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- / ISBN・EAN: 4988013401082
感想・レビュー・書評
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この類の映画、大好き。
主人公たちも実際にスーダンの難民、その親族、また少年兵だったとのこと、リアルさが増す。
想像できないほどの現実を生きた人、今でも生きてる人がたくさんいる。
豊かな大地、豊かな肉体、豊かな心を持つ人たちが、その豊かさの分、悲しみを持っているのかもしれない。
友人の旦那さんもソマリア難民で、彼も本当に辛い経験をしたんだろうなと想像した。
だからこそのあの穏やかさなのだろうなと。
心に残る作品でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
グッドライ『良い嘘』というタイトルがもうすでに温かな感動のあるストーリーを予感させますが、期待を裏切らない良い作品でした。
スーダンで起こっている想像を絶する現実と、難民の過酷な暮らしに対して、私たちは胸を痛めることしかできないのですが、この映画に出てくる移住難民の強くて正直で恩義を重んじる生き様に、そういう虚しさもどこか救われるような気になります。
この「グッドライ」もそういう彼らの生き様から生まれたもので、それゆえに胸を打つ説得力があります。
ただあえて言うなら、このDVDのパッケージデザイン、一番目立つのは明らかにアメリカ人女性の顔ですが、この映画のストーリーにおける彼女の役割上のウエイトからすればあまりにデカデカと乗せすぎている感があるというか、(もちろんこの女性も重要な役割を果たしているのですが、)私の印象としてはこの展開は9割5分避難民である彼ら自身のスピリットによるものだと思うので、このデザインはちょっと…と思います。映画の内容とは関係はありませんが…。 -
テロ、9.11。
スーダン、アメリカ。
チーフが頑張る。
なんて、苦しくて重たくて、辛くて虚しくて。
でも、暖かくて微笑ましくて、命の大事さ尊さ、兄弟の繋がりや人の優しさ。
何が悪いのか?
いや、何もダメじゃないのかな?
そもそも、幸せとは何か?
ウソとは何か?
なんとも言えない、人生や人の営みが凝縮されていました。
「内なるものを失うな」
ちゃんと向き合わなければならないものが、この地上には多すぎる。その一つ、この映画では改めて気づかされる時間となりました。
頭を真っ白で再生して。
一度は見るべき。
そんな作品でした。
最初から最後まで、「グッドライ」でした! -
スーダン難民の話。とてもリアルで胸に迫る。運良くアメリカに受け入れられた人も苦労だろうけど、難民キャンプから出られずに長年暮らしている人たちもたくさんいるんだ。家族、仲間の絆の強さはすごい。
演じているのが本当の元スーダン難民だというのもすごい。 -
スーダンの難民をアメリカに受け入れた話
子供なのに何キロも歩き続けて、慣れないアメリカの土地で頑張って生活する
絆ってすごい -
スーダンで難民になったマメールたちがカンザスシティーへ…。泣けた。
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出演者が難民であったことが、より話をリアルに感じさせた。
難民になるまでの過程、アフリカの家族構成、アフリカで難民として生きる事、
ユーモアを交えながら語られていて最後まで飽きる事なく観ることができた。
また観たい作品。 -
★3.5
とてもいい作品だった。難民がどういうものかが伝わってきたから。
姉と離ればなれで住むことになった時、兄弟はなんとか一緒に暮らしたいと訴えた。ルールだから仕方ないし、働いてお金を貯めて会いに行けばいいじゃないかと私は思った。
けどそうじゃないんだね。
「姉には守ってくれる家族が近くにいないんだ」
彼等が生きてきたのはそういう場所なのだ。 -
強いメッセージ、難民の現状を知ってほしいというものを詰め込みながらも映画としての高いクオリティが保たれていました。
素晴らしい映画でした。