人生に疲れたらスペイン巡礼~飲み、食べ、歩く800キロの旅~ (光文社新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 3.6点

    2章の体験記を読んでいると当時自分が歩いていた思い出が蘇ってきて懐かしく思えた。
    この本でも語られているようにカミーノは十人十色で目的も意味もバラバラ。
    だからこそ面白いし、沢山の人を惹きつけるのだと思う。
    途中途中に挟まれる参加される一般の方のコラムも興味深い。
    巡礼の後半で出てきた以下の言葉も日本人にも通じる気がして印象に残っている。
    マオ・レゾルビーダ
    ポルトガル語で未完成の人間の意。
    いい会社に就職できたとしても人生の悩みを解決できていない未熟な人間ととらえられ信頼されな

    ただ気になった点がいくつかあり、1章の概要に割くページが多く、行ったことがなく興味を持った人は2章の巡礼日記が1番読みたいと思う。
    1章は後のページと重複する点もあるので3章にまとめて良いと思う。

    マオ・レゾルビーダ
    ポルトガル語で未完成の人間
    いい会社に就職できたとしても人生の悩みを解決できていない未熟な人間ととらえられ信頼されない

  • もともと世界遺産が好きで、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼の道は知っていたが、経験した人の話は知らなかったので、貴重な経験談が知れる本としてよかった。
    筆者が歩き始めてから目的地にたどり着くまでにどんな出会いがあり、気持ちがどんなふうに変化していき何に気づいたかがつぶさに書かれているので、リアリティをとても感じた。
    ただ、経験談以外は、巡礼というよりは観光ガイドのような内容だったのと、筆者は3回ほど巡礼に行っており、おそらくここで書いている経験談は日数的に3回目のときだと思われるが、さも初めて行ったようなニュアンスで書かれているのが少し実際と違うのではと疑問を感じてしまった。

    take your time
    これは本の中でたびたび書かれていた言葉で、旅人たちから筆者が言われてきた言葉。
    人生、気がつけば周りに合わせてまわりのペースで生きていることがある。そしてそのときはそれに気づかない。だけど体と心は確実に気づいていて、疲弊していく。ココロの中に自分もこの言葉を持ち続けていたい。

  • 情報は役に立ったけど、自分語りがあまり共感できなかったので★2

  • スペイン行く前に、と思ったけど、まあご飯のところだけよく読んだ。
    巡礼は一度はしてみたいかも。

  • スペインの左上辺りにあるキリスト教の聖地、サンティアゴ・デ・コンポステーラをめざして歩く巡礼の旅。日本で言うお遍路に近いものがありますが、こちらは800km一直線です。(距離は100km以上なら巡礼として認められ、コースも複数ありますが)
    大学でスペイン語選択だったので、この巡礼路の存在は知っていたのですが、最近ではアメリカやフランスの映画で取り上げられたりしてだいぶ賑わっているようです。
    Prime Readingで読了しました。別に人生に疲れてはいません(笑

    読んでいて感じたのは、「これって、RPGでは?」ということ。西欧の風景の中を徒歩で進んで、宿を取り、酒場に行き、仲間ができ。。
    カミーノの中で出会う人々は、「人生って何?」とかそういうプリミティブな問いに対して、シンプルな(かつカッコいい)答えを即座に返してくるのは凄いなぁ。。という感じ。
    歩くだけで人生の諸問題に対して答えが出るなんて、と否定的に捉える向きもあろうかと思いますが、個人的な経験からは、大学時代に100kmほどただ歩くだけのイベントに参加したことがあって、それはそれは辛かったのですが、歩いているうちに何か見つかるような感覚は、否定できない印象を受けました。

    新書というフォーマットはとっつきやすくて本著のようなテーマには適切だと思うのですが、欲を言うならもうちょっと写真や地図、イラストなんかが本文に隣接してあるとよりイメージが掴みやすかったです。
    旅のガイドブックと言うよりは、そのだいぶ手前の動機付けの段階の本。一度行ってみたいけど、日本人としてはその前にお遍路かなぁ。

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著者プロフィール

●小野美由紀(おの みゆき)
 文筆家。1985年生まれ。創作文章ワークショップ「身体を使って書くクリエイティブ・ライティング講座」主宰。著書に『路地裏のウォンビン』(U-NEXT)、『傷口から人生。〜メンヘラが就活して失敗したら生きるのがおもしろくなった』(幻冬舎)、『人生に疲れたらスペイン巡礼~飲み、食べ、歩く800キロの旅~』(光文社)、『ひかりのりゅう』(絵本塾出版)、『メゾン刻の湯』(ポプラ社)、『ピュア』(早川書房)ほか。

「2021年 『雨は五分後にやんで 異人と同人Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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