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- / ISBN・EAN: 4988105103948
感想・レビュー・書評
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ただのスプラッタ映画かと思っていたがしっかり怖い。
終盤のハラハラ感がすごい。
悪役が狂人かと思いきや、戸惑ったり動揺したり尻込みしたりという「普通の人間らしさ」を見せるところが巧み。
ただ残虐なだけならそれほど怖くはないだろうに、隙が表現されることで彼らの得体の知れない気持ち悪さが引き立てられていると思った。 -
Amazonプライム・ビデオで、「公開40周年記念版」を観賞。
じつは、私は初めて観た。ホラー映画はあまり好きではないし。
なぜいまごろ観たかというと、先日読んだ対談集『サイコパスの手帖』(春日武彦・平山夢明)の中で、平山夢明がサイコパスを描いた映画の傑作として取り上げ、熱く語っていたから。
いわく――。
《水曜スペシャルの『川口浩探検隊』シリーズ(テレビ朝日系)みたいな感じですよね。まったく文化レベルが違う人種と出会う、という意味で。
俺たちは当たり前のように、「田舎の人は素朴で人がいい」というイメージを持っていて、それなのにえらい目に遭うという恐ろしさ。現代版『食人族』とも言えますよね。》
《まずは、エド・ゲインをモチーフにしたレザーフェイスが、白痴でデカい体をして、チェーンソーを持って追いかけてくると、「こんなにも怖いのか!」というところ。鬼ごっこ感覚があるんですよね。》
《現場の臨場感のレベルを超えた狂気感が、スクリーンからこぼれ出している感じがする。》
なるほどなるほど。
怖いというよりも気持ち悪い映画だった。「ああ、嫌なものを見ちゃったなあ」と、冷たい汗がジワッと出てくる感じ。
「人類が作った最も恐ろしい映画」として、マスターフィルムがニューヨーク近代美術館に永久保存されることになったという、伝説のアメリカン土着ホラー。たしかに強烈な映画ではあった。 -
本日、新作のレザーフェイスが公開!なので記念版を視聴。兄アイテムがやはりかっこよく。獣巾着に入った記念写真、アルミホイル、火薬、マッチ。重ね下げのカメラ、ブーツの剃刀などもすっと出てくるドラえもん。レザーフェイスも憧れのお兄ちゃんだったろうな。
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マイケル・ベイ版2作品は大好きでよく観てたんですが、オリジナルは中々観る機会がなくようやく観れました。
リメイク版と同じようにグロいのかと思ってましたが、そんなシーンは一切ないし血もほとんど出ない事に驚きました。
それなのに恐ろしい!!
後半は主人公の悲鳴が凄いです。煩すぎてちょっとうんざりするぐらい。でもそれが本気で怖がってる感じで恐怖心を煽ってきます。
レザーフェイスが怖いのはもちろんですが、一番怖かったのはヒッチハイクしてきた彼の兄でした。
ラストもとても印象に残る終わり方で、今作が色々と影響を与えた作品だと納得しました。 -
最初にオリジナルを観たのは恐らく80年代だと思うんだけど、レザーフェイスの印象は、今だに鮮烈に記憶に残ってますね。続編の類はあまり面白くありませんが、幾年か前に制作されたリメイクは中々良かったですよね。まぁ数十年ぶりに改めてオリジナルを積読して見ますと、オープニングからかなり重い空気ですし、冒頭の背景解説なんて70年代らしいええ感じですね(笑)
車椅子のキャラがいる何て全く記憶になかったなぁ〜
この時代で既に「冒頭で核心をつくセリフを吐いているにも関わらず誰も気を止める事もなく聞き流されちゃう呑んだくれや年寄りなどのある種周りから疎まれているキャラ」設定が登場しているんですねぇ〜こういう発見は面白いな。
この作品は後世、色んな監督に影響を与えて来たんだろうな。ジェイソンやブギーマンとかクライモリとかのキャラ作りや殺しのパターンとかサイコキラーとサイコパス親子何て設定もね(笑)
74年だったかな?その辺の時代だと相当な問題作品だったんだろうな〜僕もその当時に観てるからこそこの作品が特別なんだと思います。やっぱ強烈に記憶に残って居ますもんね。オーメンもエクソシストもキャリーも強烈だった(笑)たまに旧い作品を観るのも良いですね。