ぼくは愛を証明しようと思う。 (幻冬舎単行本) [Kindle]

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  • 幻冬舎
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感想・レビュー・書評

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  • 恋愛工学についての本。
    ナンパの本。

    ナンパしたいとは思わないけど「どうやったらこの人を動かせるか」という事を考えるという事は結構いろいろ応用聞くなーと感じた。

    コミュニケーションの本で言うと概念的なものとかは理解していても実際にどう使うのかイメージしづらかったりするけど、この本ではナンパを通して具体的なテクニック(行動)まで読めるので分かりやすい。

  • 最近はやっているらしい。
    が、内容は一昔前の心理学と行動経済学の知見の恋愛?ナンパ?への応用である。
    心理学6の行動経済学4くらい。

    大原則は、
    成功回数=声をかける回数×気に入ってもらえる確率
    という黄金律である。

    声をかける回数は、ひたすら練習である。
    初めは街コンのような準備されている場所からスタートして、ストリートナンパやクラブで練習を積んでいく。
    これは練習あるのみである。


    次に気に入ってもらえる確率であるが、これは前述の心理学や行動経済学の結果が盛り込まれている。
    どのような話題をしていけばいいのか、どのような振る舞いを見せるのが良いのか等、一度は聞いたことがあるテクニックではあるが、ストーリー仕立てでこのシチュエーションにはこのテクニックが有効という感じになっているので、本の構成はわかりやすい。

    六本木で働いている高学歴、高収入で頭の中がお花畑の人たちはおそらく本書を読んでいるので、翻って優位性はもはやない(だってみんな同じ戦略をとっているのだろう)のだろうけれど、基本的な戦略としては理論的には正しい。


    が、何が楽しくてこんな本が売れているのか。
    もっとも読むべき本があるでしょう。日本のビジネスマンよ。。。

    行動心理学であれば、やはり 「Thinking, Fast and Slow」 Daniel Kahneman でしょうか。

  • 破壊力抜群の「恋愛工学論」が小説になると、どうなるか? 著者は小説向きではなさそうだが……と思ったが。うまくまとめている。ラストは理論の否定か止揚か? 図らずも血肉あるヒトの物語は「工学」からスピンアウトする運命なのか……

  • 恋愛における心理を小説形式でわかりやすく読める。自分がナンパしたいとかしようと思ってるとかに限らず、本としてもおもしろい。

  • なぜかモテるやつが、こんな感じだったような気がする。

  • 巷で散々な言われようだったのと、自分もちょっと散々な状況だったのでネタの意味も込めて見てみた。

    意外と普通なことが書いてあって、例えば相手に言い訳を用意してあげるとか、会話は相手のペース(話す速度とか含め)に合わせるとか、オウム返しをうまく使ってキャッチボールできている感を出すとか、結局相手も自分も悪い気持ちにならないようにするために、どう会話をマネージしますか、っていう話だったかな。
    ナンパの話とか、手を握って、DVDでセックスに持ち込んで、とかはちょっと性に合わないとは思ったけど、それくらいさくっとできるような余裕だとかは、と女性側も求めている節はあるとは思った。(多分やりまくってる箇所は男女ともに嫌悪感抱く人多そうとも感じた)

    仮に一途に思っていても、その出し方は考えものだなって感じで。この本で書かれていたことをすべて実践していたら気持ち悪いけど、学べるものはあったかなという印象。

  • 面白く、一気に読んでしまった。
    「恋愛工学」についても、読む分には非常に面白く、「あ〜なるほどな〜」と納得できる部分が多く、興味深かった。
    が、現実の世界で活用するのは難しいかな・・・。

  • 面白い。現代のラブストーリー

  • 男女問わず読んで面白い本だと思う。
    こんなことあり得ないだろうって感じる人が多いと思うけれども、ちゃんと読んでみると心理学的な要素や生物学的な要素が裏付けとしているテクノロジーを基に書かれている事が分かる。
    物語としても面白いです。

  • 軽く読める話。ただ、ストーリーに深みはない。
    楽しく読めるが、人によっては不快に感じる内容。
    反復試行の話は面白い。
    ただ、全体的に金融工学の応用と謳っているものの、数字の話は少ない。生物学的な話なのかな、と。
    期待していたものとは違った。

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著者プロフィール

金融日記管理人。恋愛工学メルマガ発行。

「2017年 『ぼくは愛を証明しようと思う。(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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