知的生産の技術 (岩波新書) [Kindle]

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  • ここでいう「知的生産」とは、人間が頭を働かせての知的活動により、なにか新しい情報を人にわかる形で提出するということ。
    情報というのは知恵、思想、考え、報道、叙述など。
    …ということで、勉強の仕方、研究の仕方を「技術」としてまとめたもの。
    研究者たちはそれぞれこの技術を持っているけれど、というに人から教わったり、人に教えたりするものではなかったので、その方法は他人に伝わりづらい。
    だが仕事や勉強をするに当たりやはりこの「技術」を使う事が大事である。

    【ノートやカードに書く、見出しごとにまとめる】
    小さな発見、かすかなひらめき全てを文字にしておく。これにより日々の新たな発見が顕になる。
    また人間はすぐに忘れるので、実は同じことをなんどもひらめいたりしているのだがそれも忘れている。だが書いておけば忘れても良いので重複を省ける。
    ✔これは今ではスマホの各種機能や録音設定でできますね。
    ✔「忘れる前提で書く。書くということは忘れても良いということ」というのは、私にとってブクログの読書記録がそんな感じ。本によっては1時間後には忘れいてる。だから書く。…でもあくまでも私の目線で書くので、要点と全然違ってるかもしれないんだが。
    【思想的暗算】
    頭の中に原稿用紙を作り字を埋めるなど。著者は、論理の組み立て方などはこのほうがうまくいくということ。しかし忘れてしまうのでやはり書いておくことも大事。
    【整理と整頓】
    私は片付けが本当に苦手!!(他の家事も苦手だが(-_-;))
    自分なりに一生懸命片付けるのだが、どこに何があるかわからなくなる。「出したところに戻す」が面倒くさいんだよ…○| ̄|_
    この本で紹介されているのはファイルボックスに紙を収納する方法です。今の私だと仕事の書類の保管、メールボックスやPCに保存している資料のフォルダーの付け方などに応用させたい。
    ✔整頓:形式の秩序が整っている。片付いている。
    ✔整理:機能の秩序が整っている。見た目ではなく、必要なものが必要な時に取り出せる用になっている。
     ・置き場所を決める。
     ・法則、体系に乗っ取る。
     ・積んではいけない。横じゃなくて縦!
     ・人間が人間らしい状態でいるためには「いらつき」を減らして「秩序と静けさ」を欲する。整理や事務システムを整えるのは、時間短縮ではなく精神の秩序と安静のためだ(…という心構えでいれば、私も整理に前向きになれるだろうか)
    【読書】
    ✔読むことと食べることの共通性が認められる。精神の健康を保つため、読書法とは栄養学のようなもの。
    ✔読書において「技術」と「鑑賞」は別。(←私にとって読書は「鑑賞」…。)
    ✔「読んだ」と「見た」は違う。(←○| ̄|_ )
    ✔1冊読んだら、読んだという記録をつける。本に日付を書き込むのでも良い。(←これはブクログでやってますよね/^^)
    ✔本に印をつける。著者は鉛筆で傍線を引くという方法を取っている。読み終わったら、しばらくおいてから、ノートをつける。傍線のところをもう一度読みノートに書くことにより理解が深まったり、新たな発見があったりする。これは同じ本を二度読むということにも等しい。(←私は、本に付箋を貼りまくり、読み終わったら書き写したりまとめたりしてブクログに登録。たしかに「なぜここに付箋を貼ったんだっけ??」などということも多々有り(-_-;))
    ✔つんどくとは「読まずに積む」のではなく、「一度読んでから積んでおく」(←( ゚д゚) 
    ”読まずに”、”横に”積んでいる皆さんは、私と一緒に反省しましょう/*_*;)
    そして上に書いた「読んだ後、目の前に積んでおき、しばらくして傍線のところをノートに付ける」に繋がります。積んで置く期間をおくことにより、冷静に能率的な二度目の読み方、いや、積んでいる(冷静になる期間をおいている)時間を合わせれば三度読んだことになる。
    …しかしこの頃から「つんどく」って言葉あったんですね。
    ✔著者が本で傍線を引くのは「大事なところ」「面白いところ」になる。
    「大事なところ」とは著者の考えが現れていたり、その本を理解する上で鍵になる、その本の著者にとって大事なところ。
    それに対して「面白いところ」とは、読者に取って面白いところ。著者の思いがけないような箇所が心に残ったりする。
    人は「著者が言いたかった文脈を読む」ことと、「読者固有の文脈で読む」という二重の読書をしている。
    …そして「知的生産の技術」としては、読書ノートに記すのは「面白いところ」になる。これは自分自身のひらめき。読書において大事なのは、著者の思想を理解するとともに、自分の思想を開発して育成するということ。
    【書く】
    ✔欧米の手紙には雛型というものがあるが日本の手紙にはない。(拝啓○○の候〜くらい)
    そして日本語は年代を経て著しく変化する。
    それは日本語には、正しい書き方である「正字法(正書法)」がない、という、文明語でも珍しい特徴を持つ言語だからだ!(←そういえばそうなの?!)
    ✔この後著者は、明治以降「日本語を全部ローマ字にしよう」「カタカナにしよう」「ひらがなにしよう」という運動が行われたことを書き、自分も色々試したとしています。例えば石川啄木はローマ字で日記をつけたと言うけれど、ローマ字は表音文字だから耳でわかる言葉を使うようにして、そのために日本語の訓練になったりするらしい。(←でもやっぱり、ひらかが、カタカナ、漢字が混じっていないとすぐに読みづらいし意味も通じにくいので、全部ローマ字運動とかは衰退して良かったです…)
    ✔手紙や日記は「文芸」ではない。名文を書くのではなく形式を決めよう。
    技術や形式をなくして意味のある物を掛けるほど「自分」は偉くない。
    ✔日記というと内省的な文芸作品を作るように感じてしまうが、結局は時間がたち、すでに他人となった自分との文通のようなもの。
    ✔記録としての日記は平安時代から有り、史料価値もかなり高い。日記を書くことは業務方向を書くのと同じように技術がいる。日記が文学的である必要はない。
    ✔文章を書くには、今の主題に関係あることをカードにとにかく書いてゆく。頭の中をさらけ出したら、その紙同士で論理的に繋がりのあるものを一緒にする。それらに見出しをつける。見出しを見ながら文章全体の構成を考える。こうして文章構成と内容をかためてゆく。(←パソコンやスマホのあるいまでは、書いて書いて書いて、切り貼りして構成を決めてゆく事ができますね)

    • 淳水堂さん
      kuma0504さんこんにちは!
      高校生で読んで実際にやったのすごいです!
      まだネット環境な全くない頃の話ですが、
      ネットでの整理整頓...
      kuma0504さんこんにちは!
      高校生で読んで実際にやったのすごいです!
      まだネット環境な全くない頃の話ですが、
      ネットでの整理整頓にも置き換えて考えられるので、
      時代は古くなったけど、中身や気持ちはまだまだ使えそうです。
      最近は部屋を片付けたら幸運が訪れる、というような本がありますが、
      整理整頓が心の安定のためとすれば、
      このような心の持ち方は大切ですね。
      2020/08/21
    • hei5さん
      電子書籍>★5つ>安上がりで淳水堂さんの本棚を検索して、
      興味を覚えたので、ぼちぼち読ませていただきます。

      ふと思ったのですが、「取材」と...
      電子書籍>★5つ>安上がりで淳水堂さんの本棚を検索して、
      興味を覚えたので、ぼちぼち読ませていただきます。

      ふと思ったのですが、「取材」とか「実地観察」はないのですね〜
      2024/02/15
    • 淳水堂さん
      hei5さん
      いつもお目に留めていただきありがとうございます(`・ω・´)ゞ
      こちらは刊行が古いので、ネットでの管理は全く書かれていませ...
      hei5さん
      いつもお目に留めていただきありがとうございます(`・ω・´)ゞ
      こちらは刊行が古いので、ネットでの管理は全く書かれていませんが、考え方の参考にはなりました。

      あくまでも著者個人の体験を通してなので、取材とか、他の人にやってもらったりは無かったはずです。
      2024/02/16
  • 執筆を始めとする何らかの情報を生産するための基礎的なテクニックについて書いた本。この方式でやれ、というより、著者の試行錯誤の結果を紹介するという形。1969年に出た本なので内容に時代を感じることもある一方で、現代にも通じる話がある。

    著者は記録と再利用性を重視した結果、B6サイズのカードに記録する方式を採用している。現代においてもこの方式が最適かは分からないが、その背後にある精神は変わらないと思う。つまり、可能な限り細かく記録を取り、それをいかに再利用するか、ということだ。著者は記憶を信頼していないため、カードに書き込む時は必ず「単語」ではなく「文章」を書いている。『カッコウはコンピュータに卵を産む』の「文章のないところに現象はない」というフレーズに通じるものがある。

    著者は手書きを好まず、なるべくタイプライターで文章を書きたいと考えている。知り合いに出す手紙も全てタイプライターを使うのだが、そこで悩みのタネとなるのがどの文字を使うかだ。最初はアルファベットのタイプライターなので、全てローマ字で書き、相手からは読みにくいと不評を買う。次は全てカタカナ、その次は全てひらがなのタイプライターを使う。しかしカタカナとひらがなの両方を使いたいし、たまにはアルファベットも使いたい。そこで頭を悩ませるのである。このタイプライターから始まる執筆関係の内容を読んでいると、「PCを使えば全て解決だな」と思ってしまう。技術の発達は素晴らしい。

  • 手帳
    書く内容は発見、自分の着想。
    見出し+肉付けの形で文章で書く。
    ページ上欄に内容を書く。(2P以上になる時は:何々(続き)と書く)
    1冊終了するごとに索引を作る。

    ノート
    右に内容を書き、左に右頁の要約・参考事項を書く。

    百科全書
    原文、結果、考察、思いつきを書く。

    情報収集カード(これは習慣にしたい)
    文章、日付、連番(3/8)は書く。
    ページ上欄に内容の一行サマリーを書く。
    1ページにつき、書く内容は1つ。
    創造の装置として使えるように、組換え可能にする。
    分類は適当でOK!  ※未整理があっても良い。


    始めから終わりまで一気に読む。
    読書カードに著者名・書名・発行年月・出版社・ページ数・読了日を書く。年末に確認する。
    抜書きは読み終わってから。
    読書ノートに内容の要約、感想、上欄に一行サマリーを書く。
    引用目安は3~30か所。 読む→積む→書く(すぐには書かない)

    手紙
    はじめの挨拶+要件切出し+要件中心部分+締め括りのひな型を作っておくと便利。
    署名・年月日は書く。

    日記
    毎日の経験を報告する。
    経験した出来事は客観的に書く。
    2段構えにする。
    内容+事件+経験のあらすじを書く。
    詳しい記述の見出しとする。

    行動記録
    行程、所要時間、出来事を書く。

    文章
    考えを纏めてから書いていく。

    主題に関係ある事柄を単語・句・短文で書いていく
    →並べる
    →論理的にまとまりがある文章に直していく。
    ★情報カードを1ページ1つの内容にすることによって、ばらばらな素材を組み合わせられる。

    この本は「カード」のくだりが大変有名な本である。
    受験勉強の時にも和田先生が提示していたので活用していた。

  • 今日のように、読書術、文章術そして考える方法、つまり知的生産の技術の本が氾濫している時代はない。そのような本を読んで、自分なりの知的生産の技術を習得して、実践に活かそうと努力している。知的生産の技術の改良は、全くコツコツと積み重ねるしかない。
    読んだ本をどう整理して、その中心的なテーマをつかみ取るかと言うことについては、いろんな手法があり、随分と上手くなった気がする。現在では、iPadで、Good notes5を使うことで、検索や以前読んだことなどもすぐに調べることができる。Googleの外部検索よりも、自分のグッドノートを調べる方が、以前どう考えていたかを調べることができて、知識が積み重なっていく。調べてみると同じようなことをよく考えている。問題を問うことは、あまり変わらないのかもしれない。
    本書は、1969年に出された。学生の頃、読んだ。たぶん、この本から、私は日記をよく書くようになった。もともと、三日坊主的に日記は書いていたのだが、継続することに意味があると思うようになった。小学4年生の時に、田中聡子先生に書いた日記が誉められたことが、日記を書くようになったきっかけかもしれない。大学時代に書いた日記やノートはたくさんあったが、全て紛失した。
    手元にあるのは、1974年からの日記であり、その当時は手書きだったので、それをPDFにして、全てGood notes5に取り込んだ。それから、50年近くの日記が全て、取り込むことができた。少ない時もあるが、1年で1000ページを超える時もある。とにかく、苦しんでいる。苦しむことが好きなようだ。そして、全く整理できていないことを知った。過去を辿りながら、今の自分を見つめ直している。本書の「発見の手帳」は、実に面白い。ダヴィンチの日記を見て、著者は自分の日記をつける。それが発見となるのだ。新しいこと、好奇心の対象になったことなどを見つめる。日記とは、自分と言う他人との文通でもあると言う。
    私は、本書を読んで、日記をつけることになるのだから、日記とは伝染病のようなものでもある。
    ノートから、カード、切り抜きと言う中で、ファイリングの方法など、昔は随分苦労したのだと思う。結局は、分類できないモヤモヤしたものがあるからだ。それは、野口悠紀雄の『超整理法』によって、時系列でまとめていくと言う手法が、一番理にかなっていた。
    手書きの日記、そして、ワープロ、さらにブログと変化していき、ブログに書けないことを日記に書いていた。それが、iPadで楽となった。
    読む技術については、著者の読書術は、学者らしい。「読んだ」と「見た」と区別して、2度読み、を強調している。二重読みとして「大事なところ」「おもしろいところ」をわけて読む。まぁ。私は、ブックレビューを書く習慣をつけているので、読みおわって、もう一度振り返って読む。重要なこと、気に入ったこと、新しい発見、知らない言葉などを調べて整理して、アウトプットしている。その習慣を身につけたことは、重要だと思っている。
    ただし、著者の言う「創造的読書」ということにはまだまだ至らない。引用が多いのは、恥ずかしいことだという。自分で新たに考えていないからだと言っているのも面白い。日本人は、物を大切にするのが、情報を大切にしないということから、本書は始まっている。文章は俳句のようにかけと言う著者の指摘は大切だ。文章を削ぎ落とす訓練ができていない。私は、長めに書いた方が、よくできたと褒める傾向にある。
    「学校は教えすぎだ」と言いながら、本を読むことを教えなかったなどと言うのも、やはり「教えたい病」にかかっているのだろう。50年ぶりに読み返してみて実に新鮮だった。最近の知的生産に関する本はある意味では、この本を基礎にして進んでいたと認識した。時間が過ぎても、光り輝くところがあるのは、さすがである。

  • - 「Take Notes!」の紹介するツェッテルカステンと梅棹のカード法は精神が共通していると感じる。
    - 知的生産の技術に王道はない。安直なものはない。一番大事なことは、それについて考え、実行すること。不断の自己変革・自己訓練が求められる。
    - 「発見」をメモする。面白いと感じたことやアイデアを記録する。
    - メモは忘れるために書くのだから、他人である未来の自分が分かるようにちゃんとした文章で書かねばならない。
    - メモを使うと、自分の限界・浅慮が晒される。その恐怖に打ち克て!
    - ノートは継続して初めて効果が出る。習慣になるまで自分の訓練が必要だ。
    - 整理整頓の違い。整理は機能の秩序、整頓は形式のみの秩序。整理を実現するには①覚えておけるように体系的に保管場所を決める、②保管するときは必要なときに取り出せるように保管する。
    - 人間らしく苛つかず心の平穏を手に入れるために整理するのだ。
    - 読書するときは大事な箇所・面白い箇所に線を引きながら読めばいいが、何を記録するかといえば後者だ。読書は著者の考えを正しく理解した上で、自分の思想を育てるために行うからだ。
    - 日記は魂の記録でなくて良い。記憶する努力をせず、記録する努力をする。
    - 筆が進まないときは考えがまとまっていないときだ。そういうときは、思いつくままに書き出してみて、並び替えたりしながら考えをまとめていくのがよい。→アウトラインの考え方にも似ている。

  • しかし、いろいろしらべてみると、みんなひじょうに個性的とおもっているけれど、精神の奥の院でおこなわれている儀式は、あんがいおなじようなものがおおいのである。おなじようなくふうをして、おなじような失敗をしている

    意識的なので、本書はかなりの分量に平仮名が使われています。個人差があるとは思いながらも、少し読むのに力が入りました。漢字を多用してくれた方が、一度見ただけでその意味を把握できる点、言葉の境界がわかりやすい点、で良いのかと思いました。

    これも漢字仮名交じり文化にたくさん触れてきた慣れかもしれません。初めから平仮名オンパレードで生活していたら、このような文体であったとしても、抵抗なく読めたと思います。いっそのこと漢字がなければ、それはそれで種々の変換が不要になるので、楽だったかもしれません。

  • ノートの取り方とか考えのまとめ方を知りたくて読み始めた。自分は毎日色々考えて全部忘れるから。
    スマホもPCもない時代で全部紙だから、転用できない部分もあるけど、メモはあとで利用できなければならないからタイトルをつけるとか索引をつけるとか役立てられそう。
    日本語をタイプライターで書くためにひらがな化やカタカナ化の運動がガチで行われていた同時代の文章、めちゃ面白い。そういう未来もあったかもしれない分かれ道を感じる。

  • 将来に役立てるため、いかに情報を整理してストックしていくか。
    パソコンやスマホがないのはもちろん、タイプライター、京大式情報カード、ローマ字表記を広めようとしていた時代背景、毛筆は減ったが万年筆の話、履歴書は丁寧に手書き…といった時代背景が面白い。
    さて、今の自分にはデジタルな素材をどう集め、どうストックし、どう活用しやすくして、アウトプットしていくのか、まだまだ模索が必要。

  • PCがなかった時代にいかにして工夫をして能率を上げていたかという頁、おもしろかった。ローマ字で日本語を書いたり、ひらがなタイプライターを使ったり。
    石川啄木のローマ字日記は有名だが、ローマ字書き以降、啄木の文章は良くなっているという。おもしろい効果だ。

    そうした時代遅れの話ばかりではなく、全体的には原理原則を書いているので今も内容が古びることなく、参考になった。Kindleでかなり線を引きながら読んだ。

  • 古い年代にネットワーク型のノートを運用する凄さを感じる。生産するという意識が今まで弱かったことに気づいた

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著者プロフィール

1920年、京都府生まれ。民族学、比較文明学。理学博士。京都大学人文科学研究所教授を経て、国立民族学博物館の初代館長に。文化勲章受章。『文明の生態史観』『情報の文明学』『知的生産の技術』など著書多数。

「2023年 『ゴビ砂漠探検記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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