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- / ISBN・EAN: 4988102350208
感想・レビュー・書評
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恋愛映画なんだろうなと思って、観始めたら主人公が21歳になる日にタイムトラベルできる家系だと打ち明けられた。
SFなんだと思って、観てたら恋愛が成功するまでタイムトラベルを繰り返した。
恋愛が上手になっていく恋愛映画なんだと思って観続けてたら、家族の為にタイムトラベルをするようになった。
ヒューマンドラマかと思って観進めてたら、タイムトラベルも重要な要素ではなくなった。
今、生きているこの一日の素晴らしさに気づかせてくれる作品だった。
父と対話をする為にタイムトラベルを使い、何気ない一日を父と過ごして、その何気ない一日がいかに大切なものであるか親子共にその一日を何度も繰り返し繰り返し、ほんとにその大切さを理解している。
リチャードカーティス監督はこの作品を最後に引退したらしいですが、この作品に全てを込めたのではないかなと思える作品だった。SF、恋愛、ヒューマンドラマ、ジャンルがなにかわからないくらいに色々なものが詰まった作品。
この世界観にずっと浸っていたいような後味のよい作品。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
イギリス南西部でティム(ドーナル・グリーソン)はちょっと風変わりな両親と妹、伯父ら家族とともに暮らしていた。
家族との仲は良好であるものの、自分になかなか自信が持てず、恋人ができないでいた。
21歳の誕生日を迎えた日、ティムは父(ビル・ナイ)からある秘密を告げられる。
それは、一族に生まれた男子にはタイムトラベル能力が備わっているというものだった。
はじめは冗談かと思い信じることができないでいたが、能力の使い方を覚えてからは恋人を作るために繰り返しタイムトラベルをするようになる。弁護士を目指すティムはロンドンへ移住、そこで出会ったメアリー(レイチェル・マクアダムス)に恋をする。
しかしタイムトラベルしたせいでメアリーと出会っていないことになってしまう。
なんとか彼女の愛を得た後も、タイムトラベルを繰り返して人生の成功を掴もうとするティム。
やがて、どんなにタイムトラベルをしようと誰にでも起こりうる不運や波乱を避けることはできないことを知り、本当の幸せに気付いていく……。
『ラブ・アクチュアリー』のリチャード・カーティス監督の引退作となったラブコメディ。
人生の節目となった過去の出来事を修正しながら運命の恋を成就させるけど、タイムトラベルでは修正出来ない家族の不幸に直面して苦悩する姿を通して、かけがえのない日常の瞬間の尊さを、ユーモラスな青春映画のタッチで描かれています。
暗がりのbarでの出逢いなどロマンチックなラブストーリー映画としても傑作です。 -
あの時、ああやっとけば系の映画にしては、メッセージ性もあり良かったと思う。
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「あの時、ああやっとけば系の映画」って面白い分類ですね!
そう、それ系の映画にしてはコメディーっぽいというよりは沁みる作品でした。「あの時、ああやっとけば系の映画」って面白い分類ですね!
そう、それ系の映画にしてはコメディーっぽいというよりは沁みる作品でした。2021/08/27
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主人公結構勝手だなーと思って見てたけど
だんだん良い人スキルを発揮
だんだん深くなってくる
どんどん引き込まれていく
生きているありがたさを
人と生きることの嬉しさを
1日1日の大切さを
全てのことに感謝を
そんな気になってきた。
ありがとう。泣いた。 -
佐賀大学附属図書館OPACはこちら↓
https://opac.lib.saga-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/MD00017022?caller=xc-search
※館内利用です。マルチメディアコーナーで視聴できます。 -
誰もが一度は考えた事があるだろう、過去に戻ってやり直せたらと思う事。
主人公の男性の血筋にはその能力が備わっている。
叶わない夢物語なのだけれど、ほんのり心穏やかになる不思議なストーリーでした。
そんな能力を持った父から息子への教訓父の教訓のひとつ
「人生を普通に過ごす」「2度目も普通に過ごす」「そうすると1度目にはわからなかった事が見えてくる」
過去をやり直せるからこその言葉なのだけれど、そんな能力のない普通の私にも何かを気づかせてくれる言葉だった。
今自分の生きている人生を違った角度から見直してみたら、もっと楽しい生き方が見えてくるって。
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ひとり部屋で観る映画ではなかった笑
とてもステキで胸がときめいた -
彼女との出会いは、外見や打算じゃない、飾りのない恋のはじまりで、恋心を思い出した。
そして父との絆。
「丁寧に人生を送ろう」そう思える映画だった。 -
キラーズとマーゴット・ロビーが出てる時点で好みでしかない。映画館で観てたらラスト数分号泣してた。
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タイムリープのあれこれは抜きにして、普通の1日をもう一度繰り返し、不安や緊張で見逃した喜びや楽しさを見つける、っていうのはよいなー。
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過去へとタイムスリップできる能力をもった青年の物語。父親もまた、その能力を持っている。
なんだか素敵ふうな物語だ。
頭が良くないからわからないのだけれど、青年と父親は何度もタイムスリップを繰り返してきた。でも、ちょっとした違いで未来は変わるわけで、自分の望み通りの展開にするには、ほとんど永遠に近い時間がかかるはずでは?
一方で、彼らの自我は崩壊せずに一貫している。本作のような物語を仮に成立させるためには、彼らは少なくとも片方は発狂しても全然おかしくないと思う。
そう思った瞬間、完全に我に返った。 -
ある日突然、父親から「我が家系の男子は過去に戻れる特殊能力を使える」と告げられた男の物語。
タイムトラベルものって大抵はストーリーに矛盾が生じるし、この作品も実際そうなんだが、
そんなのどうでもいいと言えるくらい「人生の1ページ」の描き方が丁寧で心温まる。
過去に戻れるとなると、金に目が眩んだ人間の欲望丸出しサスペンスが想起されるが
ここは「ラブアクチュアリー」監督作品。
人がいい父親のナイス指導で主人公の男は「愛」を探す人生を選ぶことに。
見終わったあとは、離れて暮らす両親や兄弟姉妹に会いたくなったり
恋人との時間や(いないけど)
しょうもない仕事を同僚とこなす時間も
全てが二度と戻れない一瞬なんだと気付かされる。
何年後かの自分から見れば
いまの出来事はすべては懐かしくて愛おしい時間で、
そう知っている人の人生はどんなに平凡でも密度がまるで違う
とまさに「アバウトタイム」を見直す映画。 -
う〜ん、使い古されたタイムxxxものだけど、非常によくできてる。やはり家族関係+恋愛+αというように縦糸と横糸の多様性が内容を深めてる。冗長にすぎないか?というドキュメンタリー的な映像も、まあ許容範囲で好印象だった。Director's cutみたいな映画だった。
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日常とは代替性のあるもので、もしやり直せなくても違う道があるだけである。
日常のさりげない幸せに気づけることがタイムスリップできる価値であった。 -
タイムトラベルが出来る家系の主人公。
その力を使って愛を得ようとする。
最初は気軽にタイムトラベルするから、もっと支離滅裂な話になるのかと思ったら、要所要所では制約が定められていて、そう簡単にやり直しがきかないようになっていたのが良かった。
やり直しをしつつも幸せそうな2人や家族を見て、とても幸せな気分になれた映画でした。
お父さんが素敵。
また時間をおいて、みたい映画でした。 -
ラブストーリーと思って敬遠されている方へ。
表向きの体裁とは裏腹に、
この世界を生きていくヒントを教えてくれる
全人類必見のヒューマンドラマ。 -
20160603
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切ないラブストーリーかと思いきや、一日の大切さを改めて考えさせられるライフムービーでした。
嫌な日、辛い日ももう一度同じ一日を送るとその時には気付けなかった素晴らしい出来事がたくさんあると父に教えられた主人公。
しかし主人公はもうタイムトラベルをする必要がなくなった。なぜなら今日の素晴らしい一日をもう一度体験しようと、未来から自分がやってきたと思い一日を過ごすからだ。
私も一日一日を大切に過ごしたいなと、今周りにいる人たちを愛して生きていきたいなと思った。