新東京文学散歩 上野から麻布まで (講談社文芸文庫) [Kindle]

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  • 再読。文学散歩というよりも体験的地理文学史だった。それが文学散歩なのか。そして戦争で失われた事物・人心に対しての痛切感が伝わってくる。

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著者プロフィール

野田宇太郎(1909.10.28~1984.7.20) 詩人・評論家。福岡県生まれ。久留米での新聞記者、市役所職員時代に詩集『北の部屋』『音楽』『菫歌』を刊行。40年上京し、「新風土」「新文化」編集を経て河出書房で「文芸」創刊から20年末まで編集長を務める。“文学散歩”という形式を創案し、61~66年「文学散歩」を編集、東京から九州まで各地域別に著述し、『野田宇太郎文学散歩』(全26巻)に集成した。75年に評論「日本耽美派文学の誕生」で芸術選奨。82年に『底本野田宇太郎全詩集』刊行。

「2015年 『新東京文学散歩 漱石・一葉・荷風など』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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