暁の珊瑚海 (文春文庫) [Kindle]

著者 :
  • 文藝春秋
3.80
  • (1)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 22
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (459ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 本格的に読んだ初めての太平洋戦争小説。,珊瑚海海戦に挑む日本軍・米豪英連合軍の動きがよく分かる。,この海戦はお互いにミスを多くした。情報戦を軽くみていた日本軍の様子が印象的。,,,,◯日本軍の作戦計画が巧緻でしかも複雑になりがちなのは、つねにわずかな兵力で、もっとも効率よく戦果をあげようと腐心しなければならないからである。兵力を集中するには戦線がひろがりすぎ、それらを有効におさめて行くには国力が乏しすぎた。あまりに多く占領地域を獲得しすぎたために、そ,れらを防衛する作戦が多目的とならざるをえないのである。,,◯兵力集中とは、目的を単一化し、そのために全力を傾注することである。,,◯手持ちの攻撃兵力を減少させないために、偵察機の派出を極端にまで少なくする──いつもながらの,日本軍の攻撃偏重主義である。,,◯米機動部隊と異なって、輪型陣という防御形式をとらなかった日本側は、自分の身を、それぞれ単艦で護るという最下策の戦法で空母対決の日をむかえているのである。

  • 電子書籍の小説を初めて買って読んだが、とても読み応えがあった。
    初めての空母同士の戦いで、お互いが迷いながら、間違えながら戦っていく様子が手の汗握らせた。

全2件中 1 - 2件を表示

暁の珊瑚海 (文春文庫)のその他の作品

暁の珊瑚海 単行本 暁の珊瑚海 森史朗

森史朗の作品

外部サイトの商品情報・レビュー

ツイートする