AID 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫) [Kindle]

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  • KADOKAWA / 角川書店
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  • 2017年1月15日読了
    あっという間に読んでしまった。
    1巻より2巻、2巻より3巻と面白さが増している気がする。
    キャラクターもそれぞれ生き生きとしている。
    冒頭死神女史の色々は奥深そうで、今後話の展開があるのだろうかと気になった。
    西連寺麗華さんが出てきておもわず(麗華さん……!)とガッツポーズをしてしまった。
    麗華さん好きなんです、可愛い。
    そして話はLEAKへ。
    ドラマとはまた雰囲気が違うけれど、
    原作の比奈子ののほほんとした性格や、
    汗をかきかき頑張ったり、人の心に悩んだりする姿が魅力的で小説版・藤堂比奈子も好きです。
    たまにドラマの藤堂比奈子(波瑠)も懐かしくなるけれど(笑)

  • 凄まじい悪意の残骸に対峙する刑事や鑑識。

    実にタフで強靭な精神力を持っているのだろう。

    死後、何日もたった死体、殺され、切り刻まれた死体、そんな事件の一つ一つに相対するうち、自らが壊れ、バラバラになりはしないだろうか。

    それを持ちこたえるには、慣れか、心に蓋をすることか…。

    ソレハサテオキ。

    八王子西署で猟奇犯罪を追う藤堂比奈子、東海林刑事、
    厚田警部補、三木鑑識捜査官、そして「死神」と異名をとる検視官、石上妙子。メンバーの顔触れはいつもの通り、そしていつもの面々に会えてうれしいワ。

    今回、彼らが追うのは「自殺」。

    車の中で腐敗し、爆発した自殺体。首吊り後、腐って首が落ちてしまった死体。

    自殺と処理された事件をきっかけに、ネットの自殺ほう助サイトが浮かび上がってくる。

    自殺念慮にとらわれた人々がまき散らす負のオーラを浴びながら、比奈子は「それでも、生きて!」と叫ぶ。

    街の真ん中で、自殺志願者の女性にしがみつき、
    「この人死ぬって!そんなのダメ!誰か助けて!」と大声を出す。

    そんなまっすぐな必死さを見せても、死に囚われた人の心は救えないのだろうか。

    死にたいという人に、どんな言葉をかけられるのだろうか。

    周囲の言葉や感情から目をそらす人をこちらに向かせるには、どうしたらいいのだろうか。

    なんの答えも出せない中で、

    死神女史が語る、楽に死ねる自殺なんてない、「眠るように死にたかったら天寿をまっとうするしかないんだよ…自然に身体が衰えて死んでいく場合はたぶん、苦しくもなんともないと思うんだよ。生々しい命を無理に終わらそうと思ったら、楽になんか死ねるわけがないよ」という言葉が深くしみこんでいく。

    個性派ぞろいの面々だが、さらに、三木捜査官を慕う西園寺麗華のキャラがすごくいい。

    大好きだ。

  • いつも軽口を叩き合っている2人の重い過去の断片。
    三木と麗華さん、忍の活躍がそれぞれ素敵。そして寂しい結末。
    ガンさんの優先順位をつける早さ。これって経験値が試される。迷う時間をいかに少なくするかって大事だなあと。

  • シリーズ3作目。
    相変わらず死体描写はグロく、冒頭で腐乱死体爆発。
    次々と発生する自殺事件の捜査にあたった比奈子たちは、自殺志願者がつどうサイトの存在を知る…
    今作では三木捜査官と麗華さんのカップルが登場。ドラマでもよかったが原作もほぼ変わらず、主役より華々しい活躍だったと思う。事件は切ないが、ひたむきな比奈子たちの活躍で後味はよい。

  • 内藤了・藤堂比奈子シリーズ第三弾、光りの速さで読了!
    「AID」と題された今作は、このシリーズのターニングポイン
    トになりそうなかなり“苦しくて切ない”物語である。

    今回のテーマは「自殺」。
    腐乱自殺死体の爆発事件を皮切りに、八王子西署関内で次々に
    起こる自殺事件。一連の事件に共通点を発見した藤堂比奈子と
    猟奇犯罪捜査班が捜査に乗り出して・・・という内容。

    今回も「猟奇犯罪モノ」としてのベーシックは崩れておらず、
    あまりにも恐ろしい「死」が続々と連なっている。
    しかし、物語の核は間違い無く人間ドラマの部分であり、絶望
    的とも言える孤独に苛まれた人たちの心情を徹底的に描写。
    自分に置き換えられる部分が多々あり、読んでいる時は本当に
    苦しかった。

    そしてこのシリーズには珍しく、最後まで犯人が判明し辛い
    構成。ラストはあまりにも悲しい展開な上、実際に過去に起こ
    った犯罪の真相(もちろんフィクションだが)まで炙り出す、
    という重厚な流れ。ミステリーとしてのレベルは格段に上がっ
    ている。

    ・・・いやぁ、予想通りハマったな、このシリーズ。
    残るはあと2冊なのだが、週内で完全読破しそうな勢い。
    こうなったらもう、毒を食らわば皿まで。読み切るぞ、速攻で。

  • いままでとはちょっと趣がちがってきている。猟奇的な表現は少なくなっている。やっぱりミステリー
    ライトノベルのようにキャラクターで読ませる感じになってきている気がする

  •  買っちゃったんで仕方なく読破。読みやすくはあります。只、深さがない。
     法医学の先生のエピソードとか、派出所のお巡りさんとか、こんな苦しいことがあってねという所が軽すぎる。

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