江河の如く 孫子物語 (中経☆コミックス) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 孫氏の半生をとてもわかりやすく描いている漫画でした。

    webコミックサイトで李白・杜甫物語を見かけて面白かったので、その著者さんの作品、ということでこの作品にたどり着きました。

    「孫氏の兵法」という言葉は知っていても、内容は知らなかったし、ましてやそれを書いた孫氏というのがどんな人物だったのか(いや、どの時代の人なのかすら)知らなかったので、とても勉強になりました。人物も、硬からず砕けすぎず描いてあってとても好感が持てました。

    同じ作者さんの「孔明の嫁」も面白そう。あぁぁ、またポチってしまいそうw

  • 来年、どのように競合案件に対応するかをちょっと考えた時、やはり、原点は孫子にあるのではないかと。現代でも、ビジネスでも、通用するのだと改めて思った。「戦う前から敗北が決定しているケース」として、1.10倍の敵兵と戦わせる場合、2.軍吏(監視役)が弱腰で兵を管理できていない。3.軍吏が強すぎる場合、士気があがらない。4.将軍と軍吏が対立している場合。5.将軍が弱腰で威厳がなく、方針が不明瞭で組織が混乱6.将軍が敵情を把握していない場合、と説く。本年、こんな案件もあったのではないかと。カット割りはワンパターンで、コミックとしたはどうかなと思う部分もあるが、フォーマットをくずさないところも兵法なのかと、妙な納得。

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著者プロフィール

11月2日生まれ。漫画家。臨済宗の禅寺を実家として育った経験を活かして、2007年、『坊主DAYS』(新書館)でデビュー。また、中国留学経験があり、中国の文化や風物、三国志の武将などに精通していることで知られる。代表作『孔明のヨメ。』(芳文社)をはじめ、『中国トツゲキ見聞録』(新書館)、『杜康潤のトコトコ三国志紀行』(スクウェア・エニックス)、『江河の如く 孫子物語』(KADOKAWA)でも、その広範な知識や興味をいかんなく発揮している。

「2018年 『梨花の下で 李白・杜甫物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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