私はいくら? [Kindle]

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  • サンマーク出版
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感想・レビュー・書評

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  • 雇われの身として自分の価値はどれくらいなのか。
    適正な給料をもらえているのか。
    転職すべきなのか。また、適正な職場はあるのか。

    といったことを自分で判断できたらいいですよね。

    自分の人材としての価値の計り方、高め方を様々な事例とともに分かりやすく教えてくれる良書です。

    疑問の持ち方は人それぞれでも、各々の疑問に何らかの答えやヒントを与えてくれます。

    価値の評価については一口に数式で表され、概念的で「これさえわかれば自分を正確に評価できる!」となるまでは思考訓練が必要だとは思います。

    しかし、その評価の概念を念頭に置いた上で必要だと考えられる、自分の価値を高めるための行動は納得させられるものでした。

  • ・果たして、この本に書かれているこおを意識して仕事してきただろうか?
     気づくのが遅かったが、それでも読んで気づくことができてよかった。
    ・以下のような文章が特に印象に残った。
     -自分がいくらもらうとか、役職でなく、会社に尽くすでもなく、
      いくら稼ぐ(もたらす)かが重要であり、自分を高める努力をし続ける必要がある。
     -割引率とは信用=金利であり、低いことが望ましいこと。
      確実に仕事をこなし、実績を積み上げることで(価値が)高まる。
     -現在価値とか、割引率というものがこれまでいまいち理解できていなかったが、
      この本を読み進める中でよく理解できた。
     -何をすれば明日の自分は今日の自分より価値が上がるか、
      飛行機のように高く飛ぶには離陸時の力が必要。
     -そして、リスクを取らないと飛躍することもない、大きなチャンスはめぐってこない。
     -取れるリスクは予想されるリスクを許容できるかどうか。
     -社会人にとっての勉強は「一言でいうと」どう説明できるか。

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著者プロフィール

プルータス・コンサルティング代表取締役1984年京都大学経済学部を卒業、富士銀行(現・みずほ銀行)に入行。1989年JPモルガン・チェース銀行入行。ユーロマネー誌によるアンケートにて3度、最優秀デリバティブセールスに選ばれた。ゴールドマンサックス証券を経て、2004年に企業価値や株式価値の評価を手がけるプルータス・コンサルティングを設立、代表取締役に就任。毎年300件以上の企業価値評価を実施する。旧カネボウ株式買取価格決定請求における株式価値鑑定、ソフトバンクによるイー・アクセスの完全子会社化の際の株式交換比率の算定など、世間の注目を集めたMBOやM&Aのアドバイザリーも務めている。2005年よりグロービス経営大学院にてファイナンスの講師を勤めるほか、ソフトバンクアカデミア等でファイナンスの講義を担当している。

「2014年 『お金はサルを進化させたか 良き人生のための日常経済学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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