セッション コレクターズ・エディション [Blu-ray]

監督 : デイミアン・チャゼル 
出演 : マイルズ・テラー  J・K・シモンズ 
  • ギャガ (2015年10月21日発売)
4.03
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  • 本棚登録 :701
  • レビュー :141
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4589921401586

セッション コレクターズ・エディション [Blu-ray]の感想・レビュー・書評

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  • 汗だく血まみれになりながら打つドラムが心を打つ。
    単なるドラマの鬼教師とその生徒の成長物語と思ってみると、合ってるけど(笑)違う。
    もっとセリフが少なくても伝わるようなところはあるが、音楽のリズムとシーン展開のテンポが相まって見ごたえばっちり。

    最後のステージは必見。
    アートは狂気の先にあるのかも。
    そこまで行くいざこざは色々あるけども、その境地に入れば、全く相反していたものが同じ景色を感じるのかも。

    面白かった。

    長編化を勝ち取った執念の短編ムービー付き(主人公の学生がちゃうやつ)

  • 一流のドラマーを目指す音学生のアンドリューの前に現れた教授、フレッチャー。二人の強烈なレッスンとそれぞれの思惑を描いたドラマです。この作品の魅力のは何と言ってもジャズ・バンドの迫力有る演奏とJ・K ・シモンズの激しい学生に浴びせる罵声に有ると思います。ですから、正しい音響の字幕観賞を薦めます。

    私がこの作品に期待していたのは今まで、脇役としての演技しか見ていなかったJ・K・シモンズの魅力を再確認する事が楽しみだったのです。期待していた事には十分応えてくれたと思います

    本当にあのドラム音には痺れました。特にラスト・シーンの“キャラバン”には酔いしれました。深夜鑑賞でしたので7.1CHのヘッドホンで迫力ある演奏を満喫しました。

    • sasaiyoshikiさん
      J・K・シモンズすごかったですね!
      ヘッドフォンでの視聴迫力ありそうだw
      2016/06/28
  • 一流芸術家に一般常識なんて要らない。日常を犠牲にし、恋人も家族も友情も捨て、交通事故に巻き込まれ血を流しても本番を優先する。芸術的才能とは狂気と紙一重だ。

    音楽界での成功を夢見て、鬼コーチの学校に入学したドラマーの青年。コーチの指導は人格否定攻撃の連続。そして、才能なき者を容赦なく切り捨てる。それでも青年は諦めない。コーチに認められ、音楽界で認められる一心で日常のすべてをドラムに打ち込む。

    そんな狂人と狂人の師弟関係はラストの大演奏で完結する。このシーンの音楽的な迫力はもちろん、互いを理解し得た師弟の表情を観るためだけにこの作品はある。

    そして、大演奏は何の余韻も残さず、唐突に終演をむかえる。「え、これで、終わり?」と誰もが思うが、しばらく考えると、これ以外の終わり方はありえないと思う。彼ら2人に観衆の拍手も要らないし、その後の2人の関係がどうなるかなんてこともどうでもいい。芸術という閉ざされた世界で必要なのは才能だけなのだから。

  • 師弟愛というよりは師弟憎・・・でも間違いなく師弟。
    最後は鳥肌級にすごかったです。

  • 全米屈指の名門シェイファー音楽院に入学したニーマンはフレッチャー教授の目に止まり彼のバンドにスカウトされる。そこで成功すれば偉大な音楽家になるというのは叶ったも同然で自信と期待を胸に練習に参加するニーマンだった。一流のドラマーを目指し名門音楽大学に入学した青年が鬼教師のスパルタ指導によって心身ともに追い詰められていさまを心揺さぶる演奏シーンで描いていました。ニーマンの演奏する姿には狂気を感じて怖いと思いました。
    ラストの演奏は圧巻でしたが最後は少し物足りなさを感じました。
    でも「バードマン」よりは衝撃的で見応えのある映画だと思いました。

  • 不穏さがずうっと続く。
    一見、カタルシスを迎えているようなラストもなんだかすっきりとしない。

    しかしなぜだかそれがいい。
    その静かな核融合が、いつか爆発することが想像できるから。
    そして生まれるのが音楽なのだ。

  •  ドラムを叩くシーンはつい身が強張る緊張感。 そして、緊張と弛緩を何度も繰り返した後に訪れるラストのカタルシスが物凄い。 限界を超えた瞬間に弾ける肉体と精神の様にただただ興奮した。 音楽と完璧にシンクロして次々と切り替わる映像がその興奮をより高めてくれるし、とにかく高技術な作品でアッパレ。

  •  公開当初話題になったことを覚えていて、今更ながら見てみました。

     音楽に全てを捧げ歴史に名を残す偉大なドラマーになろうとする主人公と、生まれるかどうかもわからない第二のチャーリー・パーカーを生み出そうとするためには生徒を潰そうとすることも厭わない音楽学校の先生を中心に描いた話。

     事前にストーリーを知ったときは、鬼軍曹の様な先生に主人公がしごかれる熱血ものかと思いましたが、いざ観てみると個人的には主人公の思想のようなものがなかなか強烈でした。音楽のことだけにしか深いところで興味を抱けず、そのためには余計なものは平気で捨て、名を残せなければ意味がない、と言ったような若い時に抱きがちな思想を濃縮したような人物像に驚きました。
     その主人公と先生がぶつかり合い、音楽に没入していく姿はまさに狂人を見ているようです。流血しながらドラムを叩くことをやめない場面はその最たるものでした(本当に血を流しながら叩いていると知った時は更に驚かされましたが)。

     この作品に強烈な印象を与えているのは、後半の物語の展開の仕方ではないでしょうか。主人公が試練を乗り越え成功をつかむサクセスストーリーであったなら、多くの人からただただ賞賛される映画だったかもしれません。
     しかし、主人公は学校を退学になり、先生は個人的復讐のために公演を利用します(ここが自分には一番不可解なところでした)。音楽の道は半ば絶たれ、厳しいが心の奥底では良い人かもしれないという先生に対する想いも打ち砕かれます。ですが、それ故にあの最後の演奏シーンは自分の全てをぶつけているという感じがして、素晴らしいものになっていると思いました。

     強烈な印象を残す映画ですが、誰もが良いと思う映画ではないという気がします。自分に勧めてくれた人は良かったと言っていましたが、他の人にもぜひ感想を聞いてみたい映画だなと思いました。
     

  • 微笑みデブ!!このやろー

    って感じの鬼教官の指導に必死で付いて行く
    うちに生徒がそれを乗り越えてスーパーサイヤ人のように
    強くなる映画。

    最後はワイもエアードラムしすぎて指から血が滲んだ。

  • 妥協や馴れ合いが一切ない映画。
    よくある恋人が心の支えになる、なんていう甘ったれた展開や美しい友情もない。

    うわさのラストは予想外で、アドレナリンが出まくりました。
    そしてラストシーンの二人が目を合わせるところでは一気に感動が押し寄せてきました。

    最初から最後まで息をつかせぬ展開で、気だるい疲れを残す映画でしたが、この気だるさは、ぬるい生き方をしている現代人にはなかなか感じられない疲れだと思います。
    衝突の連続です。人間同士の衝突でしか生まれないものがこの映画にはあります。

    この映画はお互いが私念をぶつけ合う中でドラマが発展していくところが感動を呼んでいると思います。教育的な意図を超えた人間対人間のぶつかりあいが素晴らしい。

    偉大な演奏はさまざまな挫折を超えてきたものなのでしょうか。

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