悪魔のいけにえ 公開40周年記念版 [Blu-ray]

監督 : トビー・フーパー 
出演 : マリリン・バーンズ  アレン・ダンジガー  ポール・A・パーテイン  ウィリアム・ヴェイル  ガンナー・ハンセン  エドウィン・ニール  ジム・シードウ  テリー・マクミン  ジョン・デュガン 
  • 松竹
3.65
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105103948

感想・レビュー・書評

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  • 原題:The Texas Chain Saw Massacre (1974年) ※日本公開 1975年
    収録時間:83分

    U-NEXTにて。
    ゲーム「Dead by Daylight」を初期の頃からやっていてそれに登場するキラー「レザーフェイス/カニバル」から興味を持ってずっと観たいと思ってた映画。
    シリーズ何作か観る機会に恵まれたので鑑賞。

    基本的に登場人物が何というか変な人ばかり。
    誰一人として感情移入出来ないまま物語が進行していき、レザーフェイス登場。
    ゲームで知ってる姿のままで感動。
    サクッと一人目が殺られ、二人目がフックに吊るされた時に「正にDbDじゃん」とコチラも感動。
    車椅子のフランクリンが殺られる時のレザーフェイスの登場シーンはかっこよかった。
    カニバルが可愛くて前は最推しだったので、映画のレザーフェイスも可愛く見える。
    ちょっとおっちょこちょいな所とか…(笑)
    サリー以外の登場人物はサクッと殺られるのだけど、
    サリーのシーンが長い。
    そしてうるさい…。
    終盤はずっと叫んでてあまりの煩さに音量下げた…不快なレベルだった…。
    最後助けてくれたトラックのお兄さん置き去りにしてサリーだけ別の車に乗ったの解せぬ。
    登場人物の中で唯一普通の人っぽくて好感持てる人だったのに許せん。
    ラストのレザーフェイスのチェンソーの舞は素敵だった。
    コメディではないけど全体的にギャグっぽくグロくもないからホラー苦手な人でも大丈夫そう。
    テキサスチェーンソー家族が観てて少し記憶にあるけど、あっちの方が個人的に面白かった気がするから早く追いつきたい。

    ″殺人鬼レザーフェイスの恐怖を描いたホラー映画の金字塔。監督は、これが商業映画初作品だったトビー・フーパー。アメリカのウィスコンシン州で実際に起こった残忍な殺人事件をもとに、旅行中の若者たちがテキサスの片田舎で殺人鬼に襲われる様を描いた。サリー、ジュリー、フランクリン、カーク、パムの5人組は、夏休みを利用してドライブ旅行に出かけ、その途中でヒッチハイクをしていた男を車に乗せる。しかし、男はナイフで自らを傷つけるといった行動を繰り返し、異常を感じた5人は男を車から追い出す。やがて一軒の洋館を見つけた5人は、その家に立ち寄るが……。1974年に製作され、日本では75年に初公開。2015年、日本公開から40年を記念した「40周年記念版」がブルーレイ発売&劇場公開。同バージョンは4Kスキャニングによる最新マスターを使用し、字幕や吹き替えも新規収録。″

  • ああ、何度もこの作品に戻ってきてしまう。

    バンッと現れ、一瞬で手を下す初登場シーンの驚愕と恐怖。

    画面を通してこちらにまで悪臭が漂ってきそうな室内の異常な様相。←なんでこんなの思い付くの?どうやって作れるの?

    (何で今日こんな人来んのっ?)とばかりに頭を抱えるレザーフェイスの悲哀。

    え!?生きてた!?からの何回落とすんだ!?恐ろしくて笑ってしまうトンカチシーン。

    BGMは、
    ヴィイイイイイ゛イ゛イ゛イ゛ンンンン!!!!
    キャーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
    の絶望二重奏。

    そして、数ある印象深いシーンの中でも異彩を放つのは、やっぱり夕陽のダンスシーン。
    禍々しさと神々しさが手を繋ぎあった奇跡のシーン。

  • ただのスプラッタ映画かと思っていたがしっかり怖い。
    終盤のハラハラ感がすごい。
    悪役が狂人かと思いきや、戸惑ったり動揺したり尻込みしたりという「普通の人間らしさ」を見せるところが巧み。
    ただ残虐なだけならそれほど怖くはないだろうに、隙が表現されることで彼らの得体の知れない気持ち悪さが引き立てられていると思った。

  • レザーフェイスさん人間味があってとても可愛い。
    知らない人間が家に入ってきたからぶん殴っといてから、どうしよどうしよーってなってるのとか、階段から降りてくるサリーに対してうわって驚いてるのとかめちゃくちゃ可愛い。

    主人公たちはほんと考えなしの馬鹿な若者って感じ。いきなり他人の家に入るなんて、殺されても致し方ないわ。
    後先考えてない行動多いし。ホラー映画で殺される鉄板行動(いちゃいちゃ、単独行動、怪しい家への侵入)しっかり踏んでるのが笑える。
    サリーはぽっと出の怪しい人間(ガソリンスタンドのおやじ)すぐ信じちゃうし。ほうきで叩かれたくらいでナイフ落とすなや。

    結構、最後駆け足に内容つめこんでるなーって感じしました。

  • Amazonプライム・ビデオで、「公開40周年記念版」を観賞。
    じつは、私は初めて観た。ホラー映画はあまり好きではないし。

    なぜいまごろ観たかというと、先日読んだ対談集『サイコパスの手帖』(春日武彦・平山夢明)の中で、平山夢明がサイコパスを描いた映画の傑作として取り上げ、熱く語っていたから。
    いわく――。

    《水曜スペシャルの『川口浩探検隊』シリーズ(テレビ朝日系)みたいな感じですよね。まったく文化レベルが違う人種と出会う、という意味で。
     俺たちは当たり前のように、「田舎の人は素朴で人がいい」というイメージを持っていて、それなのにえらい目に遭うという恐ろしさ。現代版『食人族』とも言えますよね。》

    《まずは、エド・ゲインをモチーフにしたレザーフェイスが、白痴でデカい体をして、チェーンソーを持って追いかけてくると、「こんなにも怖いのか!」というところ。鬼ごっこ感覚があるんですよね。》

    《現場の臨場感のレベルを超えた狂気感が、スクリーンからこぼれ出している感じがする。》

    なるほどなるほど。

    怖いというよりも気持ち悪い映画だった。「ああ、嫌なものを見ちゃったなあ」と、冷たい汗がジワッと出てくる感じ。

    「人類が作った最も恐ろしい映画」として、マスターフィルムがニューヨーク近代美術館に永久保存されることになったという、伝説のアメリカン土着ホラー。たしかに強烈な映画ではあった。

  • 本日、新作のレザーフェイスが公開!なので記念版を視聴。兄アイテムがやはりかっこよく。獣巾着に入った記念写真、アルミホイル、火薬、マッチ。重ね下げのカメラ、ブーツの剃刀などもすっと出てくるドラえもん。レザーフェイスも憧れのお兄ちゃんだったろうな。

  • 実はモノとして所有しておきたい私が、アマゾンで買い物したときにふらっとチェックしてしまった、プライムビデオ無料体験30日。
    見たい映画とすでに見たお気に入りの映画をウォッチリストにばんばん入れて、結果最初に見直したのがこの映画。

    おお。間違いなく最高。

    ちょうど「厭な映画」を読んでいることもあり、音楽がノイズミュージックであること、
    手前が明るい光源、という空間設定、
    家族という視点、
    など。

    じさま、ヒッチハイカー、レザーフェイス、といったどうしようもない家族の中で、「比較的正常に見える」コック。
    手際よく屠畜できるテクを持つ家族を誇りに感じつつ、でも自分で人を殺すのはなんだかなーと思って一歩退きながら、家族のサディスティックな行為には乗りたがる、という「比較的深みがありそう」な性格に、視聴者としての私はついつい視点を当ててしまう。

    しかし、やはり最後にはレザーフェイス=ブッチャーマン=ババ・ソーヤーの、家族への遠慮/お茶目/ままならなさ、に共感してしまう。

    ……あ。被害者たちへの共感は忘れていた。

  • マイケル・ベイ版2作品は大好きでよく観てたんですが、オリジナルは中々観る機会がなくようやく観れました。
    リメイク版と同じようにグロいのかと思ってましたが、そんなシーンは一切ないし血もほとんど出ない事に驚きました。
    それなのに恐ろしい!!
    後半は主人公の悲鳴が凄いです。煩すぎてちょっとうんざりするぐらい。でもそれが本気で怖がってる感じで恐怖心を煽ってきます。
    レザーフェイスが怖いのはもちろんですが、一番怖かったのはヒッチハイクしてきた彼の兄でした。
    ラストもとても印象に残る終わり方で、今作が色々と影響を与えた作品だと納得しました。

  • 最初にオリジナルを観たのは恐らく80年代だと思うんだけど、レザーフェイスの印象は、今だに鮮烈に記憶に残ってますね。続編の類はあまり面白くありませんが、幾年か前に制作されたリメイクは中々良かったですよね。まぁ数十年ぶりに改めてオリジナルを積読して見ますと、オープニングからかなり重い空気ですし、冒頭の背景解説なんて70年代らしいええ感じですね(笑)
    車椅子のキャラがいる何て全く記憶になかったなぁ〜
    この時代で既に「冒頭で核心をつくセリフを吐いているにも関わらず誰も気を止める事もなく聞き流されちゃう呑んだくれや年寄りなどのある種周りから疎まれているキャラ」設定が登場しているんですねぇ〜こういう発見は面白いな。
    この作品は後世、色んな監督に影響を与えて来たんだろうな。ジェイソンやブギーマンとかクライモリとかのキャラ作りや殺しのパターンとかサイコキラーとサイコパス親子何て設定もね(笑)
    74年だったかな?その辺の時代だと相当な問題作品だったんだろうな〜僕もその当時に観てるからこそこの作品が特別なんだと思います。やっぱ強烈に記憶に残って居ますもんね。オーメンもエクソシストもキャリーも強烈だった(笑)たまに旧い作品を観るのも良いですね。

  • 展開が早い! 下品な煽りがない!
    構図が綺麗! 叫び声が本気!
    良い!!

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