飴菓子(1) (ITANコミックス) [Kindle]

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  • 講談社
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感想・レビュー・書評

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  • 全4巻、読了。

    古狼の男にはいっさいの食べ物を受け付けなくなる時期がきます。飢餓期がきたら、古狼の谷におりて“飴菓子”を探します。飴菓子のエサは狼の血。飴菓子に血を与え、他の狼に奪われないよう飴菓子を守ります。飴菓子には毒がありすぐには食べられません。1年後、毒の抜けた飴菓子を食べると飢餓期が終わります。

    飴菓子は植物ですが、少女の形をしていて、喋って動きます。1年ともにし情が芽生え、育てた飴菓子を食べることができずに死んでしまう狼もいます。飴菓子は食べ頃が終わるととけてしまうのに。

    『飴菓子』は、ある古狼の少年の飢餓期から始まります。
    メインはそれから10年後。

    谷にしかないとされていた飴菓子が人口栽培されるようになり、その姿から氷漬けにして観賞用、毒を持つことから薬として取引されるようになった時代。
    青年となった少年・糸巻が主人公のお話です。(主人公は2人かな?)

    以下、4巻読んで。



    糸巻はある日、谷からムリヤリ連れてこられた天然物の飴菓子“みどり”と出会います。みどりは糸巻の助手として働く?ように。強くて明るくて、いい子で…。でも飴菓子ということは…。
    見つけてくれたオオカミさんはいなくなってしまったけど、大切な相手を得て、飴菓子として生き、全うしたからハッピーエンド。だと思うんですけど、やっぱり別れは悲しかったです。

  •  タダ読み( ´ ▽ ` )ノ

     てっきり駄菓子屋さんか飴職人のお話かと思ってたら、ぜんぜん違った(>_<)
     甘い味のする小人少女を一年育てた後それを食っちゃうという習性を持つ人狼族を描く、ゴリッゴリのファンタジー( ´ ▽ ` )ノ
     いかにも少女マンガっぽい設定・キャラ・絵柄で、こういうのかなり苦手にしてるんだけど、意外にスラスラ読めてそこそこ面白かった( ´ ▽ ` )ノ
     でも、続きはもういいや( ´ ▽ ` )ノ
     お菓子屋さんの話のほうがよかった( ´ ▽ ` )ノ
    2021/03/09
    #1806

  • 2018/03/11入手・03/24読了。

    1年も一緒に健気な女の子と一緒にいたら好きになっちゃうよな・・・。

  • 線がとても細く、70年代の少女漫画のように繊細。しかし、設定は流行の海外ドラマのようでもある。ワーウルフで、バンパイヤ要素があり、近未来SFのような設定。詰め込み過ぎとは思わないが、あまりに特殊で反応が上手くできない笑。特に恋愛要素は風刺なんじゃないかと勘繰るほど…2巻でわかるかな…ITAN最強伝説がまた築かれる

  • すぐに買うという宣言をしたのでその場でまとめ買いである。
    半分までは分冊版で読んだ。
    そこで一段落ついちゃったのでこの先どうなるのかと思ったら、一気に展開が変わる。
    飴菓子の養殖?
    どうやら数年経っているようだが。
    コレはアレか?
    あの時集めていた飴菓子の種か?
    それがこういうことになったのか?
    一体何があったのか?
    そして糸巻きは何をしているのか?
    なんだかこの先を読むのが怖いような楽しみのような。
    しかしどうもこの感じ。
    ハッピーエンドの感じがしない。
    どうにも不安である。
    一気に読んでしまいそうだ。

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