思った。ゲイをオープンにする派としたくない派で喧嘩になるのも、お互いの気持ちが伝わった。
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面白い。そして、ご飯がおいしそう。
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この主人公の弁護士のお母さんの言葉に大変傷ついた。
「暴力」以外のなにものでもない。
ただ自分が気持ち悪いというだけのことだ。
恥ずかしいと思っているのは、お前だけだ。
息子であろうと、他人である。
どれほど一般的に正しいことであろうが、他人に対して一切の強要があってはならない。
それは、「暴力」でしかない。
『きのう何食べた?』1巻を読んで
料理がメインなのがおもしろい。 -
「昨日何食べた?」こんな質問から始まった、変人たちのお付き合い。手軽に作れる料理が多く登場し、作ってみたいという気になる。同性愛の場面もあるが、特に過激な描写はないため問題はない。