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感想・レビュー・書評
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帯の「大ベストセラー」とか「絶対的な悪、圧倒的な光」とか、タイトルに惹かれて購入。
現実では無宗教(というよりよく分からない)だけど、小説とかでテーマにされているのを読むのは好き。
買ったのはだいぶ昔だが、今回新刊の『R帝国』がこれの続編とのことでいよいよ読むのを決意。
2部構成で、1部は主に光側で、本筋に向けて動き出す話。2部で悪側にも焦点を当てて、物語は一気にスケールアップする。
正直1部の松尾さんの話は、知らないことだから興味を持って読めるけど、めちゃくちゃおもしろいかと言われればそうでもない。ただ、2部に入り一気におもしろくなった。
R帝国も一気に読んでしまったので、感想はR帝国の方に書く。
性描写とかぐろい描写が多いので、人を選ぶかもしれないです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんか自慰行為をずっと見せられて「どう思った?」って聞かれた感覚になったわ
え?そんなこと言われても知らね、、笑
でも最後らへんの物語の進むスピードが速くなった瞬間に急に面白くなった。宇宙とか粒子の話されてる時ほんときつかった・・・
危ないの分かってるのに火に飛び込む虫の様な抑えられない欲求というのが、どの登場人物たちにもあってそれぞれの思想や行動がどれも危なっかしい、、
我慢できないっ!て言うのは分かったけどあまり共感はできなかったな、、
私にはまだ純文学は早かったみたいです -
なんかわからないけど
友人の口からこの著者の名前が出たので 読んでみました。
厚さが3cm以上(500p以上) なので
少々しんどかったです。
内容は 宗教問題をテーマにして切り込んでいくんですけど。。。
性描写が すごすぎて、、、
男性には 楽しいかもしれません。
で、主人公が 4人?なので 各章ごとに 戸惑いながら 読み進めました。
どうにか 読み終わって、
この著者が 宗教や 政治問題を 勉強していることが 伝わりました。 -
ブッダさんの話、原子、アフリカ、第二次世界大戦など勉強になることもあった。
終盤はストーリー展開がありすらすら読めるが前半耐えて読み進めるのがおすすめ。
ひとつでも多く肯定できるように努力する。
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なんというか、哲学的な内容だなあと思った。人間の在り方を突き詰めていくと、どうなるか。答えはない、一人ひとりが正解だみたいな。深いような浅いような。もっと直球勝負の方が、私好みであった。神は存在すると思う。個々人の中に存在し、皆それぞれの神を見ている。
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悪くないんだけど登場人物の誰にも共感できない珍しい小説
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謎の教団と、老人を中心とした教団の間で揺れ動く男女4人を描く。
哲学や物理法則などを絡めた説法も描かれており、勉強にもなる。
性的描写が多く、万人にはお勧めできず、かなりの長編なので、読むには一定の覚悟が必要かも。 -
話題の本だったので今更ですが読了。
難しいという感想をよく見ますが、文書は読みやすく、そこまで取っつきにくい話も出てきません。
ただ性描写が多く官能小説的なシーンが多め。苦手な人は嫌なところかも。
とある登場人物が人類の生きる意味を語る(悟る)部分などは個人的にとても面白いと感じました。ただ、全体を通して期待を上回るような展開がなかったです。 -
長かった。期待に反した。