人生に疲れたらスペイン巡礼~飲み、食べ、歩く800キロの旅~ (光文社新書) [Kindle]
- 光文社 (2015年7月20日発売)


- 本 ・電子書籍 (252ページ)
感想・レビュー・書評
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スペインで巡礼できるとは知らなかったが、ピンチョスや世界遺産の写真を見ていたら、人生に疲れてなくても死ぬまでに一度はいってみたい!と思ってしまった。巡礼したらたしかに人生変わりそう。巡礼にか変わらず、忙しすぎる人生、一度立ち止まって俯瞰的に見る時間が欲しいなと思った!
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3.6点
2章の体験記を読んでいると当時自分が歩いていた思い出が蘇ってきて懐かしく思えた。
この本でも語られているようにカミーノは十人十色で目的も意味もバラバラ。
だからこそ面白いし、沢山の人を惹きつけるのだと思う。
途中途中に挟まれる参加される一般の方のコラムも興味深い。
巡礼の後半で出てきた以下の言葉も日本人にも通じる気がして印象に残っている。
マオ・レゾルビーダ
ポルトガル語で未完成の人間の意。
いい会社に就職できたとしても人生の悩みを解決できていない未熟な人間ととらえられ信頼されな
ただ気になった点がいくつかあり、1章の概要に割くページが多く、行ったことがなく興味を持った人は2章の巡礼日記が1番読みたいと思う。
1章は後のページと重複する点もあるので3章にまとめて良いと思う。
マオ・レゾルビーダ
ポルトガル語で未完成の人間
いい会社に就職できたとしても人生の悩みを解決できていない未熟な人間ととらえられ信頼されない -
情報は役に立ったけど、自分語りがあまり共感できなかったので★2
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スペイン行く前に、と思ったけど、まあご飯のところだけよく読んだ。
巡礼は一度はしてみたいかも。 -
スペインの左上辺りにあるキリスト教の聖地、サンティアゴ・デ・コンポステーラをめざして歩く巡礼の旅。日本で言うお遍路に近いものがありますが、こちらは800km一直線です。(距離は100km以上なら巡礼として認められ、コースも複数ありますが)
大学でスペイン語選択だったので、この巡礼路の存在は知っていたのですが、最近ではアメリカやフランスの映画で取り上げられたりしてだいぶ賑わっているようです。
Prime Readingで読了しました。別に人生に疲れてはいません(笑
読んでいて感じたのは、「これって、RPGでは?」ということ。西欧の風景の中を徒歩で進んで、宿を取り、酒場に行き、仲間ができ。。
カミーノの中で出会う人々は、「人生って何?」とかそういうプリミティブな問いに対して、シンプルな(かつカッコいい)答えを即座に返してくるのは凄いなぁ。。という感じ。
歩くだけで人生の諸問題に対して答えが出るなんて、と否定的に捉える向きもあろうかと思いますが、個人的な経験からは、大学時代に100kmほどただ歩くだけのイベントに参加したことがあって、それはそれは辛かったのですが、歩いているうちに何か見つかるような感覚は、否定できない印象を受けました。
新書というフォーマットはとっつきやすくて本著のようなテーマには適切だと思うのですが、欲を言うならもうちょっと写真や地図、イラストなんかが本文に隣接してあるとよりイメージが掴みやすかったです。
旅のガイドブックと言うよりは、そのだいぶ手前の動機付けの段階の本。一度行ってみたいけど、日本人としてはその前にお遍路かなぁ。
著者プロフィール
小野美由紀の作品





