- Amazon.co.jp ・電子書籍 (155ページ)
感想・レビュー・書評
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雇われの身として自分の価値はどれくらいなのか。
適正な給料をもらえているのか。
転職すべきなのか。また、適正な職場はあるのか。
といったことを自分で判断できたらいいですよね。
自分の人材としての価値の計り方、高め方を様々な事例とともに分かりやすく教えてくれる良書です。
疑問の持ち方は人それぞれでも、各々の疑問に何らかの答えやヒントを与えてくれます。
価値の評価については一口に数式で表され、概念的で「これさえわかれば自分を正確に評価できる!」となるまでは思考訓練が必要だとは思います。
しかし、その評価の概念を念頭に置いた上で必要だと考えられる、自分の価値を高めるための行動は納得させられるものでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・果たして、この本に書かれているこおを意識して仕事してきただろうか?
気づくのが遅かったが、それでも読んで気づくことができてよかった。
・以下のような文章が特に印象に残った。
-自分がいくらもらうとか、役職でなく、会社に尽くすでもなく、
いくら稼ぐ(もたらす)かが重要であり、自分を高める努力をし続ける必要がある。
-割引率とは信用=金利であり、低いことが望ましいこと。
確実に仕事をこなし、実績を積み上げることで(価値が)高まる。
-現在価値とか、割引率というものがこれまでいまいち理解できていなかったが、
この本を読み進める中でよく理解できた。
-何をすれば明日の自分は今日の自分より価値が上がるか、
飛行機のように高く飛ぶには離陸時の力が必要。
-そして、リスクを取らないと飛躍することもない、大きなチャンスはめぐってこない。
-取れるリスクは予想されるリスクを許容できるかどうか。
-社会人にとっての勉強は「一言でいうと」どう説明できるか。