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感想・レビュー・書評
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2020年8月②
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マルイ創業者としての青井忠治氏の考えを知るには良書だと思う。読んで損はないと思う。
(以下は完全なる私見、たわごと)
ただ、この本で語られる月賦屋を前身としたマルイと、今のマルイは同じマルイと考えるべきだろうか?
という疑問がある。
月賦屋としての本筋は分かる。
確かにマルイはクレジットによる消費を牽引してきた。そしてこの本で語られるのも、小売りにおける月賦とは何かを考え抜き、月賦の悪いイメージを払拭し、消費者に利益を与えるクレジット販売を確立した青井忠治氏の伝記である。
この本筋でいくとマルイはもっと高級路線、そして高齢者もターゲットにしないとおかしいのではないか?今のマルイは若者に迎合しすぎていないか?
という疑問が沸く。
その背景には、昔に比べると消費財がものすごく安くなったことも原因としてあるのだろうが。
そこにクレジットと小売の将来を考えるヒントがあるのかもね。
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