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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 5051561040573
感想・レビュー・書評
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自分の行ったことは何かの縁につながり、影響を与えていく、それは自分にも跳ね返ってくるという因果応報を体現した作品。
上流階級の傲慢さが労働者階級を追い込み、困窮させ、飢えに苦しんでいくというものだが、本作は一つひとつ話が明らかになっていき、テンポ良く進んでいく流れ。
一家全員関係するのは少し強引な気もするが、言いたいのは罪からは逃げられないということなのかと思ったので、これはこれでよし。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
邦題は『夜の来訪者』。
1912年。事業で成功を納めているバーリング家で、長女シーラの婚約を祝う食事会が開かれる。そこへ警察のグール警部(デヴィッド・シューリス)が現れる。3時間前に若い女性が自殺で亡くなったため、事情聴取に訪れたことを告げる。その女性は2年前、シーラの父アーサーに解雇されたエヴァ・スミスだった。警部は、エヴァの写真と残された日記をもとに、一人ずつ話を聞いていく。そして、その場にいる全員がエヴァの死と関わりがあることを次々と暴く。「わたしたちは、お互いに対して責任があるのです」と。
警部が去った後、事情聴取と言いながらメモすら取らなかったグール警部の存在に疑念を抱いたアーサー。問い合わせてみると、グールという警部は存在しないこと、今夜自殺した女性はいないことが判明する。グール警部の正体は?バーリング家にやってきた目的は?
戯曲を映画化したこの作品は、ほとんどがバーリング家のお屋敷というワンシチュエーションもの。それでも、物語の展開、人物の魅力でどんどん引き込まれていく。ミステリー調でありながら、心動かされる良質なヒューマンドラマ。 -
演劇的な作品。
警部が去り際に家族たちに放つセリフは
いささか警句めいて鼻じらむ。
練られた脚本だが、家族たちが真相を
知るのと、実際に自殺するのが前後する
予知?的な演出にはどう言う意図があるのか?
家族たちの反応で世界線が変わるチャンスを
事前にくれたのに、騙されたことに傾いたことて
せっかくのチャンスを不意にしたと言うことだろうか? -
誰もが誰かにしたことがあるかも知れない「悪いこと、いけないこと」罪として裁かれない程度の小さな、些細な。
でもそれをされた方は些細なことでは済まないし、加害者の一度だけ、が複数1人だけに重なったら。
こういうことはいじめとかで実際あり得るシュチュエーションだと考えさせられました。
この作品の怖さはラストだと思う。すぐ動いてさえいれば結末は変わっていたかも知れない。。保身に安堵して浮かれる両親は論外だけど、姉弟にはできる可能性があったのに咄嗟には動けず決断が遅かったのが残念。そして生々しく。 -
1912年、娘の婚約を祝う裕福な一家。そこに警部だと名乗るプールがやってきて自殺した若い娘を知っているかと聞く。娘、婚約者、母親、父親、弟、いずれもがその娘とかかわっていた。それぞれのかかわりが娘を追い込んだ結果になっていた。
プールと名乗る警部は一家の欺瞞をえぐる景法師として描かれ、じわじわと一家を追い詰める様がぞーっとする描き方。ちょっと「笑ウせえるすまん」を思い出す。
一家は工場を経営し、父は爵位がもらえるかも、と思っているので、金はあるが貴族ではなくいわば成り上がり。一方自殺した娘は最初は洋裁店の売り子で、母娘がその店にやってきたことで首になり、次の職もみつからず困窮。そこに娘の婚約者と弟がその娘とかかわる。
一家と娘のかかわりは偶然のものだが、富める者の生活のうわべと傲慢な内面、片や貧しいものがちょっとしたきっかけて転落していく様が描かれている。
1954年に映画化されている。監督ガイ・ハミルトン
原作:戯曲「An Inspector Calls」(J. B. Priestley著)1945 岩波文庫にあり
2015イギリスBBC
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「夜の来訪者」観る。BBC。死神だろうか、天使だろうか?上の立場にいる時こそ人は謙虚であらねばならない。
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