- Amazon.co.jp ・電子書籍 (194ページ)
感想・レビュー・書評
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著者はホームレス支援のNGO団体「TENOHASHI(てのはし)」を立ち上げた方で、さまざまな理由や原因でホームレス生活となっている人々と接してきた体験と、そこかれ見えてくる日本の福祉制作の課題を解説する。決して大所高所からの理想論ではなく、極めて等身大の言葉だ。本職は精神科医で立教大学の非常勤講師とのことで、後半は精神障害の視点からの取り組みが多く語られている。
自分自身の将来について他人事じゃないと思って読み始めたものの、読後はむしろ現在進行形でその立場にいる人々に対してもうちょっと何かできることはないかという視点に変わった。著者は私より年下というのはちょっとショックだ。この人がこれほどの活動をしてきた間、自分は何をやっていたんだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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