確証 萩尾警部補シリーズ (双葉文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 日本の警察小説を読む(聴く)のは久しぶり。前は色々読んだけど、どうにも乱暴な男社会を描くものが多く、世界の矮小さを感じ、海外の小説を読むようになった。初めての今野作品だけど、エリート集団の捜査1課の愚鈍さが悪目立ちするなど違和感はあり、嫌いなところであるもののまあ耳で聴くこともあってか、楽しく最後まで聴くことができた。盗犯係という立ち位置で地道な捜査を下に、魅力ある部下の女性を相棒に犯人を追いつめるこの萩尾警部補シリーズ。暫くは通勤のお伴にする予定。技術の後継物語でもあり、どう描かれていくかも愉しみ。

  • 盗犯を担当する警視庁捜査三課のベテラン刑事・萩尾と、その部下で、捜査一課に憧れを抱きつつも萩尾を慕う女性刑事・秋穂が強盗殺人事件の捜査で奮闘する長編警察小説。いま、もっとも旬な警察小説の書き手が満を持して放つ、シリーズ第一弾!

  • 話の内容は悪くないけど表現が一本調子なのが気になる。

    誰々はーーーと言った。
    誰々がーーーと言った。
    ーーーと思った。

    が延々と続くのでもう少し他のレパートリーが欲しいと思います。

    文脈で誰の発言か読めない人にはちょうど良いのではないでしょうか。

  • めずらしい捜査三課のお話。刑事ものと言えば当たり前のように殺人を扱う捜査一課、というのが自然と刷り込まれていることに気がついた。
    盗難を扱う捜査三課の操作方法、着眼点、三課から見た一課や捜査本部の印象などが新鮮だった。
    ただ、話自体はやはり盛り上がりに欠けるので淡々と進む印象。ハラハラしたいから読む刑事ものではなく、落ち着いてじんわりと面白さを味わいたいときの読み物としては良かった。

  • 面白くなかった

  • 2023.12.23
    丁寧にストーリーを追う楽しさはある。
    しかし、捜査一課の面々のキャラクターがどうにも画一的なのが残念。

  • 会話が物語をすすめていく。登場人物の個性が伝わってきます。

  • 昔読んだ本

  • 2017/2/17 双葉社50%ポイント還元フェアで¥583でDL購入。

  • ドラマとは違う。
    ストロベリーナイトのようにシリーズ化してほしい。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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