なるほどデザイン [Kindle]

  • エムディエヌコーポレーション(MdN) (2015年7月31日発売)
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本 ・電子書籍 (275ページ)

感想・レビュー・書評

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  • デザインを生業とする友人から勧められて読みました。
    この世界の知識を全く持たない私でも非常に楽しく読むことができました。
    自分の仕事で役に立つ部分といえば、最終章の「グラフとチャート」になります。
    普段は意識せずグラフを作成していましたが、目的に応じて作り替えるのは見る側の印象をかなり変えるのですね。
    これは日々の業務に使いたい知識です。
    また、写真の章は自分の趣味に役立てそうです!
    ここが1番面白かったです!!

    ❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀
    「デザイン=楽しい」を実感できる新しいデザイン書籍。デザインする上で必要な基礎、概念、ルール、プロセスを、図解やイラスト、写真などのビジュアルで解説しています。現場で活躍しているデザイナーが身近にあるわかりやすいものに例えたり、図解、イラスト、別のものに置き換えて見方を変えてみたり…豊富なビジュアルとともにわかりやすくひも解きました。楽しみながらデザインのあれこれがわかり、「なるほど!」と思える内容が盛りだくさんです!

  • これは…とても良書なのでは。
    私はデザイナーではなく、デザインを発注して、それをお客さんに提案して…という説明がもとめられる立場。そんな人にはぴったりの一冊。


    ラフに取り替える前に、
    ●どんな人に 何を なぜ いつどこで 伝えたいか
    を決めること。
    これは提案書にもそのまま使えそうだ。


    デザインのステップとして
    ①図解で情報の階層と優先順位。
    ②手書きのラフで構成だけ整理。
    ③表現(かっちり、にぎやか) 構造(レイアウト)の方向性決め。
    ④骨格ギメで、レイアウトを詰める
    ⑤色や強弱でキャラを立たせる
    ⑥足算と引き算で、バランストル
    ⑦ブラッシュアップ。

    という手順を辿ると良い。
    私がやるのは③くらいまでで良いはずだ。
    私はディレクターなのに、デザイナーを信じきれず、間を飛ばして⑤や⑦の細部を指定したりしちゃってたことあるな、と気付かされた。



    デザイナーの7つ動画
    中でも、
    ●ダイジ度天秤 優先順位
    ※p46の、整理の表が超絶わかりやすい
    ●主役にスポットライト 色がありすぎなら引き算
    ●連想力
    ※p80の、言葉と写真から連想ワードを立ててくの、これまたすごくわかりやすい!デザイン発注にそのまま使おう、やってみよう


    上記3項目だけでも、値段の元は取れた気がする。

    あと、最後の方のページの、グラフの見せ方項目も、役に立つ。
    どのグラフがどんなとき使えるか、は、提案書にも応用できそう。
    エビデンスをいかにごちゃごちゃさせずに業務的でなく見せるかのバリエーションは、ありがたい。


    本書のなかにもあったけど、デザインって愛だよなぁ。
    いつもお願いするデザイナーさん、忙しすぎて、言ったことをやるだけの作業になってしまってる…
    愛あるデザイナーさんを探したい。

    私もデザインできるように勉強しよう。

  • グラフィカルで楽しく、読みやすい。特にデザイン初心者の方は、手元に置いておいて気になったところをパラパラ読むだけでも十分参考になると思います。

  • 要点がまとめられ、写真や図を用いられながらの説明で大変理解しやすかったです。

    以下、留めておきたい。

    【なるほどデザイン】

    <ページデザインの家庭>
    1.図解とラフ。
    2.方向性を決める
    3.骨格をつくる。
    4.キャラを立たせる
    5.足し算と引き算
    6.ブラッシュアップ

    <デザイナー7つの道具>
    1.ダイジ度天秤
    「伝えたい量」と「伝わる量」との戦い
    ダイジ度、サイズ、分量、位置、強さ、色、要素
    2.スポットライト
    「主役」が埋もれてしまわないように、スポットライトを当てる
    離れて見る→ライトを当てる→もう一度離れて見てみる
    3.擬人化力
    4.連想力
    デザインに必要なカタチ・世帯・色・質感などの要素は、デザイナーが自分で決めるよりも、伝えたい内容やテーマから「自然に導かれていく」「勝手に決まっていく」のが理想。
    言葉の連想→イメージの連想→ヒントを引き出す。
    5.翻訳機
    「言語コミュニケーション」と「非言語コミュニケーション」
    6.虫眼鏡
    「視覚の解像度を上げる」「神は細部に宿る」
    7.愛
    「内容」への愛 と 「届ける相手」への愛

    <デザインの素>
    ・文字と組み
    ・言葉と文章
    ・色
    ・写真
    ・グラフとチャート

  • ビジュアルが多く分かりやすくデザインについて知ることができた。なにかデザインする機会にはこれを読んでから制作に入りたい。

  • 2024/07/11

  • デザインについて大切なことを一通り知ることができたと感じる。
    ただこれを実際に使用して、良いデザインにできるかはこれからの取り組み次第なので今後はアウトプットも増やしていきたい。
    個人的にはグラフの表現の仕方がいいなと感じ、業務にも使用できると思った。

  • グラフィックやエディトリアルのデザインについて、
    デザイナーはこういうことを考えながらデザインしてるんだよ!
    っていうのがよく分かる本だった。

    自分は領域がWebデザインだし、結構感覚でいままでデザインしてきたので、
    それがわかりやすく言語化されていて、
    かつ広い範囲を網羅されてるので改めて勉強になった。

    デザイナーとコミュニケーションをする非クリエイティブ職の方々にもぜひ読んで欲しい。

  • デザイン系に興味があるなら読んでみると参考になるはず。
    画像と文字、フォントや色味の与えるイメージやメッセージ性が明確で分かりやすい。
    beforeーafterで示してくれるため違いを認識して活かしやすい。
    仕事柄で言えば一番最後のデータの見せ方がよく言われている内容であるもののビジュアルとして示してもらっていてよかった。

  • デザイン経験者向けの本なのかも。
    デザイン未経験者がデザインについて知るために読む本じゃなかった。

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